本記事では、ファンタジーステークス2026(京都芝1400m外回り/ファンタジーS)を対象に、京都芝1400m外回りで行われた直近10回のレース結果をもとにした傾向分析を行います。
人気別成績や脚質・馬番の違いに加え、ラップ傾向、前走内容、血統・生産者別の実績を整理し、出走馬を比較する際に確認したいポイントを明らかにします。
なお、内容は記事作成時点で把握できる情報を中心に構成しています。
ファンタジーステークスの基本データ傾向(過去10年)
過去10年のファンタジーステークスでは、1番人気が複勝率70.0%を記録する一方、2番人気は10頭出走して0勝と、上位人気の中でも成績差が大きくなっています。
また、脚質別では先行馬が10勝中4勝で最多ですが、逃げ・中団・後方からも勝ち馬が出ており、勝利する位置取りは一つに限定されていません。
人気別データ
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 3-2-2-3/10 | 30.0% | 50.0% | 70.0% |
| 2 | 0-0-1-9/10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
| 3 | 0-1-3-6/10 | 0.0% | 10.0% | 40.0% |
| 4 | 2-1-0-7/10 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
| 5 | 2-0-0-8/10 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
| 6 | 1-1-1-7/10 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
| 8 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 15 | 1-0-2-1/4 | 25.0% | 25.0% | 75.0% |
勝ち馬は上位人気だけに集中しておらず、4~6番人気が合計5勝と、過去10年の半数を占めています。
特に2・3番人気は合わせて20頭出走して0勝で、1番人気の3勝とは対照的です。
一方、14・15番人気からも各1勝が出ており、15番人気は4頭中3頭が3着以内ですが、対象数が少ない点には注意が必要です。
8番人気は10頭すべて着外となっており、中位人気から下位人気まで一律に評価できる分布ではありません。
脚質別データ
| 脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 1-4-0-5/10 | 10.0% | 50.0% | 50.0% |
| 先行 | 4-1-3-25/33 | 12.1% | 15.2% | 24.2% |
| 中団(差し) | 2-5-4-44/55 | 3.6% | 12.7% | 20.0% |
| 後方(追込) | 3-0-3-34/40 | 7.5% | 7.5% | 15.0% |
| マクリ | 0-0-0-0/0 | - | - | - |
上がり3F順位別成績
| 上がり3F順位 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 3-1-2-6/12 | 25.0% | 33.3% | 50.0% |
| 2位 | 1-1-1-10/13 | 7.7% | 15.4% | 23.1% |
| 3位 | 1-3-3-4/11 | 9.1% | 36.4% | 63.6% |
| 4~5位 | 2-1-0-14/17 | 11.8% | 17.6% | 17.6% |
| 6位以下 | 3-4-4-74/85 | 3.5% | 8.2% | 12.9% |
脚質別では先行馬が4勝で最多ですが、後方からも3勝が出ており、勝ち馬は複数の位置取りに分散しています。
逃げ馬は10頭中5頭が連対している一方、中団は55頭中2勝と、出走数に対する勝利数には差があります。
上がり3F順位では1~3位が合計5勝、3着以内16回で、36頭中16頭が馬券内に入っています。
対して上がり6位以下は85頭出走して複勝率12.9%にとどまり、上位の末脚を記録した馬との違いが確認できます。
なお、マクリに該当する馬は0頭のため、この脚質については成績を比較できません。
馬番別データ
| 馬番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1-3-0-6/10 | 10.0% | 40.0% | 40.0% |
| 2 | 1-0-0-9/10 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
| 3 | 0-1-1-8/10 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
| 4 | 1-2-0-7/10 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
| 5 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 6 | 3-0-1-6/10 | 30.0% | 30.0% | 40.0% |
| 7 | 1-1-1-7/10 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
| 8 | 0-2-0-8/10 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
| 9 | 1-0-1-8/10 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
| 10 | 0-0-3-6/9 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
| 11 | 1-0-1-7/9 | 11.1% | 11.1% | 22.2% |
| 12 | 1-1-0-7/9 | 11.1% | 22.2% | 22.2% |
| 13 | 0-0-1-5/6 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
| 14 | 0-0-1-4/5 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
| 15 | 0-0-0-4/4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 16 | 0-0-0-2/2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 17 | 0-0-0-2/2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 18 | 0-0-0-2/2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
馬番別では6番が10頭中3勝で最多となり、同じ10頭が出走した5番は3着以内が一度もありません。
1番は10頭中4頭が連対しており、勝利数だけでなく2着以内に入った回数でも目立っています。
勝ち馬は1~12番に分布している一方、13~18番は合計21頭出走して0勝で、3着が2回にとどまっています。
ただし、13番以降は馬番が大きくなるほど出走数が少ないため、単純に内外の有利不利を断定することはできません。
ファンタジーステークス2026のレース質・ラップ傾向(過去10年)
過去10年のラップギアでは平坦戦と瞬発戦が各4回で、合計8回を占めています。
消耗戦は2回となっており、レース質は平坦戦・瞬発戦の2区分に多く分布しています。
ラップギア別
| ラップギア | 回数 | 割合 |
|---|---|---|
| 消耗戦 | 2回 | 20.0% |
| 平坦戦 | 4回 | 40.0% |
| 瞬発戦 | 4回 | 40.0% |
平坦戦と瞬発戦がそれぞれ40.0%を占めており、どちらか一方が突出する構成ではありません。
一方、消耗戦は20.0%で、残る2区分の半分の回数となっています。
過去10年では3種類すべてのレース質が確認されているため、ラップギアだけから特定の一つの展開を前提とすることはできません。
※ラップギアとは、レース終盤(上がり3F)のラップタイムの加速・減速によってレース質を分類する指標。
ファンタジーステークスの前走データ(過去10年)
過去10年の勝ち馬10頭のうち、前走1~3着馬が9頭、前走から斤量増減のなかった馬が10頭を占めています。
また、前走から5~25週の間隔を空けた馬が8勝している一方、前走から2週の馬は10頭出走して3着以内がありません。
前走距離やクラスには複数の勝利区分があるため、着順・着差や間隔などと合わせて比較することが重要です。
前走距離別
| 前走距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1200m | 4-3-4-38/49 | 8.2% | 14.3% | 22.4% |
| 1400m | 2-4-4-48/58 | 3.4% | 10.3% | 17.2% |
| 1500m | 1-0-0-5/6 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
| 1600m | 3-3-2-13/21 | 14.3% | 28.6% | 38.1% |
| 1800m | 0-0-0-4/4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
勝ち馬は前走1200mから4頭、1600mから3頭で、この2距離が10勝中7勝を占めています。
特に1600m組は複勝率38.1%で、出走数が最も多い1400m組の17.2%を大きく上回っています。
前走1400m組は58頭中2勝にとどまっており、同距離からの出走馬が勝利数・複勝率ともに優勢という結果ではありません。
1800m組は4頭すべて着外ですが、対象数が少ないため評価には注意が必要です。
前走クラス別
| 前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 新馬 | 4-1-0-26/31 | 12.9% | 16.1% | 16.1% |
| 未勝利 | 2-0-3-22/27 | 7.4% | 7.4% | 18.5% |
| 1勝クラス | 1-3-1-17/22 | 4.5% | 18.2% | 22.7% |
| オープン(非L) | 0-4-3-26/33 | 0.0% | 12.1% | 21.2% |
| G3 | 3-1-3-15/22 | 13.6% | 18.2% | 31.8% |
| G2 | 0-1-0-0/1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
前走新馬組が4勝、G3組が3勝で、合わせて10勝中7勝を占めています。
G3組は22頭中7頭が3着以内に入り、複勝率31.8%で主要クラス区分の中では最も高い数値です。
一方、オープン(非L)組は33頭出走して2着4回、3着3回がありながら0勝で、連対・複勝と勝ち切る成績に差があります。
前走クラスの昇降級関係では、今走昇級戦が7勝、同クラスが3勝となっており、勝利数は昇級組に多く分布しています。
前走着順・着差別
前走確定着順別成績
| 前走着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1着 | 6-2-6-64/78 | 7.7% | 10.3% | 17.9% |
| 2着 | 1-6-1-11/19 | 5.3% | 36.8% | 42.1% |
| 3着 | 2-0-1-8/11 | 18.2% | 18.2% | 27.3% |
| 4着 | 0-0-1-2/3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
| 5着 | 0-0-0-7/7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 6着 | 0-1-0-4/5 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
| 13着 | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
前走着差別成績
| 前走着差 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 勝0.6~0.9 | 1-1-1-4/7 | 14.3% | 28.6% | 42.9% |
| 勝0.3~0.5 | 2-0-2-15/19 | 10.5% | 10.5% | 21.1% |
| 勝0.1~0.2 | 3-1-1-32/37 | 8.1% | 10.8% | 13.5% |
| 勝0.0 | 0-0-2-10/12 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
| 負0.0 | 0-3-0-1/4 | 0.0% | 75.0% | 75.0% |
| 負0.1~0.2 | 2-2-2-13/19 | 10.5% | 21.1% | 31.6% |
| 負0.3~0.5 | 0-1-0-11/12 | 0.0% | 8.3% | 8.3% |
| 負1.0~1.9 | 1-1-1-5/8 | 12.5% | 25.0% | 37.5% |
前走1~3着馬が10勝中9勝を占め、特に前走1着馬から6頭の勝ち馬が出ています。
ただし、前走2着馬は複勝率42.1%で前走1着馬の17.9%を上回り、勝利数と馬券内の安定度には違いがあります。
前走勝ち馬の着差では、0.1~0.5秒差で勝った馬が合わせて5勝している一方、0.0秒差の勝ち馬は12頭出走して0勝です。
前走敗退組からも勝ち馬は出ていますが、着順13着からの勝利は1頭のみであり、大敗からの巻き返しを一般的な傾向として扱うことはできません。
前走で0.1~0.2秒差の負けだった馬は19頭中6頭が3着以内に入り、僅差の敗退馬にも実績があります。
前走脚質別
前走脚質別成績
| 前走脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 2-2-0-22/26 | 7.7% | 15.4% | 15.4% |
| 先行 | 4-3-5-43/55 | 7.3% | 12.7% | 21.8% |
| 中団(差し) | 3-3-3-32/41 | 7.3% | 14.6% | 22.0% |
| 後方(追込) | 1-2-2-11/16 | 6.3% | 18.8% | 31.3% |
| マクリ | 0-0-0-0/0 | - | - | - |
前走上がり3F順位別成績
| 上がり3F順位 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 2-2-2-37/43 | 4.7% | 9.3% | 14.0% |
| 2位 | 3-3-4-12/22 | 13.6% | 27.3% | 45.5% |
| 3位 | 1-1-2-12/16 | 6.3% | 12.5% | 25.0% |
| 4~5位 | 0-1-1-24/26 | 0.0% | 3.8% | 7.7% |
| 6位以下 | 4-3-1-21/29 | 13.8% | 24.1% | 27.6% |
前走脚質では先行が4勝、中団が3勝で、合わせて10勝中7勝を占めていますが、逃げ・後方からも勝ち馬が出ています。
前走後方組は16頭中5頭が3着以内で複勝率31.3%となり、勝利数最多の先行組の21.8%を上回っています。
上がり3F順位では2位が複勝率45.5%で最も高く、1位の14.0%と大きな差があります。
一方、上がり6位以下からも4勝が出ており、前走で上位の末脚を記録した馬だけに勝利が集中しているわけではありません。
上がり4~5位は26頭出走して0勝、複勝率7.7%にとどまっており、上がり順位の区分間にも明確な成績差が見られます。
前走馬体重別
| 前走馬体重 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 400~419kg | 2-1-0-12/15 | 13.3% | 20.0% | 20.0% |
| 420~439kg | 1-3-2-25/31 | 3.2% | 12.9% | 19.4% |
| 440~459kg | 1-3-3-30/37 | 2.7% | 10.8% | 18.9% |
| 460~479kg | 3-2-4-22/31 | 9.7% | 16.1% | 29.0% |
| 480~499kg | 3-1-0-13/17 | 17.6% | 23.5% | 23.5% |
| 500~519kg | 0-0-1-2/3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
勝ち馬は400~499kgの範囲に集中しており、10勝すべてがこの区間から出ています。
特に460~499kgの2区分が合わせて6勝を占め、460~479kgは複勝率29.0%、480~499kgは勝率17.6%を記録しています。
一方、420~459kgは合わせて68頭が出走して2勝で、対象数の多さに対して勝利数が少ない区間です。
500kg以上は合計5頭で0勝ですが、出走数が限られるため、この数値だけで不利とは断定できません。
前走からの斤量増減別
| 斤量増減 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 増減無し | 10-10-9-95/124 | 8.1% | 16.1% | 23.4% |
| 今回増 | 0-0-1-8/9 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
| 今回減 | 0-0-0-5/5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の勝ち馬10頭は、すべて前走から斤量の増減がなかった馬です。
斤量増減無しの組は124頭中29頭が3着以内に入り、複勝率23.4%となっています。
一方、今回斤量増の9頭は3着が1回、今回斤量減の5頭はすべて着外で、増減のあった14頭から連対馬は出ていません。
ただし、増減ありの組は対象数が少なく、斤量変化そのものが成績差の原因とは断定できません。
間隔別
| 間隔 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 連闘 | 0-0-0-1/1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 2週 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 3週 | 1-0-1-11/13 | 7.7% | 7.7% | 15.4% |
| 4週 | 1-2-1-22/26 | 3.8% | 11.5% | 15.4% |
| 5~9週 | 4-6-3-37/50 | 8.0% | 20.0% | 26.0% |
| 10~25週 | 4-2-5-27/38 | 10.5% | 15.8% | 28.9% |
前走から5~9週と10~25週の2区分がそれぞれ4勝で、合わせて10勝中8勝を占めています。
この2区分は合計88頭中24頭が3着以内に入り、短い間隔の区分と比べて馬券内実績も多くなっています。
一方、2週は10頭出走してすべて着外で、3~4週の合計2勝とも対照的です。
5~9週は連対数が10回、10~25週は複勝率28.9%となっており、勝利数が同じでも成績の内訳には違いがあります。
半年以上の間隔に該当する馬は0頭のため、この区分については傾向を判断できません。
ファンタジーステークスの血統データ・生産者分析(過去10年)
過去10年の血統成績では、父サンデーサイレンス系が10勝中5勝を占め、3着以内も16回と最多です。
一方、母父ではミスプロ系(キングマンボ系を除く)とナス・ボールドルーラー系がそれぞれ2勝しており、父系と母父系では勝ち馬の分布に違いがあります。
京都芝1400m外回りとの血統的な関連性を一つの系統だけで断定せず、勝利数・出走数・複勝率を比較していきます。
種牡馬別データ
種牡馬別成績
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ディープインパクト | 2-2-1-4/9 | 22.2% | 44.4% | 55.6% |
| ダイワメジャー | 1-1-2-8/12 | 8.3% | 16.7% | 33.3% |
| キンシャサノキセキ | 1-0-1-3/5 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
| ロードカナロア | 1-0-0-6/7 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
| サートゥルナーリア | 1-0-0-2/3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
| ファインニードル | 1-0-0-1/2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
| リアルスティール | 0-2-0-0/2 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
種牡馬別ではディープインパクトが2勝、3着以内5回で最多ですが、現在の出走馬選びでは過去の父ディープインパクト実績をそのまま中心条件にすることはできません。
現役種牡馬の比較では、ダイワメジャーが12頭中4頭、キンシャサノキセキが5頭中2頭の3着以内実績を残しています。
ロードカナロアは7頭中1勝で、複勝率14.3%とダイワメジャーの33.3%を下回っています。
サートゥルナーリアやファインニードルにも勝ち馬がいますが、出走数が2~3頭と少ない点には注意が必要です。
種牡馬系統別成績
| 種牡馬系統 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| サンデーサイレンス系 | 5-6-5-42/58 | 8.6% | 19.0% | 27.6% |
| キングマンボ系 | 2-0-0-13/15 | 13.3% | 13.3% | 13.3% |
| サドラーズウェルズ系 | 1-1-1-2/5 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
| ミスプロ系(KM系除く) | 1-1-0-18/20 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
| ナス・プリンスリーギフト系 | 1-0-0-5/6 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
| ストームバード系 | 0-0-0-7/7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
父サンデーサイレンス系は58頭中16頭が3着以内に入り、勝利数・馬券内回数の両方で最多です。
キングマンボ系は15頭中2勝ですが、2・3着がなく、勝ち切る成績と複勝率に差があります。
サドラーズウェルズ系は5頭中3頭が3着以内で複勝率60.0%を記録しているものの、対象数は限定的です。
一方、ストームバード系は7頭すべて着外となっており、同じ父系でも成績は一様ではありません。
母父別データ
母父別成績
| 母父 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| タイキシャトル | 1-0-0-4/5 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
| マイネルラヴ | 1-0-0-2/3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
| ボストンハーバー | 1-0-0-1/2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
| ハーツクライ | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| Pulpit | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| サクラバクシンオー | 0-1-1-3/5 | 0.0% | 20.0% | 40.0% |
| フジキセキ | 0-1-0-3/4 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
母父別の勝ち馬は複数の種牡馬に分散し、同じ母父から2勝以上を記録した例はありません。
タイキシャトルは5頭中1勝、マイネルラヴは3頭中1勝で、個別の勝利数だけでは明確な優位を判断しにくい結果です。
母父サクラバクシンオーは5頭中2頭が3着以内に入っていますが、勝利はありません。
母父別では1頭のみの出走で勝率100%となる区分が多く、単独の母父名より系統単位の比較が重要になります。
母父系統別成績
| 母父系統 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ミスプロ系(KM系除く) | 2-3-1-12/18 | 11.1% | 27.8% | 33.3% |
| ナス・ボールドルーラー系 | 2-1-1-7/11 | 18.2% | 27.3% | 36.4% |
| サンデーサイレンス系 | 1-3-4-31/39 | 2.6% | 10.3% | 20.5% |
| ターントゥ・ロベルト他系 | 1-1-1-9/12 | 8.3% | 16.7% | 25.0% |
| ダンチヒ系 | 1-0-0-10/11 | 9.1% | 9.1% | 9.1% |
| キングマンボ系 | 0-0-0-7/7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
母父系統ではミスプロ系(キングマンボ系を除く)が18頭中6頭、ナス・ボールドルーラー系が11頭中4頭の3着以内実績を記録しています。
対して母父サンデーサイレンス系は39頭中8頭が3着以内に入ったものの、勝利は1回で勝率2.6%です。
父サンデーサイレンス系が5勝しているのに対し、母父側では勝ち馬が分散しており、父系と母父系を同じ基準で評価することはできません。
母父キングマンボ系は7頭すべて着外で、父キングマンボ系の2勝とは対照的な結果です。
ニックス傾向
| 父系×母父系 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| サンデーサイレンス系×ミスプロ系(KM系除く) | 1-2-1-7/11 | 9.1% | 27.3% | 36.4% |
| サンデーサイレンス系×ターントゥ・ロベルト他系 | 1-1-0-2/4 | 25.0% | 50.0% | 50.0% |
| キングマンボ系×サンデーサイレンス系 | 1-0-0-8/9 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
| サンデーサイレンス系×ダンチヒ系 | 1-0-0-5/6 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
| サンデーサイレンス系×ヴァイスリージェント系 | 0-1-1-2/4 | 0.0% | 25.0% | 50.0% |
| サンデーサイレンス系×キングマンボ系 | 0-0-0-7/7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
ニックスでは父サンデーサイレンス系×母父ミスプロ系(キングマンボ系を除く)が11頭中4頭の3着以内実績を残し、掲載区分の中では馬券内回数が最多です。
父サンデーサイレンス系×母父ターントゥ・ロベルト他系は4頭中2頭が連対していますが、対象数は少なめです。
一方、父サンデーサイレンス系×母父キングマンボ系は7頭すべて着外となっています。
父サンデーサイレンス系でも母父系統によって成績差があり、父系だけで一律に評価できないことが分かります。
生産者別
| 生産者 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ノーザンファーム | 5-2-1-16/24 | 20.8% | 29.2% | 33.3% |
| 富田牧場 | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| 畠山牧場 | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| 土居忠吉 | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| 松田牧場 | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| 宮内牧場 | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| 社台ファーム | 0-2-2-10/14 | 0.0% | 14.3% | 28.6% |
| 千代田牧場 | 0-1-0-2/3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
生産者別ではノーザンファームが24頭中5勝で、過去10年の勝ち馬の半数を占めています。
同牧場は3着以内も8回で、勝利数だけでなく馬券内回数でも最多です。
対して社台ファームは14頭中2着2回、3着2回で複勝率28.6%を記録していますが、勝ち馬は出ていません。
その他の勝ち馬5頭はそれぞれ異なる生産者から出ており、各生産者の対象数は1頭のみです。
生産者を比較する際は、少数例の勝率100%よりも、一定の出走数を伴うノーザンファームの実績を重視したいところです。
まとめ|ファンタジーステークス2026のデータ的特徴
ファンタジーステークスの過去10年では、前走着順・斤量増減・出走間隔に勝ち馬の集中が見られます。
前走1~3着馬が10勝中9勝、前走から斤量増減のなかった馬が全10勝を占めています。
また、前走から5~25週の間隔を空けた馬が8勝しており、2週で臨んだ10頭はすべて着外でした。
今年の出走馬を比較する際は、まず前走の着順と出走間隔を確認し、斤量変化の有無も合わせて整理するのがデータに沿った見方です。
前走のレース内容では、1200m組が4勝、1600m組が3勝と、勝ち馬は複数の距離から出ています。
1600m組の複勝率38.1%に対して、出走数最多の1400m組は17.2%であり、今回と同じ距離を経験していることだけでは優位性を説明できません。
前走クラスでは新馬組が4勝、G3組が3勝する一方、オープン(非L)組は33頭出走して0勝です。
前走で勝っている馬だけでなく、前走2着馬も複勝率42.1%を記録しているため、前走の着順は勝利数と馬券内率の両面から評価する必要があります。
脚質については、前走先行組が4勝、中団組が3勝ですが、前走後方組も複勝率31.3%を記録しています。
前走上がり3F順位は2位が複勝率45.5%で最も高い一方、6位以下からも4勝しており、速い上がりを記録した馬だけに勝ち馬が集中しているわけではありません。
前走馬体重では460~499kgの2区分が合わせて6勝を占め、420~459kgの2区分は68頭で2勝にとどまっています。
これらの項目は単独で決めつけず、前走の着順・クラス・間隔を確認した後の比較材料として位置づけられます。
血統では父サンデーサイレンス系が5勝、母父ミスプロ系(キングマンボ系を除く)が2勝を記録していますが、特定の種牡馬や母父への極端な集中はありません。
一方、生産者別ではノーザンファームが24頭中5勝、社台ファームが14頭中0勝と、対象数を伴う明確な差があります。
血統・生産者は前走条件と合わせて検討する補助材料とし、少数出走の高勝率だけを根拠に評価を上げすぎないことが重要です。
狙いやすい馬の条件
- 前走1~3着馬:過去10年の勝ち馬10頭中9頭が該当します。特に前走2着馬は19頭中8頭が3着以内で、複勝率42.1%です。
- 前走から斤量増減のない馬:過去10年の全10勝が該当します。斤量増減のあった14頭からは連対馬が出ていません。
- 前走から5~25週の間隔がある馬:この範囲の2区分で8勝を記録しています。一方、前走から2週の10頭はすべて着外です。
- 前走1600mまたは1200m組:両距離から合計7勝が出ています。1600m組は複勝率38.1%で、1400m組の17.2%を上回ります。
- 前走新馬・G3組:それぞれ4勝と3勝を記録しています。対照的にオープン(非L)組は33頭中0勝です。
- 前走上がり3F順位2位の馬:22頭中10頭が3着以内に入り、複勝率45.5%です。ただし、6位以下からも4勝しているため、上がり順位だけで除外しないことが必要です。
- 生産者・血統を追加比較する馬:ノーザンファーム生産馬は24頭中5勝です。父系ではサンデーサイレンス系が5勝していますが、種牡馬ごとの対象数や現在の出走馬への該当状況も確認します。
買い条件
| 優先度 | 過去10年データから整理した条件 |
|---|---|
| 1 | 前走着順を最初に確認する。勝ち馬の9頭が前走3着以内であり、前走2着馬も馬券内率が高いため、前走勝ち馬だけに絞らず比較する。 |
| 2 | 前走からの斤量増減と出走間隔を確認する。斤量増減無しから全10勝、5~25週の間隔から8勝が出ており、2週の組は10頭すべて着外だった点を比較する。 |
| 3 | 前走クラス・距離・着差を合わせて個別確認する。新馬組とG3組の勝利数、1600m組の複勝率38.1%、前走0.1~0.2秒差で敗れた馬の複勝率31.6%を比較材料にする。 |
| 4 | 前走脚質・上がり順位・馬体重を補助的に比較する。前走先行組が4勝、前走上がり2位は複勝率45.5%、前走460~499kgの馬が6勝という各項目の傾向を確認する。 |
| 5 | 最後に血統と生産者を比較する。ノーザンファーム生産馬の5勝、父サンデーサイレンス系の5勝を参考にしつつ、母父系統やニックスの出走数も確認する。 |
今年の出走馬を選ぶ際は、勝ち馬の集中度が高い前走着順・斤量増減・間隔を優先して確認し、その後に前走距離・クラス・着差を比較する流れが適しています。
血統や生産者は追加の判断材料とし、対象数の少ない高率区分を過大評価しないことが重要です。
なお、各条件はそれぞれの単独集計に基づくものであり、複数条件を同時に満たす馬の成績を示すものではありません。
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【データ出典】当ブログのデータは、TARGET(競馬)を使用しJRA公式競馬データを分析しています。
参考リンク:
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更新履歴
- 2026年10月21日:2026年版へ更新、過去10年データを掲載
- 2025年10月27日:初回公開、過去10年データを掲載




