データ分析から導く札幌記念2025予想

札幌記念2025の予想です。
夏のグランプリ「札幌記念」は、一流の実績馬たちが秋のGI戦線を見据えて参戦するハイレベルな一戦です。
この記事では、過去のデータ分析で明らかになった好走傾向を基に、2025年の出走馬を1頭ずつ徹底的に診断し、独自の評価と厳選した予想印を公開します。

競馬予想 芝レース

評価

過去10年の各傾向、前走データ、そして過去5年の血統傾向を総合的に判断し、全馬をA~Eの5段階で評価しました。




前走GI組だが着差が1.0秒と大きく、斤量も据え置きで上積みが見込みにくい。
前走G3組で斤量増(57kg→58kg)。好走傾向に合致する項目が少なく、厳しい。
前走3400mからの臨戦は、洋芝で求められるスタミナに直結。斤量減(59kg→58kg)も好材料。
前走GI組で着差が0.6秒と好走圏内。父サンデー系で血統的な裏付けもあり、4歳馬で成長力にも期待。
前走GI組で着順(5着)、着差(0.4秒)が好走傾向に強く合致。力上位と判断。
前走オープン勝ちも、今回斤量増(57kg→58kg)。GIIでの実績が乏しく、評価を下げた。
好相性の血統構成だが、前走G3組から斤量増(56kg→58kg)。斤量増が最大の課題。
好走率が高い牝馬(斤量56kg)、前走GI組で着差0.3秒と好走データに完全合致。
前走G3で大敗。斤量増(57kg→58kg)で、厳しい戦いになるだろう。
前走G3勝ちも、斤量大幅増(56kg→58kg)がマイナス。好走傾向にある脚質。
前走G3で大敗しており、斤量も増(56kg→58kg)。好相性の血統でも挽回は難しい。
父モーリスは札幌芝2000mで好成績。前走G3組だが、斤量減(59kg→58kg)はプラス材料。
高齢(7歳)、前走大敗、斤量増(55kg→58kg)と、好走データに全く合致しない。
高齢(8歳)であり、前走大敗(着差6.4秒)。今回の好走は非常に難しい。
牝馬で前走上がり最速の末脚は魅力。ただし、前走G3組で斤量大幅増(55kg→56kg)が課題。
高齢(7歳)で、前走大敗(着差1.8秒)。データ上は厳しい。

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札幌記念予想

過去の好走条件(人気、年齢、脚質、血統、前走成績など)との合致度を参考にしつつ、私の考えを反映させ6頭に印をつけました。

◎選定理由

本命に推すのはステレンボッシュです。
データからも、この馬が最も多くの好走条件に合致していることが裏付けられます。

  • 前走データ:前走GI組は札幌記念で最も好走率が高いカテゴリーです。
    ヴィクトリアマイルで8着と敗れましたが、着差はわずか0.3秒と非常に僅差でした。
    この「GIでのわずかな敗戦」というパターンは、札幌記念での巻き返しが期待できる鉄板データです。
  • 性別・斤量:牝馬は牡馬より斤量が軽く、特に札幌記念のようなタフな洋芝ではこの斤量差が大きなアドバンテージとなります。
    56kgは牝馬としては標準的で、前走から斤量が据え置きである点も評価できます。
  • 血統:父エピファネイアはパワーとスタミナを兼ね備えており、母父ルーラーシップも持続力に優れます。
    洋芝適性が求められるコースで、その能力が存分に発揮されるでしょう。

◯選定理由

対抗に指名するのはホウオウビスケッツです。

  • 前走データ:前走大阪杯(GI)で5着と、GIで掲示板を確保しました。
    着差も0.4秒と、好走パターンに強く合致します。
    GIで好走した馬が、GIIの舞台でさらにパフォーマンスを上げることはよくあるパターンです。
  • 血統:父マインドユアビスケッツ、母父ルーラーシップともにパワーと持続力に優れた血統であり、洋芝コースへの適性は高いと見ます。
  • 馬体重:502kgという馬体重は、洋芝で求められるパワー型に分類され、コース適性の高さを示唆しています。

▲選定理由

単穴はアルナシームに期待します。

  • 血統:父モーリスは、札幌芝2000mで驚異的な勝率・連対率を誇る種牡馬です。
    パワーとスピードを兼ね備えており、洋芝適性が非常に高い血統です。
  • 斤量:前走函館記念(G3)で59kgを背負っていたところから、今回は58kgへと斤量が減る点も、好走サインに該当します。
  • 前走データ:前走はG3で6着でしたが、着差は0.6秒と僅差であり、能力の限界ではありません。
    血統と斤量減の恩恵で一変する可能性を秘めています。

☆選定理由

妙味ある馬にはシュトルーヴェを選びます。
穴馬としての期待が高い一頭です。

  • 前走データ:前走がダイヤモンドS(3400m)からの臨戦。
    札幌の洋芝はスタミナが求められるコースであり、長距離戦で培われた底力が活きる可能性が高いです。
  • 斤量:前走59kgから58kgへと斤量が軽くなるのは大きなプラス材料。
    斤量減でパフォーマンスを向上させる馬は、札幌記念で好走する傾向にあります。
  • 脚質:前走では中団から競馬をしており、上がり3F順位が3位と鋭い末脚を披露しました。
    この脚質は洋芝でも通用すると見ています。

△選定理由

馬券に加える抑えとして、コスモキュランダを推奨します。

  • 前走データ:前走が大阪杯(GI)レースで、着差も0.6秒と好走傾向に合致する範囲内です。
    GIで中団から競馬をしており、タフな流れにも対応できるスタミナを持っています。
  • 血統:父アルアインはサンデーサイレンス系で、母父もサンデーサイレンス系。
    洋芝適性が高い血統です。

力は十分通用するレベルにあり、スムーズな競馬ができれば上位争いに食い込めるでしょう。

×選定理由

最後に押さえておきたいのはハヤテノフクノスケです。

  • 血統:札幌芝2000mで好成績を収める「サンデーサイレンス系×母父シンボリクリスエス」という最高の血統構成です。
    シンボリクリスエスは母父として驚異的な好走率を誇ります。
  • 前走データ:前走は函館記念(G3)で2着と好走していますが、斤量が56kgから58kgへと増える点はマイナス材料。
    この斤量増を克服できるかどうかが鍵となります。

血統的な適性の高さに賭けて、押さえの評価とします。


◎ステレンボッシュ
◯ホウオウビスケッツ
▲アルナシーム
☆シュトルーヴェ
△コスモキュランダ
×ハヤテノフクノスケ

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全人馬無事に完走し見応えのある良いレースを願います。

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