2歳中距離路線の重要レース、第12回ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス2025が今年もやってきます。
このレースは、クラシックを見据える素質馬たちが集う注目の戦い。
今回は、京都芝2000m(同コース)で行われた過去10年間の詳細なデータを徹底的に分析し、2025年の傾向と攻略ポイントを探ります。
人気別、前走、血統など、あらゆる角度から見たデータ傾向を基に、京都2歳S2025予想・馬券のヒントを掴みましょう!
🥇 京都2歳ステークス2025人気別データ(過去10年)は信頼度抜群!
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 6- 2- 1- 1/10 | 60.0% | 80.0% | 90.0% |
| 2番人気 | 1- 2- 1- 6/10 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
| 3番人気 | 2- 1- 2- 5/10 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
| 4番人気 | 0- 1- 2- 7/10 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
| 5番人気 | 0- 2- 2- 6/10 | 0.0% | 20.0% | 40.0% |
| 6番人気 | 1- 0- 1- 8/10 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
過去10年の人気別傾向を見ると、1番人気の信頼度が非常に高いのが最大の特徴です。
勝率60.0%、連対率80.0%、複勝率90.0%と、馬券圏内を外すことがほとんどありません。
勝ち馬は10頭中9頭が5番人気以内から出ており、全体的に上位人気で決着する堅めの傾向が見られます。
特に9番人気以下の好走例は極めて少なく、大波乱は期待薄と言って良いでしょう。
🔢 京都2歳ステークス2025馬番別データ:内・中目の枠に注目
| 馬番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番 | 2- 1- 1- 6/10 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
| 2番 | 0- 1- 1- 8/10 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
| 3番 | 1- 1- 2- 6/10 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
| 4番 | 1- 2- 1- 6/10 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
| 5番 | 1- 0- 2- 7/10 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
| 6番 | 2- 3- 0- 5/10 | 20.0% | 50.0% | 50.0% |
| 7番 | 0- 0- 1- 9/10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
| 8番 | 2- 0- 0- 8/10 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
| 9番 | 1- 1- 0- 6/ 8 | 12.5% | 25.0% | 25.0% |
| 10番 | 0- 1- 1- 2/ 4 | 0.0% | 25.0% | 50.0% |
| 11番 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 12番 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 13番 | 0- 0- 1- 0/ 1 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
| 14番 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
馬番別では、特に6番が連対率50.0%、複勝率50.0%と非常に高く、最多タイの2勝を挙げる好成績を収めています。
内枠の**1番(2勝)**と、中枠の**8番(2勝)**も好成績を残しており、特定の枠に偏りなく勝ち馬が出ています。
全体的に、**1~6番および8番**が勝率・連対率が高く、比較的内目・中目の枠が有利な傾向が見られます。
多頭数時の10番より外の枠は、サンプル数が少ないものの、連対以上の好走例が少なく苦戦傾向です。
🚻 京都2歳ステークス2025性別別データ:牡・セン馬が圧倒的優勢
| 性別 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 牡・セン馬 | 10- 9-10-59/88 | 11.4% | 21.6% | 33.0% |
| 牝馬 | 0- 1- 0- 9/10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
過去10年の結果から、このレースは牡・セン馬が圧倒的に優勢であることが分かります。
勝ち馬はすべて牡・セン馬で、連対数・複勝数も牡・セン馬がほとんどを占めています。一方、牝馬は連対率・複勝率が10.0%と苦戦しており、複勝圏内に入ったのはわずか1頭のみで、牝馬には厳しい傾向が見られます。
📝 京都2歳ステークス2025前走データ:好走パターンは距離と着順にあり
前走距離別:1800m・2000m組が中心
| 前走平地距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1600m | 0- 1- 0-17/18 | 0.0% | 5.6% | 5.6% |
| 1800m | 5- 5- 3-25/38 | 13.2% | 26.3% | 34.2% |
| 2000m | 5- 4- 7-25/41 | 12.2% | 22.0% | 39.0% |
前走1800m組と2000m組で勝ち馬を独占しており、連対馬・複勝馬もこの2つの距離が中心です。
特に前走2000m組は複勝率39.0%と最も高い安定感を見せています。
前走1600m(マイル)組は出走数が多いものの、勝率0.0%と**苦戦傾向**。
この2000m戦においては、同距離(2000m)〜準同距離(1800m)からの参戦が成功パターンと言えます。
前走着順別:下級(新馬・未勝利)勝ち組の勢いに注目
| 前確定着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 同級1着 | 2- 2- 1- 3/ 8 | 25.0% | 50.0% | 62.5% |
| 下級1着 | 6- 3- 8-33/50 | 12.0% | 18.0% | 34.0% |
| 下級2着 | 1- 0- 1- 1/ 3 | 33.3% | 33.3% | 66.7% |
**前走「下級1着」馬**(新馬・未勝利などからクラスを上げてきた馬)が6勝と最多勝を挙げており、勢いのある馬が結果を残しています。
前走で**「同級1着」**だった馬も、勝率25.0%、複勝率62.5%と**非常に高い信頼度**を示しています。
前走で上位入線(特に1着)している馬が中心となる堅い傾向がここからも読み取れます。
前走着差別:僅差で勝利・敗退の馬が巻き返す
| 前走着差 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 勝0.6~0.9 | 1- 2- 1- 0/ 4 | 25.0% | 75.0% | 100.0% |
| 勝0.0 (ハナ差勝) | 4- 0- 4-11/19 | 21.1% | 21.1% | 42.1% |
| 負0.1~0.2 | 2- 1- 1- 4/ 8 | 25.0% | 37.5% | 50.0% |
前走で**0.6秒~0.9秒差をつけて勝利**した馬は複勝率100.0%と非常に信頼できます。また、**ハナ差(勝0.0)勝利**の馬も勝率21.1%と好成績です。
敗戦組では、前走**「負0.1~0.2秒差」の僅差負け**であれば、勝率25.0%と**高い巻き返し率**を示しています。
全体として、前走で大差なく好走(勝利、または0.2秒差以内の負け)している馬が馬券の中心です。
👣 京都2歳ステークス2025前走脚質データ:先行と上がり最速の結合
| 前走脚質/3F順位 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 平地・先行 | 6- 3- 5-32/46 | 13.0% | 19.6% | 30.4% |
| 平地・中団 | 2- 3- 2-12/19 | 10.5% | 26.3% | 36.8% |
| 3F 1位 | 7- 6- 4-18/35 | 20.0% | 37.1% | 48.6% |
| 3F 2位 | 2- 0- 3-14/19 | 10.5% | 10.5% | 26.3% |
**前走「先行」馬**が6勝と最多を挙げており、軸として非常に有力です。
これは中距離戦において、ある程度の位置を取れるスピードが重要であることを示唆しています。
しかし、最も注目すべきは前走上がり最速(3F 1位)の馬で、7勝、複勝率48.6%と圧倒的な好成績を収めています。
このことから、**前走で先行しながら上がりも使える、総合力の高い馬**が最も狙いやすい傾向にあることが分かります。
⚖️ 京都2歳ステークス2025馬体重・斤量データ:馬体の成長と斤量増の評価
前走馬体重:480kg前後の馬体に注目
| 前走馬体重 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 440~459kg | 1- 2- 1-11/15 | 6.7% | 20.0% | 26.7% |
| 460~479kg | 3- 5- 4-23/35 | 8.6% | 22.9% | 34.3% |
| 480~499kg | 5- 2- 2-16/25 | 20.0% | 28.0% | 36.0% |
| 500~519kg | 1- 0- 2-10/13 | 7.7% | 7.7% | 23.1% |
前走斤量:今回斤量が増える馬が好調
| 前走斤量 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 増減無し | 7- 8- 8-56/79 | 8.9% | 19.0% | 29.1% |
| 今回増 (全体) | 3- 2- 2-12/19 | 15.8% | 26.3% | 36.8% |
| 今回1~1.5kg増 | 3- 2- 2-11/18 | 16.7% | 27.8% | 38.9% |
馬体重では、勝ち馬の半数以上を占める**前走馬体重480~499kgのゾーン**が最も好成績です(勝率20.0%)。
この時期の2歳馬として、**460kgから500kg前後の馬体**を持つ馬が有利な傾向にあります。
斤量データでは、前走で好成績を収めた結果、「今回斤量が増える馬」が勝率15.8%、複勝率36.8%と、好走率が最も高くなっています。
特に「今回1~1.5kg増」の馬は信頼度が高いです。
🧬 京都2歳ステークス2025血統データ:主流血統とスタミナ要素
種牡馬:ハーツクライ・ディープインパクトの系譜
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ハーツクライ | 3- 1- 2- 4/10 | 30.0% | 40.0% | 60.0% |
| ディープインパクト | 2- 1- 1- 3/ 7 | 28.6% | 42.9% | 57.1% |
| ハービンジャー | 1- 1- 1- 2/ 5 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
**ハーツクライ産駒**が最多の3勝、複勝率60.0%と非常に安定しています。
また、**ディープインパクト産駒**も連対率42.9%と高い好走率です。
このデータから、**サンデーサイレンス系**の中でも、京都2000mという舞台に適した**スタミナや持続力**に優れた血統を持つ種牡馬の産駒が、過去10年の傾向として有利であることが分かります。
母父:ディープインパクトが安定の複勝率
| 母父馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ディープインパクト | 0- 1- 2- 1/ 4 | 0.0% | 25.0% | 75.0% |
| フレンチデピュティ | 0- 1- 1- 1/ 3 | 0.0% | 33.3% | 66.7% |
母父馬では特定の系統に偏りが見られない中、**母父ディープインパクト**の馬は勝ちこそありませんが、**複勝率75.0%**と非常に安定して馬券に絡んでいます。
また、**母父フレンチデピュティ**の馬も複勝率66.7%と高く、母系に**スピードやパワー**を補給する血統が結果を残す傾向が見られます。
ニックス:ヴァイスリージェント系との配合が好成績
| ニックス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| サンデーサイレンス系 xヴァイスリージェント系 | 2- 0- 1- 2/ 5 | 40.0% | 40.0% | 60.0% |
| サンデーサイレンス系 xミスタープロスター系 | 1- 3- 2- 9/15 | 6.7% | 26.7% | 40.0% |
血統の組み合わせでは、**「サンデーサイレンス系 × ヴァイスリージェント系」**のニックスが勝率40.0%、複勝率60.0%と非常に優秀です。
また、**「サンデーサイレンス系 × ミスタープロスター系」**は勝ち切れないものの、最多の馬券絡み(連対・複勝)を出しており、安定感があります。
主流のサンデーサイレンス系種牡馬に非サンデー系の牝馬を組み合わせる形が成功パターンです。
🏭 京都2歳ステークス2025生産者データ:ノーザンファームの独壇場
| 生産者 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ノーザンファーム | 8- 3- 3-14/28 | 28.6% | 39.3% | 50.0% |
| グランド牧場 | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
生産者データでは、**ノーザンファーム生産馬が圧倒的な存在感**を示しています。
過去10年で**8勝**を挙げ、勝率28.6%、複勝率50.0%と非常に高い確率で馬券に絡んでいます。
軸馬選定の際には、この実績を無視することはできません。
特に人気上位馬であれば、ノーザンファーム生産馬を高く評価することが、このレースの**傾向を掴む上で非常に重要**です。
🎯 まとめ:京都2歳ステークス2025 過去10年の傾向と予想ポイント
これまでの京都2歳S2025 過去10年データ分析から導き出される、狙うべき馬のポイントは以下の通りです。
- 人気:堅実傾向。**1番人気**を信頼し、5番人気以内を馬券の軸とする。
- 性別・馬体:**牡・セン馬**が圧倒的優位。
前走馬体重は**480~499kg**のゾーンを重視。 - 前走距離:**1800mまたは2000m**から臨む馬が有利。
マイル(1600m)組は割引が必要。 - 前走内容:前走で**「下級1着」または「同級1着」**など、勝利勢いのある馬。特に**上がり最速(3F 1位)**をマークしている先行馬が理想的。
- ローテ・斤量:中1ヶ月以上の**フレッシュなローテ(5~25週)**。
前走好走により**今回斤量が増える馬**は評価アップ。 - 血統・生産:**ノーザンファーム**生産馬を最重要視。
種牡馬は**ハーツクライ、ディープインパクト**などスタミナ系サンデーサイレンス系に注目。
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【データ出典】当ブログのデータは、TARGET(競馬)を使用しJRA公式競馬データを分析しています。
参考リンク:
JRA公式サイト(日本中央競馬会)
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