秋のG1戦線へ向けた重要なトライアル、第79回セントライト記念2025のレース結果回顧をお届けします。
菊花賞への出走権をかけた熱い戦い、皆さんはどうご覧になりましたか?
天気に恵まれ、良馬場で行われた中山の芝2200m、そのレース展開を詳しく振り返っていきましょう!
1着は1番人気に指示された皐月賞馬ミュージアムマイルが格の違いをみせました。
朝日杯セントライト記念2025予想 レース結果
着 | 馬番 | 予 | 評 | 順 | 馬 名 | 人 | 騎手 | 性齢 | 斤量 | タイム | 決手 | 上3F | 3F順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | ▲ | B | 1 | ミュージアムマイル | 1 | 戸崎圭太 | 牡3 | 57 | 2.10.8 | 差し | 34.4 | 2 |
2 | 5 | ◯ | A | 7 | ヤマニンブークリエ | 8 | 横山典弘 | 牡3 | 57 | 2.10.9 | 差し | 34.4 | 2 |
3 | 8 | ◎ | A | 2 | レッドバンデ | 2 | 佐々木大 | 牡3 | 57 | 2.10.9 | 先行 | 34.7 | 5 |
4 | 2 | △ | C | 3 | ピックデムッシュ | 5 | ルメール | 牡3 | 57 | 2.11.0 | 追込 | 34.4 | 2 |
5 | 3 | × | C | 4 | サクラファレル | 6 | 藤岡佑介 | 牡3 | 57 | 2.11.4 | 先行 | 35.2 | 7 |
6 | 7 | C | 8 | ビーオンザカバー | 7 | 横山武史 | 牡3 | 57 | 2.11.4 | 後方 | 34.0 | 1 | |
7 | 4 | E | 11 | リギーロ | 9 | 三浦皇成 | 牡3 | 57 | 2.11.5 | 後方 | 34.7 | 5 | |
8 | 12 | D | 9 | フィーリウス | 10 | 丹内祐次 | 牡3 | 57 | 2.11.6 | 先行 | 35.6 | 10 | |
9 | 10 | D | 10 | ブルータス | 12 | 菅原明良 | 牡3 | 57 | 2.11.7 | 中団 | 35.3 | 8 | |
10 | 11 | E | 12 | エーオーキング | 11 | 木幡巧也 | 牡3 | 57 | 2.11.9 | 後方 | 35.3 | 8 | |
11 | 1 | ☆ | D | 6 | ジーティーアダマン | 4 | 岩田望来 | 牡3 | 57 | 2.12.1 | 逃げ | 36.2 | 11 |
12 | 9 | B | 5 | ファイアンクランツ | 3 | モレイラ | 牡3 | 57 | 2.12.6 | マクリ | 36.4 | 12 |
※予=予想、評=全頭診断ランク、順=順位表順位です。
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朝日杯セントライト記念2025予想 配当
券種 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
---|---|---|---|
単勝 | 6 | 260円 | 1番人気 |
複勝 | 6 | 130円 | 1番人気 |
5 | 420円 | 7番人気 | |
8 | 160円 | 2番人気 | |
枠連 | 5-5 | 3,100円 | 12番人気 |
馬連 | 5-6 | 3,480円 | 15番人気 |
ワイド | 5-6 | 1,060円 | 15番人気 |
6-8 | 300円 | 1番人気 | |
5-8 | 1,240円 | 18番人気 | |
馬単 | 6-5 | 5,140円 | 19番人気 |
3連複 | 5-6-8 | 3,280円 | 10番人気 |
3連単 | 6-5-8 | 19,770円 | 66番人気 |
※成績、配当は主催者発行のものと照合し確認してください。
朝日杯セントライト記念2025レース回顧
この日の中山競馬場は良馬場。
スタート直後、1番ジーティーアダマンがハナを奪い、向こう正面まではスローペースで流れる展開でした。
しかし、3〜4コーナーにかけてファイアンクランツが一気に差を詰めるマクリの動きを見せ厳しい流れに変わりました。
好位差しが決まった勝利!ミュージアムマイル
勝ったのは、1番人気の支持に応えた皐月賞馬ミュージアムマイル。
道中は中団後方でじっくりと脚を溜め、ラストの末脚勝負に備えました。
そして直線では外目に持ち出すと、上がり3ハロン34.4秒の鋭い切れ味で先行馬たちをまとめて差し切り、見事な勝利を飾りました。
厳しい流れの中、しっかりと脚を溜めることができた戸崎圭太騎手の判断が光りました。
流石G1馬という走りでした。
激しい2着争いを制したヤマニンブークリエ
2着には8番人気の◯ヤマニンブークリエが入り、3着のレッドバンデとハナ差の激しい接戦を演じました。
中団追走から直線では内に入り勝ち馬と同じ上がり34.4秒の脚を繰り出し、混戦の中から抜け出しました。
人気薄ながら、その末脚の破壊力を見せつけたレースでした。
横山典弘騎手のコース取りも嵌った感じです。
先行しながら粘り切ったレッドバンデ
3着に入った◎レッドバンデは、道中3番手と先行しながらも、上がり34.7秒と優秀なタイムで粘り込みました。
ペースが急激に速くなる展開で、先行馬が崩れする中、この馬のタフネスさとスタミナは特筆ものです。
菊花賞に向けて、非常に見どころのある走りだったと言えるでしょう。
その他
3番人気だったファイアンクランツは、スタート前のゲートの中でアクシデントがあり外枠発走でした。
レース前のテンションが高かったようですし、レースも中盤マクリ気味に上がっていたように、チグハグなレースで最下位となりました。
普通の状態で走れれば巻き負けしも可能だと思うので注意が必要そうです。
予想は、久しぶりに▲◯◎の3頭で決まり、8番人気も馬券に絡み良かった感じです。
菊花賞へ向けての展望
今回のセントライト記念は、前半スローペースからの急加速という、スタミナと瞬発力の両方が問われるレースでした。
上位3頭は、その厳しい展開を見事に克服し、菊花賞への出走権を手にしました。
ちなみに、勝ち馬ミュージアムマイルは、天皇賞秋へ向かうようです。
皐月賞馬ミュージアムマイル、ダービー馬クロワデュノール(凱旋門賞出走予定)不在で今年の菊花賞は混戦模様な雰囲気ですね。
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【データ出典】当ブログのデータは、TARGET(競馬)を使用しJRA公式競馬データを分析しています。
参考リンク:
JRA公式サイト(日本中央競馬会)
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