夏の3歳ダート王決定戦、レパードステークス。
荒れる要素も多い一戦ですが、過去10年のデータを詳細に分析すると、好走する馬にはいくつかの共通点が見えてきます。
この記事では、過去10年の傾向、前走データなど、様々な角度から全馬を徹底的に評価し、A〜Eの5段階でランキング化しました。
さらに、馬券の軸となる厳選6頭をピックアップし、その選定理由を詳しく解説します。
データに基づいた確かな予想で、的中への道を探りましょう。
◆参考データ記事◆
・⇒レパードステークス2025 過去10年データ分析!
・⇒レパードS2025 前走データ分析|好走する馬の条件と傾向を徹底解説
レパードステークス2025 全馬評価ランキング
過去の好走条件(人気、馬番、馬体重、性別、脚質、血統、前走データなど)との合致度から、出走各馬を5段階で評価しました。
馬番 | 馬名 | 評価 | 評価理由(過去好走データとの合致度) |
---|---|---|---|
6 | ジャナドリア | A | ◎馬番6番(最多3勝、連対率・複勝率高) ◎前走G1組(前走G3組が好成績) ◎前走から斤量据え置き(最多勝の好走条件) ◎馬体重515kg(大型馬の好走傾向) ○前走先行(逃げ・先行有利なコース) △前走着差2.2秒(僅差敗戦組が優勢) |
15 | ハグ | A | ◎馬番15番(大外枠から2勝、連対率・複勝率高) ◎前走から斤量据え置き(最多勝の好走条件) ○前走OP(L)組(G3組に次いで好成績) ○前走先行(逃げ・先行有利なコース) ○前走着差-0.3秒(圧勝組は連対率が高い) ○前走上がり3F 1位(末脚の鋭さも重要) |
11 | ヒルノハンブルク | B | ◎前走G3組(最多4勝、勝率・連対率高) ○前走距離1900m(複勝率が高いローテーション) ○前走から斤量据え置き(最多勝の好走条件) △前走逃げ(勝率が高いが、馬券外になることも多い) △前走馬体重460kg(好走数が多いゾーンだが、突出した成績ではない) |
4 | ポールセン | C | ◎前走距離1600m(距離短縮組は勝率高) ◎前走逃げ(逃げ馬は勝率20%複勝率60%と好成績) ◎前走から斤量据え置き(最多勝の好走条件) △馬番4番(過去10年で馬券絡み無し) △前走上がり3F 3位(2位が最多勝) |
12 | トリポリタニア | C | ○前走から斤量据え置き(最多勝の好走条件) ○前走着差-0.3秒(圧勝組は連対率が高い) ○前走上がり3F 1位(末脚の鋭さも好走に繋がる) △前走差し(中団から差しが優勢) |
10 | ヴィンセンシオ | C | ◎前走距離2000m(最も好成績のローテーション) ◎前走から斤量据え置き(最多勝の好走条件) △前走芝からの参戦(ダート適性に疑問) △前走後方(後方から追い込む脚質は苦戦傾向) △前走大敗 |
9 | ロードラビリンス | D | ◎前走先行(逃げ・先行有利なコース) ○前走上がり3F 1位(末脚の鋭さも重要) ○前走着差-0.0秒(圧勝組は連対率が高い) △今回斤量2kg増(斤量増組は苦戦傾向) △前走馬体重488kg(好走数が多いゾーンだが、突出した成績ではない) |
14 | ニューファウンド | D | ◎前走着差0.2秒(僅差敗戦組は好走傾向) ○馬体重506kg(大型馬の好走傾向) △前走追込(後方から追い込む脚質は苦戦傾向) △前走上がり3F 1位(2位が最多勝) △今回斤量2kg増(斤量増組は苦戦傾向) |
13 | ルグランヴァン | D | ◎前走距離1600m(距離短縮組は勝率高) ○前走着差-0.3秒(圧勝組は連対率が高い) ○前走先行(逃げ・先行有利なコース) △今回斤量2kg増(斤量増組は苦戦傾向) |
2 | ルヴァンユニベール | E | ◎馬体重550kg(大型馬の好走傾向) ○前走着差0.1秒(僅差敗戦組は好走傾向) △馬番2番(好走数が多いゾーンだが、突出した成績ではない) △今回斤量2kg増(斤量増組は苦戦傾向) |
1 | ドンインザムード | E | ○前走先行 △今回斤量2kg増(斤量増組は苦戦傾向) △前走着差0.6秒(僅差敗戦組が優勢) △前走馬体重518kg(好走数が多いゾーンだが、突出した成績ではない) |
3 | タガノマカシヤ | E | ○前走先行 △馬番3番(過去10年で馬券絡み無し) △前走1勝クラス(1勝クラスからの馬は苦戦傾向) |
5 | シンビリーブ | E | △前走着差0.8秒(僅差敗戦組が優勢) △今回斤量2kg増(斤量増組は苦戦傾向) △前走差し(最多勝の脚質だが、今回は他の要素で割引) |
7 | チュウジョウ | E | ○前走先行 ○前走着差-0.2秒 △前走1勝クラス(1勝クラスからの馬は苦戦傾向) |
8 | サノノワンダー | E | ◎前走距離1600m(距離短縮組は勝率高) ○前走着差0.3秒 △馬番8番(過去10年で好走馬なし) △前走追込(後方から追い込む脚質は苦戦傾向) △今回斤量2kg増(斤量増組は苦戦傾向) |
レパードS2025予想
過去の好走条件(人気、年齢、脚質、前走成績など)との合致度を参考にしつつ、私の考えを反映させ6頭に印をつけました。
◎ ジャナドリア
データ分析から導き出した本命馬です。
特に注目すべきは、過去10年で最多の3勝を挙げている馬番6番に入った点。
さらに、メンバーレベルの高いG1組からの参戦は、G3組が好走する傾向に近く、ここでも十分に通用する下地があります。
馬体重515kgという大型馬も、レパードステークスでは好走傾向にあるため、軸として信頼できる一頭です。
◯ トリポリタニア
前走で-0.3秒差の圧勝を飾っており、前走で圧勝した馬の連対率が高いというデータに合致しています。
馬券圏内への食い込みは十分に考えられます。
斤量据え置きで臨めるのもデータでプラスです。
▲ ポールセン
評価を大幅に上げたのは、この馬です。
前走1600mで勝利しており、距離短縮ローテーションに該当します。
また、前走は逃げの脚質で勝利しており、このレースで好走傾向にある逃げ馬の一角として期待が持てます。
さらに、斤量据え置きで臨める点も大きなプラス材料です。
☆ ヒルノハンブルク
妙味ある馬の穴馬は、過去データで最多の4勝を挙げている前走G3組から参戦する本馬です。
前走距離が1900mで複勝率が高いローテーションに合致しており、斤量据え置きで臨める点もプラス材料。
馬券圏内への食い込みは十分に考えられます。
△ ロードラビリンス
押さえておきたい一頭です。
前走から斤量が2kg増える点はマイナスですが、前走で上がり3ハロン1位の末脚を使っていることからも、能力は十分に通用します。
また、前走で-0.0秒差の勝利というデータも後押しします。
× ハグ
過去のデータで2勝を挙げている馬番15番に入った本馬です。
大外枠からスムーズに先行できる馬が有利な傾向にあります。
前走OP特別を勝利し、斤量据え置きで臨める点も非常に好材料。
人気薄でもヒモ穴として押さえておきたい一頭です。
まとめ
レパードステークス2025は、過去データから読み取れる好走条件に合致する馬が複数存在し、混戦模様です。
この記事でご紹介した厳選6頭の印と、全馬の評価を参考に、今年の夏のダート重賞を的中させてみてはいかがでしょうか。
全人馬無事に完走し見応えのある良いレースを願います。