キーンランドC2025 前走データ傾向で好走馬を見抜く!

サマースプリントシリーズ第5戦のキーンランドC2025。
このレースで好走する馬には、実はある「共通点」があるんです。
今回は、過去10年間の前走データを徹底的に分析し、馬券検討に役立つ注目する前走の傾向を大公開します!

芝レースの風景 前走レース分析

前走距離:1200mに固執はNG!意外な距離短縮組を狙え!

「キーンランドカップは1200mだから、前走も1200m組が有利でしょ?」そう思っている方は要注意!過去のデータを見ると、意外な傾向が浮かび上がります。

前走平地距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
1000m 1- 0- 1- 10/ 12 8.3% 8.3% 16.7% 40% 40%
1200m 7- 9- 6- 99/121 5.8% 13.2% 18.2% 51% 76%
1400m 0- 0- 1- 5/ 6 0.0% 0.0% 16.7% 0% 13%
1600m 2- 1- 2- 8/ 13 15.4% 23.1% 38.5% 163% 156%
その他 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%

前走1200m組は最多の出走頭数を誇りますが、注目すべきは前走1600m組。
勝率は15.4%、複勝率も38.5%と圧倒的な成績を残しています。
さらに回収率も非常に高く、距離短縮で臨む馬はまさに「買い」のサインと言えるでしょう。




前走クラス:G1からの一流スプリンターが激走!

次に、前走でどのクラスのレースを使っていたかを見てみましょう。

前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
3勝クラス 1- 1- 0- 3/ 5 20.0% 40.0% 40.0% 126% 118%
OP非L 3- 3- 2- 56/ 64 4.7% 9.4% 12.5% 71% 85%
G3 4- 5- 5- 45/ 59 6.8% 15.3% 23.7% 44% 73%
G2 0- 0- 1- 2/ 3 0.0% 0.0% 33.3% 0% 66%
G1 2- 1- 1- 12/ 16 12.5% 18.8% 25.0% 104% 70%

前走G1組は、出走頭数は少ないものの、勝率12.5%とトップクラスの成績を残しています。
高レベルのレースで鍛えられた経験は、やはり伊達ではありません。
また、3勝クラスを勝ち上がったばかりの勢いのある馬にも注目です。

前走着順・着差:「負けて強し」は本当だった!

「前走で負けている馬は買えない…」と思っていませんか?キーンランドカップでは、この常識が通用しないケースが多々あります。

前確定着順 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
同級1着 2- 3- 3- 20/ 28 7.1% 17.9% 28.6% 40% 90%
同級2着 0- 1- 0- 14/ 15 0.0% 6.7% 6.7% 0% 49%
同級3着 1- 1- 2- 10/ 14 7.1% 14.3% 28.6% 55% 148%
同級4~5着 1- 3- 0- 15/ 19 5.3% 21.1% 21.1% 37% 100%
同級6~9着 5- 2- 3- 29/ 39 12.8% 17.9% 25.6% 109% 73%
同級10着~ 0- 1- 2- 32/ 35 0.0% 2.9% 8.6% 0% 34%

なんと、前走で6~9着と敗れていた馬が最多の5勝を挙げています。
また、回収率も100%を超えており、馬券的妙味も十分。

前走着差 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
勝0.0 2- 0- 0- 10/ 12 16.7% 16.7% 16.7% 107% 49%
勝0.1~0.2 1- 1- 1- 12/ 15 6.7% 13.3% 20.0% 25% 85%
負0.0~0.2 1- 3- 4- 20/ 28 3.6% 14.3% 28.6% 11% 89%
負0.3~0.5 1- 2- 2- 35/ 40 2.5% 7.5% 12.5% 14% 55%
負0.6~0.9 4- 1- 2- 21/ 28 14.3% 17.9% 25.0% 129% 94%

前走で負け着差0.6~0.9秒だった馬の勝率が14.3%と非常に高く、単回収率も100%を超えています。
これは、強い相手に善戦し、疲れも残らず本番に臨める理想的なローテーションと言えるでしょう。




前走脚質・斤量:先行馬&斤量減に逆襲のチャンスあり!

最後に、レースの展開に直結する脚質と斤量の増減を見てみましょう。

前走脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
平地・逃げ 0- 1- 0- 7/ 8 0.0% 12.5% 12.5% 0% 63%
平地・先行 5- 4- 1- 44/ 54 9.3% 16.7% 18.5% 110% 70%
平地・中団 3- 4- 7- 41/ 55 5.5% 12.7% 25.5% 34% 89%
平地・後方 1- 1- 1- 30/ 33 3.0% 6.1% 9.1% 24% 24%

キーンランドカップが開催される札幌芝1200mは、先行馬が圧倒的に有利なコース。
データもこれを裏付けており、前走で先行していた馬は勝率・回収率ともに優秀です。

前走斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
増減無し 6- 4- 4- 44/ 58 10.3% 17.2% 24.1% 134% 100%
増減±1kg以内 8- 9- 10- 87/114 7.0% 14.9% 23.7% 40% 70%
今回増 1- 1- 4- 44/ 50 2.0% 4.0% 12.0% 18% 51%
今回減 3- 5- 2- 36/ 46 6.5% 17.4% 21.7% 52% 91%
今回3kg以上減 2- 1- 0- 8/ 11 18.2% 27.3% 27.3% 68% 83%

前走から3kg以上斤量が減る馬の勝率が18.2%と、こちらも非常に高い数値を示しています。
斤量減でパフォーマンスを上げる馬は、キーンランドカップでこそ狙いたい存在です。

結論:キーンランドカップ2025、鉄板馬はこれだ!

これらのデータを総合すると、キーンランドカップ2025で狙うべき馬のプロファイルは以下のようになります。

  • 前走1600m組で、距離短縮に挑む馬
  • 前走G1で善戦(6~9着負け着差0.6~0.9秒)した馬
  • 前走先行し、今回3kg以上斤量が減る

これらの条件をすべて満たす馬がいれば、それはまさに「鉄板」。
最終的な予想の参考にしてください!

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【データ出典】当ブログのデータは、TARGET frontier JVを使用しJRA公式競馬データを分析しています。

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