秋のG1戦線に向けた重要なステップレース、京成杯オータムハンデキャップ2025。
波乱の多いハンデ戦をデータで読み解き、勝利へのヒントを探ります。
過去10年間の詳細データから、狙うべき馬の条件を徹底的に分析します。
データ分析①:人気、馬番から好走馬を絞る
人気別集計:1番人気の信頼度と穴馬の台頭
京成杯AHは荒れるイメージがありますが、意外にも1番人気が50%の勝率、複勝率60%と非常に高い信頼度を誇っています。
一方で、12番人気(連対率22.2%)や13番人気(勝率11.1%)など、下位人気からも高確率で馬券に絡む馬が出ており、配当妙味のあるレースです。
馬番別集計:外枠が圧倒的に有利な傾向
最も注目すべきは10番枠の驚異的な成績です。
勝率55.6%、連対率・複勝率が66.7%と圧倒的な数字を叩き出しています。
逆に、4番、7番、9番は過去10年で馬券に絡んだことがありません。
データ分析②:年齢、斤量、馬体重の傾向
馬体重別集計:500kg以上の大型馬と軽量馬に注目
京成杯AHでは、500kg以上の大型馬が好走する傾向にあります。
特に500~519kgの馬は勝率9.7%、複勝率22.6%と高い安定感を示しています。
また、540kg以上の馬は出走頭数は少ないものの、勝率33.3%と非常に高い数値を記録しています。
年齢別集計:5歳馬が中心、牝馬の活躍にも注目
最も勝率が高いのは5歳馬で12.2%を記録。
6歳馬は勝利こそないものの、連対率・複勝率が高く、穴をあける存在です。
性別では牝馬が8.1%の勝率、27.0%の複勝率と、牡馬・セン馬を上回る安定感を見せています。
データ分析③:血統と脚質から適性を探る
種牡馬別集計:ディープインパクト産駒が中心
最も好走数が多いのはディープインパクト産駒で、連対率38.1%、複勝率42.9%と抜群の安定感を誇ります。ロードカナロア産駒も勝率33.3%と優秀です。
母父馬別集計:ハーツクライ系が好走傾向
母父馬ではハーツクライ系が、わずか3頭の出走ながら勝率66.7%、連対率・複勝率66.7%と驚異的な数字を残しています。
ニックス別集計:特定の配合が狙い目
ミスプロ・Kingmambo系 × サンデーサイレンス系の配合が、勝率25.0%、複勝率41.7%と安定した成績を収めています。
脚質別集計:先行馬が圧倒的に有利
中山芝1600mはコース形態上、先行馬が圧倒的に有利です。
過去10年、勝利馬は全て先行?差し馬でした。
逃げ馬も複勝率33.3%と健闘していますが、勝ち切るのは難しい傾向にあります。
追い込み馬は厳しい戦いを強いられています。
まとめ:好走する馬の5つの条件
京成杯オータムHで馬券を的中させるためのポイントをまとめます。
データが示す傾向を参考に、今年の出走馬をチェックしましょう。
- ①1番人気は信頼できる。しかし、人気薄の穴馬も軽視できない。
- ②外枠、特に10番枠は好走率が高い。
- ③500kg以上の大型馬、または540kg以上の馬に注目。
- ④先行、中団からの競馬が有利。
- ⑤ディープインパクト産駒、母父ハーツクライ系、ミスプロ系×サンデー系配合の馬に注目。
これらのデータが今年の京成杯AH2025予想の参考の1つにでもなればと思います。
【データ出典】当ブログのデータは、TARGET(競馬)を使用しJRA公式競馬データを分析しています。