サマースプリントシリーズ第5戦のキーンランドC2025。
このレースで好走する馬には、実はある「共通点」があるんです。
今回は、過去10年間の前走データを徹底的に分析し、馬券検討に役立つ注目する前走の傾向を大公開します!
前走距離:1200mに固執はNG!意外な距離短縮組を狙え!
「キーンランドカップは1200mだから、前走も1200m組が有利でしょ?」そう思っている方は要注意!過去のデータを見ると、意外な傾向が浮かび上がります。
前走1200m組は最多の出走頭数を誇りますが、注目すべきは前走1600m組。
勝率は15.4%、複勝率も38.5%と圧倒的な成績を残しています。
さらに回収率も非常に高く、距離短縮で臨む馬はまさに「買い」のサインと言えるでしょう。
前走クラス:G1からの一流スプリンターが激走!
次に、前走でどのクラスのレースを使っていたかを見てみましょう。
前走G1組は、出走頭数は少ないものの、勝率12.5%とトップクラスの成績を残しています。
高レベルのレースで鍛えられた経験は、やはり伊達ではありません。
また、3勝クラスを勝ち上がったばかりの勢いのある馬にも注目です。
前走着順・着差:「負けて強し」は本当だった!
「前走で負けている馬は買えない…」と思っていませんか?キーンランドカップでは、この常識が通用しないケースが多々あります。
なんと、前走で6~9着と敗れていた馬が最多の5勝を挙げています。
また、回収率も100%を超えており、馬券的妙味も十分。
前走で負け着差0.6~0.9秒だった馬の勝率が14.3%と非常に高く、単回収率も100%を超えています。
これは、強い相手に善戦し、疲れも残らず本番に臨める理想的なローテーションと言えるでしょう。
前走脚質・斤量:先行馬&斤量減に逆襲のチャンスあり!
最後に、レースの展開に直結する脚質と斤量の増減を見てみましょう。
キーンランドカップが開催される札幌芝1200mは、先行馬が圧倒的に有利なコース。
データもこれを裏付けており、前走で先行していた馬は勝率・回収率ともに優秀です。
前走から3kg以上斤量が減る馬の勝率が18.2%と、こちらも非常に高い数値を示しています。
斤量減でパフォーマンスを上げる馬は、キーンランドカップでこそ狙いたい存在です。
結論:キーンランドカップ2025、鉄板馬はこれだ!
これらのデータを総合すると、キーンランドカップ2025で狙うべき馬のプロファイルは以下のようになります。
- 前走1600m組で、距離短縮に挑む馬
- 前走G1で善戦(6~9着、負け着差0.6~0.9秒)した馬
- 前走先行し、今回3kg以上斤量が減る馬
これらの条件をすべて満たす馬がいれば、それはまさに「鉄板」。
最終的な予想の参考にしてください!
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【データ出典】当ブログのデータは、TARGET frontier JVを使用しJRA公式競馬データを分析しています。