共同通信杯2020予想と過去傾向データです。
令和2年2月16日(日)東京競馬場では【第54回共同通信杯2020(トキノミノル記念)】が行われます。
芝1800mの3歳のG3のレースで、マイラプソディ、フィリオアレグロ、ダーリントンホールなどが出走予定馬(登録馬)となっています。
過去10年の1着から3着のレース結果成績表から枠順、馬番、人気、脚質等のデータ分析や出走予定馬(登録馬)のラップギア適性値や過去傾向を把握したいと思います。
《共同通信杯 過去10年成績表》を見ると、枠番・馬番・人気・騎手・脚質・血統などが分かると思います。
気になるデータ項目を掲載しておきます。
予想の参考になれば幸いです。
共同通信杯2020予想参考 過去10年のデータ傾向
過去10年の3着内馬成績データ表
過去10年の各データ傾向
基本的には、枠順はあまり気にする必要はないが、逃げ・先行馬は真ん中から内枠を引いた方が、すんなりインコースに潜り込みやすいコース。
連対馬20頭中⇒16頭が3番人気以内からとなっています。
過去10年のうち9年で3番人気以内から1頭は連対馬が出ています。
5年が3番人気以内の2頭でのワンツーとなっていました。
<先行>が10連対でトップとなっています。
連対馬20頭中⇒13頭が4角5番手以内の位置となっていました。
前走脚質は<先行>が9連対でトップとなっています。
データのある連対馬19頭中⇒16頭が前走上がり3ハロン順位が5位以内となっています。
【血統傾向】
※東京芝1800mコースのレースデータを参照。集計期間:2016. 1.30 ~ 2019.11.24。
・種牡馬
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 46- 31- 40-204/321 | 14.3% | 24.0% | 36.4% | 65 | 73 |
ハーツクライ | 17- 16- 20-126/179 | 9.5% | 18.4% | 29.6% | 37 | 81 |
キングカメハメハ | 15- 11- 8- 71/105 | 14.3% | 24.8% | 32.4% | 93 | 102 |
ハービンジャー | 15- 8- 10- 89/122 | 12.3% | 18.9% | 27.0% | 81 | 64 |
ヴィクトワールピサ | 13- 5- 7- 54/ 79 | 16.5% | 22.8% | 31.6% | 347 | 135 |
マンハッタンカフェ | 11- 6- 5- 59/ 81 | 13.6% | 21.0% | 27.2% | 50 | 68 |
ルーラーシップ | 10- 9- 14- 58/ 91 | 11.0% | 20.9% | 36.3% | 130 | 107 |
ステイゴールド | 9- 16- 20-136/181 | 5.0% | 13.8% | 24.9% | 75 | 78 |
ダイワメジャー | 7- 11- 4- 56/ 78 | 9.0% | 23.1% | 28.2% | 44 | 53 |
ローエングリン | 7- 2- 2- 35/ 46 | 15.2% | 19.6% | 23.9% | 64 | 53 |
エイシンフラッシュ | 6- 1- 2- 44/ 53 | 11.3% | 13.2% | 17.0% | 172 | 94 |
ゼンノロブロイ | 5- 3- 5- 41/ 54 | 9.3% | 14.8% | 24.1% | 149 | 68 |
ネオユニヴァース | 4- 5- 4- 44/ 57 | 7.0% | 15.8% | 22.8% | 86 | 117 |
ジャスタウェイ | 4- 3- 1- 24/ 32 | 12.5% | 21.9% | 25.0% | 65 | 58 |
ノヴェリスト | 3- 7- 2- 18/ 30 | 10.0% | 33.3% | 40.0% | 117 | 270 |
メイショウサムソン | 3- 5- 3- 25/ 36 | 8.3% | 22.2% | 30.6% | 125 | 80 |
ジャングルポケット | 3- 5- 2- 47/ 57 | 5.3% | 14.0% | 17.5% | 11 | 34 |
オルフェーヴル | 3- 4- 3- 41/ 51 | 5.9% | 13.7% | 19.6% | 22 | 94 |
ディープブリランテ | 3- 4- 3- 35/ 45 | 6.7% | 15.6% | 22.2% | 27 | 66 |
ロードカナロア | 2- 7- 7- 25/ 41 | 4.9% | 22.0% | 39.0% | 27 | 123 |
ナカヤマフェスタ | 2- 2- 2- 23/ 29 | 6.9% | 13.8% | 20.7% | 110 | 96 |
Frankel | 2- 1- 1- 5/ 9 | 22.2% | 33.3% | 44.4% | 145 | 62 |
ディープインパクトがトップとなっています。
単勝回収率には、ヴィクトワールピサやルーラーシップ、ゼンノロブロイ等が良いコースです。
ラップギア傾向と共同通信杯2020枠順(出走予定馬・登録馬)
※共同通信杯2020枠順確定しました。
枠 | 番 | 馬名 | 替 騎手 | 父 | ラップギア |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | $エン | *柴田大知 | tavistock | 消0平0瞬0 |
2 | 2 | ビターエンダー | *ミナリク | オルフェーヴル | 消0平1瞬0 |
3 | 3 | ココロノトウダイ | 丸山元気 | エイシンフラッシュ | 消0平2瞬1 |
4 | 4 | シングンバズーカ | 柴田善臣 | シングンオペラ | 消0平1瞬2 |
5 | 5 | アジュバント | *幸英明 | フィガロ | 消0平0瞬0 |
6 | 6 | $ダーリントンホール | *ルメール | new approach | 消0平0瞬1 |
7 | 7 | フィリオアレグロ | M.デム | ディープインパクト | 消0平0瞬1 |
8 | 8 | マイラプソディ | 武豊 | ハーツクライ | 消0平1瞬2 |
8 | 9 | シコウ | 木幡巧也 | マツリダゴッホ | 消0平1瞬0 |
【ラップギア区分】
◆消耗戦(ラスト4ハロンで加速ラップなし)
→0レース
◆平坦戦(ラスト4ハロンで0.1秒から0.4秒の加速ラップあり)
→1レース
◆瞬発戦(ラスト4ハロンで0.5秒以上の加速ラップあり)
→9レース
【過去10年の勝ち馬のラップギア適性値と種牡馬】
(※出走時点)
2019年 平坦戦
1着ダノンキングリー 消1平0瞬1 父ディープインパクト(SS系)
2018年 瞬発戦
1着オウケンムーン 消0平1瞬1 父オウケンブルースリ
2017年 瞬発戦
1着スワーヴリチャード 消0平1瞬2 父ハーツクライ(SS系)
2016年 平坦戦
1着ディーマジェスティ 消0平0瞬3 父ディープインパクト(SS系)
2015年 瞬発戦
1着リアルスティール 消0平0瞬1 父ディープインパクト(SS系)
2014年 瞬発戦
1着イスラボニータ 消0平1瞬3 父フジキセキ(SS系)
2013年 瞬発戦
1着メイケイペガスター 消0平0瞬1 父フジキセキ(SS系)
2012年 瞬発戦
1着ゴールドシップ 消0平1瞬3 父ステイゴールド(SS系)
20011年 瞬発戦
1着ナカヤマナイト 消0平0瞬5 父ステイゴールド(SS系)
2010年 瞬発戦
1着ハンソデバンド 消0平1瞬3 父マンハッタンカフェ(SS系)
東京芝1800mコースは、基本的には瞬発戦ラップの可能性が高いコースとなっています。
過去10年で瞬発戦の数字が多かった勝ち馬⇒全馬10頭となっています。
基本的には、スローの瞬発力勝負の可能性が高い共同通信杯です。
共同通信杯2020 傾向まとめ表 チェック基準
過去5年前走成績データ表(2020年版)
《共同通信杯 過去5年前走データ表》から把握できる気になる傾向項目とデータ表からは把握できない気になる傾向項目を以下に記述しておきます。
過去5年の前走等のデータ傾向
【前走着順】
連対馬10頭中⇒9頭が2着以内の馬となっています。(昨年のディーマジェスティは、前走取消なので2走前を参照。以下同じ。)
【着差】
負け着差は、重賞、OPで0.0秒以内が目安。
【前走レース】
連対馬10頭中⇒4頭が前走重賞、1勝クラス(500万下)から4頭、新馬戦から2頭となっています。
【初勝利】
連対馬10頭中⇒9頭がデビュー2戦目以内に初勝利を挙げています。
残りの1頭は3戦目。
【距離実績】
連対馬10頭中⇒8頭に1800m以上での1着実績があります。
残りの2頭は、1勝クラス以上の1600mで1着がありました。
【馬場】
東京芝コースなので、東京のほか京都芝や阪神芝外回り、新潟芝での好走歴がある軽い芝適性に注意したい感じがする。
共同通信杯2020 傾向まとめ表
【傾向まとめ表(2020年版)】
傾向まとめ表のチェック基準の6項目を出走馬でチェックしました。
・傾向まとめ表 過去の結果
◆Aランク(6項目該当=6点、5点)Bランク(4点、3点)Cランク(2点、1点)Dランク(0点)
※見方:年⇒1着の順位(ランク点数)、2着の順位(ランク点数)、3着の順位(ランク点数)
2019年⇒3位(B4)、1位(A5)、2位(A6)
2018年⇒6位(C1)、4位(C2)、11位(C1)
2017年⇒2位(A6)、6位(C2)、1位(A6)
2016年⇒6位(C2)、5位(B3)、3位(A5)
2015年⇒4位(B3)、2位(B3)、7位(C2)
2014年⇒1位(A6)、3位(A6)、2位(A5)
2013年⇒5位(B3)、2位(A5)、9位(C2)
2012年⇒2位(A5)、1位(A6)、3位(A5)
Aランク【3-4-5】
Bランク【3-2-0】
Cランク【2-2-3】
Dランク【0-0-0】
参考記事:『傾向まとめ表(予想資料)の結果』
共同通信杯2020予想
《傾向まとめ表》の過去8年では、連対馬16頭中⇒9頭が3位以内からとなっていました。
ランクは、Aランクがトップとなっています。
9頭立てと寂しい頭数の共同通信杯です。
3戦3勝実績断然の武豊騎手のマイラプソディが断然の人気となっています。
全3戦、上がり3ハロン順位も全て1位となっていますので、東京コースでも問題なさそうです。
逆転候補を探してみると、日曜日の東京は午前中雨の予報もあるので、新馬戦重馬場で勝利しているミルコ・デムーロ騎手のディープインパクト産駒フィリオアレグロに注目したいと思います。
サトノクラウンの半弟でもあり、好勝負を期待したいと思います。
実績断然のマイラプソディは対抗○にし、単穴▲はビターエンダー、☆穴馬はA5点馬のココロノトウダイにしました。
ココロノトウダイは、距離得意、末脚よく、チャンスがありそうな雰囲気です。
9頭立てですので、4頭で勝負したいと思います。
◎フィリオアレグロ
◯マイラプソディ
▲ビターエンダー
☆ココロノトウダイ
共同通信杯、印をつけた馬たちの好走を期待したいと思います。
全馬、無事に完走し見応えのある良いレースになれば良いですね。
共同通信杯2020 レース結果と配当(払い戻し金)
1着は3番人気だったダーリントンホール(C.ルメール騎手)が勝利しました。
2着4番人気ビターエンダー(F.ミナリク騎手)、3着2番人気フィリオアレグロ(M.デムーロ騎手)となっています。
[単 勝] 6 \600
[複 勝] 6 \310 / 2 \460 / 7 \310
[枠 連] 2-6 \2550 (11)
[馬 連] 02-06 \2580 (10)
[ワイド] 02-06 \660 (10)/ 06-07 \410 (5)/ 02-07 \610 (8)
[馬 単] 06-02 \4540 (15)
[3連複] 02-06-07 \2460 (9/84)
[3連単] 06-02-07 \16600 (57/504)
※出馬表・成績・オッズ等は、主催者発表のものと照合してください