秋華賞への重要なステップレース、ローズステークス2025。
今回は、同コースの阪神芝1800m外回りコースの過去10年(2011年~2023年)のデータを徹底的に分析し、馬券攻略のヒントを探ります。
人気、馬番、馬体重、脚質、さらには血統や生産者といった多角的な視点から、ロースS2025の傾向を読み解いていきましょう。
ローズステークス2025過去10年
人気別データ:人気馬の信頼度と穴馬の可能性
まずは人気別の成績を見ていきましょう。
このデータから、1番人気の勝率が50.0%、連対率・複勝率が70.0%と非常に高い信頼度を誇っていることがわかります。
逆に、4番人気は過去10年で1度も馬券に絡んでいません。
中穴~大穴では、7番人気が勝率20.0%と奮闘しており、伏兵の一発には警戒が必要です。
馬番別データ:内枠・外枠の傾向は?
馬番別のデータを見ると、勝率・連対率・複勝率で特定の傾向は見られず、内枠・外枠の有利不利はあまりないようです。
特定の馬番に固執するよりも、他の要素を重視した方が良いでしょう。
馬体重別データ:400kg台の馬が中心
馬体重別では、440~459kgの馬が5勝を挙げており、最も多くの勝ち馬を輩出しています。
また、460~479kgの馬も連対率・複勝率が高く、このあたりの馬体重が中心となりそうです。
逆に480kg以上の馬は苦戦傾向にあります。
脚質別データ:先行・中団が有利
このコースは直線が長く、脚質はバラけていますが、データからは「先行」と「中団」の馬が勝利の多くを占めていることが分かります。
「後方」の馬も連対率・複勝率がそれなりに高く、差し・追込が決まりやすい傾向にあるようです。
血統データ:ディープインパクト産駒が中心
血統面では、ディープインパクト産駒が圧倒的な成績を残しています。
勝率15.8%、複勝率34.2%は非常に優秀な数字です。
母父馬ではサンデーサイレンス系が活躍しており、ディープインパクト産駒の好走傾向と合わせて注目すべきポイントです。
◆種牡馬別集計
◆母父馬別集計
ニックス別データ:特定の配合に注目
血統をさらに深掘りすると、特定のニックス(相性の良い血統の組み合わせ)が好成績を残していることがわかります。
特に、「サンデーサイレンス系 × サドラーズウェルズ系」は勝率37.5%と非常に高い数値を記録しています。
生産者別データ:ノーザンファームが圧倒
生産者別では、ノーザンファーム生産馬が過去10年で5勝を挙げており、連対率・複勝率でも圧倒的な強さを見せています。
社台ファームも複勝率は高いものの、勝利数ではノーザンファームが抜きん出ていることが分かります。
まとめ:ローズステークス2025を制する馬の傾向
今回分析したデータから、ローズS2025で好走する馬には以下の傾向があることがわかります。
- 1番人気の信頼度は非常に高い
- 馬体重は440kg~479kgの範囲が好成績
- 脚質は先行・中団から差す馬が有利
- サンデーサイレンス系は要チェック
- 特定のニックス(血統配合)を持つ馬に注目
- ノーザンファーム生産馬は馬券から外せない
これらの傾向を踏まえることで、ローズステークス2025をより深く楽しむことができるでしょう。
あなたのローズS2025予想にぜひお役立てください。
【データ出典】当ブログのデータは、TARGET(競馬)を使用しJRA公式競馬データを分析しています。
参考リンク:
JRA公式サイト(日本中央競馬会)
―過去のレース結果や競馬場情報を確認できます。