アルゼンチン共和国杯2025回顧とレース結果・配当

ハンデ重賞、**第63回アルゼンチン共和国杯2025**が終了しました。
降雨もありましたが良馬場で行われた一戦は、大波乱の結果に!
逃げ粘る馬を差し切ろうと有力馬が殺到する大激戦の中、勝利をもぎ取ったのは、なんと**9番人気のミステリーウェイ**でした!

アルゼンチン共和国杯2025 レース配当画面




単勝27.7倍の大穴を開けたこのレース。
一体どのような展開で決着したのか、詳細なラップ、通過順、そして確定着順を基に徹底的に回顧していきます!

アルゼンチン共和国杯2025 レース結果

馬番 馬 名 騎手 性齢 斤量 タイム 決手 上3F 3F順
13 11 ミステリーウェイ 9 松本大輝 セ7 56 2.30.2 逃げ 34.6 11
18 スティンガーグラス 1 ルメール 牡4 57 2.30.3 差し 34.2 6
6 ディマイザキッド 3 岩田望来 牡4 56 2.30.3 差し 34.1 3
5 10 セレシオン 8 荻野極 牡6 57 2.30.4 差し 34.3 7
7 × シュトルーヴェ 6 鮫島克駿 セ6 59 2.30.4 後方 34.0 1
11 ホーエリート 2 戸崎圭太 牝4 55.5 2.30.4 先行 34.7 14
10 12 マイネルカンパーナ 10 津村明秀 牡5 56 2.30.4 先行 34.7 14
8 ボーンディスウェイ 12 木幡巧也 牡6 57 2.30.4 中団 34.1 3
16 ニシノレヴナント 7 野中悠太 セ5 56.5 2.30.5 後方 34.0 1
10 12 プラダリア 14 亀田温心 牡6 58 2.30.6 中団 34.3 7
11 14 ボルドグフーシュ 4 横山武史 牡6 58 2.30.6 先行 34.9 16
12 3 ローシャムパーク 5 プーシャ 牡6 59.5 2.30.6 中団 34.6 11
13 17 14 ハギノアルデバラン 11 原優介 牡5 52 2.30.7 後方 34.1 3
14 4 16 サスツルギ 16 北村宏司 セ5 54 2.30.8 中団 34.6 11
15 1 13 ワイドエンペラー 13 藤岡佑介 牡7 55 2.30.8 後方 34.3 7
16 15 17 メイショウブレゲ 17 石橋脩 牡6 55 2.31.1 後方 34.3 7
17 9 18 ショウナンアデイブ 15 池添謙一 牡6 55 2.31.8 中団 36.0 17
18 2 15 ギャラクシーナイト 18 菅原明良 牡6 54 2.32.3 中団 36.4 18

アルゼンチン共和国杯2025 配当(払戻金)

券種 組番 払戻金 人気
単勝 13 2,770円 9番人気
複勝 13 550円 9番人気
18 180円 1番人気
6 200円 3番人気
枠連 7-8 1,120円 4番人気
馬連 13-18 7,050円 25番人気
ワイド 13-18 2,260円 28番人気
6-13 2,440円 32番人気
6-18 680円 3番人気
馬単 13-18 16,850円 62番人気
3連複 6-13-18 11,560円 34番人気
3連単 13-18-6 101,470円 323番人気

※成績、配当は主催者発行のものと照合し確認してください。




アルゼンチン共和国杯2025レース回顧

良馬場、曇り空で行われた今年のアルゼンチン共和国杯は、**9番人気ミステリーウェイ**が見事な逃げ切り勝ちを収めました。
勝因は、その位置取りと、レース中盤に見られた独特なペース配分にあります。

【展開とラップ分析】

勝ちタイムは**2分30秒2**。
ラップタイムは**7.7 – 11.3 – 11.6 – 11.8 – 11.9 – 11.9 – 12.3 – 12.4 – 12.4 – 12.3 – 11.5 – 11.5 – 11.6**と推移しました。

  • レースはミステリーウェイ(13番)が先頭を奪い、比較的速いスタートを切りました。
  • しかし、中間(向こう正面から3コーナーにかけて)の8~10ハロン目にかけてラップが**12秒台後半まで大きく緩む「中弛み」**が発生。ここで多くの後続馬が息を入れる展開となりました。
  • この「中弛み」区間もミステリーウェイは先頭を譲らず、主導権を握ったまま、ラスト3ハロンで**11.5秒、11.5秒**と再加速する**トップスピード持続力勝負**に持ち込みました。

【通過順位と勝因】

コーナー通過順位を見ると、ミステリーウェイは**1角~4角を通じて「1番手」**をキープし続けたことで、この中弛みを最も有利な形で利用できました。

  • **勝因の鍵**:中盤でペースを落とし、自身は体力を温存しつつ、後続馬が動くタイミングを遅らせた点。
    逃げ馬にとって絶好の展開となりました。
  • **直線**:4コーナーでは10番、11番、14番など有力馬が固まって先頭をうかがいましたが、ミステリーウェイがもう一度脚を使ったため、後続はわずかに届かず。
    そのまま粘り切ってゴールしました。
    松本大輝騎手は積極的な逃げを貫き、重賞初制覇を果たしました。
  • **2着、3着馬**:1番人気**スティンガーグラス(18番)**は道中中団に位置し、直線で猛追しましたがクビ差及ばず2着。
    3番人気**ディマイザキッド(6番)**も好位から伸びて3着に入り、人気上位馬も実力を示しました。

結果として、中弛みからの加速という特殊な展開と、ハンデ戦らしい斤量差が絡み合い、**3連単10万1,470円**という大波乱の結果を生み出しました。

1着~3着の全頭診断のランクは、B、A、Aでした。
Bランクの9番人気ミステリーウェイに印がまわりませんでした。

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【データ出典】当ブログのデータは、TARGET(競馬)を使用しJRA公式競馬データを分析しています。

参考リンク
JRA公式サイト(日本中央競馬会)
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