レパードS2025 前走データ分析|好走する馬の条件と傾向を徹底解説

真夏の新潟ダート1800mで行われるレパードステークス2025。
3歳ダート路線の注目レースであるこの一戦を攻略するために、過去10年間の前走データを徹底的に分析しました。
この記事では、前走の距離、脚質、クラス、着順、着差、斤量、そして馬体重といった多角的な視点から、2025年のレパードSで狙うべき馬の条件を深く掘り下げて解説します。


前走データから紐解く好走パターン

レパードステークスを好走した馬たちが、前走でどのようなレースをしていたのか、具体的なデータを見ていきましょう。

前走平地距離別データ:中距離からのローテーションが鍵

過去10年のデータから、レパードステークスと相性の良い前走距離が明確になりました。

前走距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1600m 4- 0- 2- 23/ 29 13.8% 13.8% 20.7%
1800m 1- 6- 1- 29/ 37 2.7% 18.9% 21.6%
1900m 1- 1- 1- 10/ 13 7.7% 15.4% 23.1%
2000m 3- 3- 2- 13/ 21 14.3% 28.6% 38.1%

最も優秀な成績を残しているのは前走2000mからの参戦馬です。
勝率14.3%、連対率28.6%、複勝率38.1%と、好走率が非常に高い傾向にあります。
また、1600mからのローテーションも勝率13.8%と高く、距離短縮組にも注目が必要です。
一方で、1700mからの馬は勝率・連対率が低く、苦戦傾向が見られます。

前走脚質別データ:前走「中団」からの差し馬に注目

レパードステークスが行われる新潟ダート1800mは、直線が長く、差し馬も台頭しやすいコースです。

前走脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 1- 2- 0- 17/ 20 5.0% 15.0% 15.0%
平地・先行 4- 5- 7- 46/ 62 6.5% 14.5% 25.8%
平地・中団 4- 2- 2- 35/ 43 9.3% 14.0% 18.6%
3F 2位 3- 1- 0- 17/ 21 14.3% 19.0% 19.0%

最多の4勝を挙げているのは前走「平地・中団」から競馬を進めた馬です。
また、上がり3ハロンでは「3F 2位」だった馬の勝率が14.3%と最も高く、末脚の鋭さが好走に直結していることが分かります。
前走で先行した馬も多くの馬券に絡んでいますが、勝率では「中団」に軍配が上がります。




前走クラス別データ:G3からの参戦馬が好成績

前走のクラスも、レースのレベルを測る上で重要な指標です。

前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1勝 0- 3- 2- 32/ 37 0.0% 8.1% 13.5%
2勝 2- 2- 2- 36/ 42 4.8% 9.5% 14.3%
G3 4- 0- 0- 19/ 23 17.4% 17.4% 17.4%
3勝 1- 0- 1- 1/ 3 33.3% 33.3% 66.7%

前走G3からの参戦馬が最多の4勝を挙げており、勝率も17.4%と好成績です。
また、前走3勝クラスを勝ち上がってきた馬は、出走頭数が少ないながらも勝率33.3%、複勝率66.7%と非常に高い好走率を誇ります。
一方で、1勝クラスからの馬は苦戦傾向にあります。

前走確定着順別データ:前走「中位」からの巻き返しが鍵

前走の着順が、本番のレパードステークスでどのように繋がっているかを見ていきましょう。

前走着順 着別度数 勝率 連対率 複勝率
同級3着 3- 0- 0- 6/ 9 33.3% 33.3% 33.3%
同級6~9着 3- 1- 1- 12/ 17 17.6% 23.5% 29.4%
下級1着 2- 4- 3- 49/ 58 3.4% 10.3% 15.5%

最も注目すべきは前走3着だった馬で、勝率33.3%と圧倒的な成績を残しています。
また、前走6~9着と中位に敗れていた馬も勝率17.6%と高く、巻き返しに警戒が必要です。
前走で圧勝した馬(下級1着)は、勝率が低く苦戦している傾向が見られます。

前走着差別データ:僅差の敗戦組に勝機あり

前走の着差がレパードステークスの結果にどう影響するかを見ていきましょう。

前走着差 着別度数 勝率 連対率 複勝率
負0.3~0.5 3- 1- 2- 7/ 13 23.1% 30.8% 46.2%
負1.0~1.9 4- 0- 2- 24/ 30 13.3% 13.3% 20.0%
勝1.0~1.9 1- 1- 0- 1/ 3 33.3% 66.7% 66.7%

「負0.3~0.5秒差」で敗れた馬が、勝率23.1%、複勝率46.2%と非常に高い好走率を誇ります。
僅差で惜敗した馬は、本番での巻き返しが期待できるでしょう。
また、「負1.0~1.9秒差」とやや離された着差で敗れた馬も、4勝と最多勝利を挙げており、こちらも見逃せません。




前走斤量別データ:斤量据え置き組に勝機あり

レパードステークスは3歳限定戦のため、斤量は牡馬57kg、牝馬55kgが基本となります。
この基本斤量と前走からの増減に着目します。

前走斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率
増減無し 7- 6- 3- 52/ 68 10.3% 19.1% 23.5%
今回2~2.5kg増 2- 4- 4- 49/ 59 3.4% 10.2% 16.9%
今回3kg以上増 1- 0- 1- 9/ 11 9.1% 9.1% 18.2%

最も好成績を残しているのは、前走から斤量が増減していない馬で、7勝と最多勝利を挙げています。
これは、前走から安定したコンディションで臨める馬が結果を出しやすいことを示唆しています。
一方で、今回斤量が2kg以上増える馬は、勝率が低く苦戦傾向にあります。

前走馬体重別データ:中型馬と超大型馬が活躍

3歳馬の成長期に行われるレースのため、馬体重も重要なファクターとなります。

前走馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率
460~479kg 6- 0- 4- 28/ 38 15.8% 15.8% 26.3%
480~499kg 1- 5- 2- 35/ 43 2.3% 14.0% 18.6%
540kg~ 2- 0- 1- 1/ 4 50.0% 50.0% 75.0%

最も多く勝利を挙げているのは馬体重が460~479kgの馬です。
また、出走頭数は少ないものの、540kg以上の超大型馬は勝率50.0%、複勝率75.0%と圧倒的な好走率を誇ります。
成長期の3歳ダート戦では、馬格のある馬が結果を残している傾向が見て取れます。

まとめ:レパードステークス2025予想で狙うべき馬は?

過去10年間の前走データを総合すると、今年のレパードステークスで高配当を狙うべき馬は、以下の条件を満たしている可能性が高いと考えられます。

  • 前走距離:2000mまたは1600mからの参戦馬。
  • 前走脚質:前走で中団からレースを進め、かつ上がり3ハロン2位または3位の末脚を使っている馬。
  • 前走クラス・着順:前走G3または3勝クラスで、3着または6~9着だった馬。
  • 前走着差:僅差(0.3~0.5秒差)で敗戦した馬、または1.0~1.9秒差で敗戦した馬の巻き返し。
  • 前走斤量・馬体重:前走から斤量変動がない馬で、馬体重が460~479kg、または540kg以上の大型馬。

これらのデータ傾向を踏まえ、今年の出走馬の中から該当する馬を絞り込んでいくことで、より精度の高い予想が組み立てられるはずです。

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