近年、地元日本馬が上位を占めることが多いジャパンカップではあるが、やっぱり国際G1競走であるな~と感じる。
 2007年JCを制したのは、5番人気アドマイヤムーン。馬主がダーレー・グループ傘下のダーレージャパンファーム(DJF)に変わってからの初勝利であった。

 

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 今年のJCウィークの始まりは、クールモアグループの所有馬ディラントーマス(2007年凱旋門賞馬)の“検疫アウト”というニュースに驚き、そして、ダーレー所有馬(馬主はDJF)であるアドマイヤムーンの勝利で終わるという、国際競馬を感じるジャパンカップであった。

※詳細な結果は画像を参照願います。

 最初に予想エントリーに書いた過去傾向のポイントを振り返ってみると…

= 過去傾向ポイント =

・1番人気の日本馬は全て馬券対象となっている。 ⇒◎
・“差し馬→先行馬”という組み合わせ ⇒△
・関西馬が優勢 ⇒◎
・4歳馬中心 ⇒◎
・日本馬は前走5着以内 ⇒△(アドマイヤムーン前走6着)
・サンデーサイレンス系が過去4年で連対中 ⇒○(母父サンデーサイレンス)
・瞬発力戦ラップ寄りの平坦戦ラップ(瞬発力と持続力が必要) ⇒×

 という事で、それなりに過去傾向どおりであった。

【2007年ジャパンカップのレースラップ】

  12.9-10.7-12.0-12.3-12.2-12.7-12.8-12.6-12.2-11.3-11.1-11.9

 ラップ分析で参考にしている岡村信将氏のラップギアの表記だと、「▼9 ▼2 △8」の瞬発力戦。(ラスト4ハロン間で0.5秒以上の加速があるレース)(ブログで書くことは連絡・了解頂いてます。)

 改装後の東京競馬場の過去4年では、平坦、消耗、瞬発力戦ラップとすべてあり、流れを読むのも難しかったのであるが、今年のJCは、チョウサンが逃げるという意外な展開ではじまり、終盤11秒台のラップに突入したのが残り3ハロン目からという、東京競馬場の中距離戦でありがちな“緩い流れの瞬発力戦”となった。
 レース結果からも、逃げたチョウサンが6着、上位馬は4角4番手以内という通過順位からも、前が有利なペースであったことがわかる。

 JCに限らず、流れは不確定要素ではあるが、東京の芝中距離戦は瞬発力戦ラップが基本であり、今後のJCも瞬発力戦適性が必要なレースだと思う。

◇1着アドマイヤムーン
 前走の天皇賞(秋)は不利があっての6着であり、国際G1という舞台での実績は最上位の存在であった。(2006年香港C:2着、2007年ドバイDF:1着など) また、瞬発力戦ラップでは、9戦6勝(着外はダービーの7着のみ)であり、瞬発力戦適性もトップクラスの馬であった。
 見た目よりも伸びる内で我慢して、瞬発力を活かしきった騎乗も良かったのであろう。
 これで引退という事だが、エンドスウィープの後継種牡馬として、日本だけでなく、世界に血を残せたらな~と思う。

◇2着ポップロック
 いつもより前での競馬が正解であった。
 平坦戦ラップ、瞬発力戦ラップに対応できる馬であり、平坦戦ラップor瞬発力戦ラップ、どちらか微妙な感じであったのであれば、この馬がもっとも堅実な軸馬だったかも知れない。今頃、◎ポップロックという選択もアリであったかな~と、少し後悔する。
 メルボルンC馬でもあるし、ディープインパクトの引退レースとなった有馬記念2着という実績もあるのだが、自分の中のイメージは“ちょっと格下”的な感じが今でも残っており、間違ったイメージを改めないと今後も痛い目に遭いそうだ。
 ペリエが言うとおり、ポップロックは強い馬である。

◇3着メイショウサムソン
 上がり33秒台の勝負となるような瞬発力戦は不向きな条件だった。
 外をまわし、3着なのだから、頑張っていると思う。
 “重い芝”に変わる中山の有馬記念は、やはり首位候補のトップではないだろうか?

 4着ウオッカは、最後方から瞬発力を生かした。一瞬、ウオッカかな~と見せ場を作った内容は強かった。もちろん、スローの瞬発力戦という、最もウオッカの能力を出し切れる流れになったという事は忘れてはならないと思うけど。
 ◎インティライミは10着。この秋2戦の33秒台の脚がなかった。ペースから、位置取りもベストではなかったが…。残念。
 ☆ヴィクトリーは18着。やっぱり、カツハルで良いのではないかな?残念。

 今年は、クールモアで始まり、ダーレーで終わったJCであった。
 まぁ、予想がイマイチだったので、馬券絡みでない出来事だけが頭の中に浮かんでいるのかも知れない。苦笑 (ジャパンカップダートは、マズマズの予想だったかな~と思ったりします。)

(※)個人の趣味の競馬の無料予想ですので、馬券は自己責任でお願いします。

<2016年再掲載>

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