新潟開催を盛り上げる新潟芝1600m。
2025年8月24日にはG3・新潟2歳ステークスが行われます。
直線の長いコースで繰り広げられるスピード勝負は、血統の適性が大きく影響します。
今回は、2020年から2025年8月までの過去データを徹底分析し、新潟芝1600mで特に好成績を残している血統パターンを解明します。
この記事を読めば、あなたの新潟競馬予想がさらに一段階レベルアップするはずです。
種牡馬別集計:狙うべきはあの種牡馬!
まずは、出走頭数の多い主要な種牡馬から見ていきましょう。
新潟芝1600mで安定して好走馬を輩出している種牡馬の具体的なデータは以下の通りです。
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
エピファネイア | 14- 9- 7- 74/104 | 13.5% | 22.1% | 28.8% |
ロードカナロア | 11- 9- 11- 93/124 | 8.9% | 16.1% | 25.0% |
ディープインパクト | 8- 9- 8- 91/116 | 6.9% | 14.7% | 21.6% |
モーリス | 7- 9- 5- 63/ 84 | 8.3% | 19.0% | 25.0% |
ドゥラメンテ | 7- 6- 3- 42/ 58 | 12.1% | 22.4% | 27.6% |
出走頭数が多く、安定した成績を残しているのは、勝率・連対率・複勝率ともに高いエピファネイア産駒やロードカナロア産駒です。
また、出走数は少ないものの、スクリーンヒーロー産駒の複勝率は50%と驚異的な数字を残しており、穴馬を探す上で見逃せない存在です。
母父馬別集計:隠れた好走馬を見つけ出す!
続いて、母父馬(母の父)に注目してみましょう。
父馬の成績を補強する重要な要素です。好成績を残している母父馬の具体的なデータは以下の通りです。
母父馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 12- 7- 13-100/132 | 9.1% | 14.4% | 24.2% |
キングカメハメハ | 10- 8- 11- 98/127 | 7.9% | 14.2% | 22.8% |
アグネスタキオン | 4- 5- 8- 63/ 80 | 5.0% | 11.3% | 21.3% |
スペシャルウィーク | 4- 1- 4- 23/ 32 | 12.5% | 15.6% | 28.1% |
ボストンハーバー | 4- 0- 1- 3/ 8 | 50.0% | 50.0% | 62.5% |
母父馬としても、やはりディープインパクトとキングカメハメハが上位を占めます。
しかし、注目すべきはボストンハーバーやTapitといった外国馬の血統です。
出走数は少ないながらも、非常に高いアベレージを誇っており、該当馬を見つけたらぜひチェックしておきましょう。
高アベレージを叩き出す最強ニックス
最後に、父馬と母父馬の系統の組み合わせ(ニックス)から、特に好相性なパターンを探ります。
まずは、具体的な数値データから確認してみましょう。
チェック・ニックス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ミスプ・Kingmambo系 xサンデーサイレンス系 | 15- 17- 19-183/234 | 6.4% | 13.7% | 21.8% |
サンデーサイレンス系 xミスタープロスター系 | 14- 11- 13-152/190 | 7.4% | 13.2% | 20.0% |
ターントゥ・ロベルト他系 xサンデーサイレンス系 | 9- 10- 9- 91/119 | 7.6% | 16.0% | 23.5% |
ターントゥ・ロベルト他系 xミスプ・Kingmambo系 | 9- 2- 1- 21/ 33 | 27.3% | 33.3% | 36.4% |
サンデーサイレンス系 xダンチヒ系 | 7- 9- 7- 68/ 91 | 7.7% | 17.6% | 25.3% |
上記のデータから、特に注目すべきニックスは以下の通りです。
-
ターントゥ・ロベルト他系 x ミスプロ・Kingmambo系:出走数は33頭と多くはありませんが、勝率27.3%、連対率33.3%、複勝率36.4%というずば抜けた成績を残しています。
該当馬は要注目です。 -
ストームバード系 x ナス・ボールドルーラー系:サンプル数はわずか6頭ながら、勝率・連対率・複勝率がすべて50.0%という驚異的なデータ。
もし出走していれば、大穴の可能性も秘めています。 -
ミスプロ・Kingmambo系 x サンデーサイレンス系:出走数が最も多く、複勝率21.8%と安定感抜群。
人気薄でも好走する傾向があり、ヒモ穴として押さえておきたいニックスです。
多くの出走馬がいるサンデーサイレンス系は、ミスタープロスター系やターントゥ・ロベルト他系との組み合わせで、安定した結果を残しています。
【結論】新潟芝1600m攻略のカギは「組み合わせ」にあり!
今回のデータ分析から、新潟芝1600mの攻略には、単一の血統だけでなく、「父馬」「母父馬」「ニックス」の組み合わせを意識することが重要だとわかりました。
特に狙うべきは、エピファネイア産駒やロードカナロア産駒に加え、母父にディープインパクトやキングカメハメハを持つ馬。
さらに、出走数は少ないものの、突出した成績を残している血統パターンにも注目することで、思わぬ穴馬を見つけられるかもしれません。
ぜひ、次回の新潟芝1600mのレース予想で、この記事のデータを活用してみてください。
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【データ出典】当ブログのデータは、TARGET frontier JVを使用しJRA公式競馬データを分析しています。