2025年6月14日に開催されるサマースプリントシリーズ開幕戦「函館スプリントステークス(G3)」について、過去10年(2015年〜2024年)のデータを徹底的に分析しました。

この記事では、人気・馬番・年齢・脚質・前走・血統といった主要ファクターごとの傾向と狙い目をわかりやすくまとめています。予想馬券検討の参考にぜひご活用ください!


競馬レース予想傾向


函館スプリントステークス 過去10年データ分析

人気別傾向|1番人気より3番人気が狙い目!

  • 1番人気:勝率20.0%、複勝率60.0%
  • 3番人気:勝率30.0%、複勝率50.0%
  • 6番人気以下:複勝率0.0%のゾーン多数

信頼度が高いのは上位人気ですが、特に3番人気が勝ちきるケースが多く、単勝妙味あり。6番人気以下の穴馬はほぼノーチャンスの年も多く、絞り込みが有効です。

馬番別傾向|外枠有利、特に16番が好調!

  • 16番:複勝率50.0%(8回出走中4回馬券内)
  • 2番・12番:複勝率0.0%(完全消し)

外枠優勢で、特に16番の好成績が目立ちます。逆に、2番・12番は過去10年で一度も馬券に絡んでおらず、注意が必要です。




年齢別傾向|5歳馬中心、3歳馬も健闘

  • 3歳馬:勝率16.7%、複勝率33.3%
  • 6歳以上:勝率0.0%、複勝率も低迷

中心は出走数も多い5歳馬。意外と3歳馬も好成績を残しており、斤量差を活かせれば面白い存在。一方、6歳以上の高齢馬は割引が必要です。

脚質別傾向|逃げ・先行が断然有利!

  • 逃げ馬:勝率30.0%、複勝率40.0%
  • 先行馬:複勝率30.6%
  • 差し・追込:複勝率低迷

函館芝1200mは小回りかつ直線が短く、前に行ける脚質が圧倒的に有利。追い込み一辺倒の馬は軽視するのがセオリーです。

上がり3F別|速い上がりより好位差しが鍵

  • 上がり3F 3~5位:複勝率50.0%
  • 上がり1位:馬券内は稀

函館では「上がり最速=好成績」ではありません。中団から好位で立ち回り、最後にひと脚使えるタイプが好走しています。




前走脚質・位置取り|前走から前めで競馬できる馬が有利

  • 前走:逃げ→不振
  • 前走:先行・中団→安定

前走逃げた馬は次走でマークされて凡走する傾向も。安定して前めで競馬できる馬が好成績を残しています。

前走クラス別|G1・リステッド組が中心

  • G1出走馬:複勝率24.4%、4勝
  • OP(L):複勝率27.8%
  • OP(非L):低調

高レベルの前走を経験している馬が狙い目。G1・リステッドからのローテは信頼度が高く、凡戦からの格上挑戦馬は割引です。

種牡馬別傾向|パワー型スプリンター血統が狙い目

  • ロードカナロア産駒:3勝、複勝率37.5%
  • クロフネ産駒:複勝率42.9%
  • キズナ産駒:複勝率33.3%
  • ディープインパクト産駒:馬券内ゼロ

パワー型・短距離適性の高い種牡馬が上位。函館の洋芝ではキレよりパワーが活きます。ディープ系は不振なので要注意。


まとめ|函館スプリントSで馬券になる馬の傾向

過去10年の傾向を総合すると、「前に行ける5歳以下の中人気馬」「外枠」「短距離パワー型血統」が好走傾向にあります。

狙い目を一言でまとめると…

「3~5番人気・外枠・先行タイプ・G1 or L組出走のロードカナロア産駒」

2025年の函館スプリントステークスの出走馬が確定したら、本データに照らし合わせて有力馬をピックアップしていきましょう。

全人馬無事に完走し見応えのある良いレースを願います。