秋華賞トライアル、紫苑ステークス2025は波乱の決着となりました。
1番人気のリンクスティップがまさかの大敗を喫する一方、7番人気の伏兵ケリフレッドアスクが見事な逃げ切り勝ちを収め、秋の大舞台へ名乗りを上げました。
今回は、レースの詳しい結果と、上位馬の走りを振り返ります。
紫苑S結果・配当・回顧
レース結果
着 | 馬番 | 予 | 評 | 順 | 馬 名 | 人 | 騎手 | 性齢 | 斤量 | タイム | 決手 | 上3F | 3F順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | C | 9 | ケリフレッドアスク | 7 | 西塚洸二 | 牝3 | 55 | 1.59.1 | 逃げ | 34.0 | 9 | |
2 | 5 | ◯ | A | 2 | ジョスラン | 2 | ルメール | 牝3 | 55 | 1.59.1 | 差し | 33.6 | 3 |
3 | 9 | ◎ | A | 3 | ダノンフェアレディ | 4 | 戸崎圭太 | 牝3 | 55 | 1.59.3 | 先行 | 33.8 | 5 |
4 | 12 | C | 11 | キューティリップ | 13 | 武藤雅 | 牝3 | 55 | 1.59.4 | 追込 | 33.6 | 3 | |
5 | 4 | △ | B | 4 | エストゥペンダ | 3 | 菅原明良 | 牝3 | 55 | 1.59.4 | 後方 | 33.3 | 1 |
6 | 8 | C | 10 | サタデーサンライズ | 12 | 大野拓弥 | 牝3 | 55 | 1.59.4 | 後方 | 33.3 | 1 | |
7 | 13 | E | 8 | テリオスララ | 6 | 鮫島克駿 | 牝3 | 55 | 1.59.4 | 先行 | 34.1 | 10 | |
8 | 1 | ▲ | A | 1 | リンクスティップ | 1 | 北村友一 | 牝3 | 55 | 1.59.6 | 中団 | 33.9 | 6 |
9 | 11 | E | 12 | サヴォンリンナ | 9 | 吉田隼人 | 牝3 | 55 | 1.59.7 | 先行 | 34.5 | 12 | |
10 | 10 | ☆ | C | 6 | マイスターヴェルク | 8 | 横山和生 | 牝3 | 55 | 1.59.7 | 中団 | 33.9 | 6 |
11 | 3 | A | 7 | セイキュート | 10 | 津村明秀 | 牝3 | 55 | 1.59.9 | 中団 | 34.2 | 11 | |
12 | 2 | D | 13 | ドマーネ | 11 | 石川裕紀 | 牝3 | 55 | 2.00.2 | 後方 | 33.9 | 6 | |
止 | 6 | × | B | 5 | ロートホルン | 5 | 横山典弘 | 牝3 | 55 |
払い戻し
券種 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
---|---|---|---|
単勝 | 7 | 2,490円 | 7番人気 |
複勝 | 7 | 440円 | 7番人気 |
5 | 200円 | 2番人気 | |
9 | 230円 | 4番人気 | |
枠連 | 4-5 | 1,100円 | 4番人気 |
馬連 | 5-7 | 5,970円 | 19番人気 |
馬単 | 7-5 | 14,840円 | 45番人気 |
ワイド | 5-7 | 1,720円 | 19番人気 |
7-9 | 2,320円 | 28番人気 | |
5-9 | 800円 | 7番人気 | |
3連複 | 5-7-9 | 14,260円 | 43番人気 |
3連単 | 7-5-9 | 141,040円 | 366番人気 |
レース回顧
紫苑Sは、7番人気の伏兵ケリフレッドアスクが圧巻の逃げ切りで勝利しました。
スタートからハナを奪い、向正面で一度ペースを落とし、後続の追い上げを封じる見事なレース運びでした。
西塚洸二騎手のエスコートも光り、自身初となる重賞タイトルを手にしました。
2着には2番人気のジョスランが、クビ差で惜敗しました。
道中を中団で追走し、直線で外から追い上げを開始しましたが、逃げた勝ち馬を捉えきれませんでした。
タイムも同タイムで、勝てなかったものの、秋華賞へ向けての収穫の多い内容でした。
3着は4番人気のダノンフェアレディ。
好位のインでロスなく立ち回りました。
直線で狭くなる場面もありましたが進路があくとしぶとく脚を伸ばしました。
勝ち馬には及ばずも、上位人気馬としての意地を見せました。
一方で、1番人気のリンクスティップは8着とまさかの大敗でした。
中団で折り合いはついていたものの、直線で伸びずイマイチなレース結果となりました。
また、5番人気のロートホルンはレース途中で競争中止となりました。大きなケガでないことを願いたいところです。
2025年 紫苑Sは、波乱の結果となりましたが、秋華賞へ向けた新たなヒロイン誕生の瞬間でもありました。
今後、各馬がどのような走りを見せるのか、秋のG1戦線から目が離せませんね。
関連記事



【データ出典】当ブログのデータは、TARGET(競馬)を使用しJRA公式競馬データを分析しています。
参考リンク:
JRA公式サイト(日本中央競馬会)
―過去のレース結果や競馬場情報を確認できます。