天皇賞(秋)2026データ分析|過去10年傾向と狙い方

本記事では、天皇賞(秋)2026(東京芝2000m)を対象に、過去10年のレース結果をもとにした傾向分析を行います。
人気別の成績や脚質・上がり3F順位、馬番、性別、年齢、ラップ傾向を中心に、前走内容、血統、生産者のデータも整理し、好走馬に見られる特徴を探っていきます。

なお、内容は記事作成時点で把握できる情報を中心に構成しています。

天皇賞秋 過去10年傾向分析




天皇賞秋の基本データ傾向(過去10年)

過去10年では1番人気が7勝を挙げ、1~3番人気で全10勝を占めています。
馬番別では7番が5勝と突出しており、9番も3着以内7回と高い実績を残しています。
一方、年齢別では3~5歳馬から全10勝が出ており、6歳以上は37頭が出走して0勝と、明確な差が見られます。

人気別データ

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 7-1-0-2/10 70.0% 80.0% 80.0%
2 2-1-2-5/10 20.0% 30.0% 50.0%
3 1-2-1-6/10 10.0% 30.0% 40.0%
4 0-1-1-8/10 0.0% 10.0% 20.0%
5 0-1-0-9/10 0.0% 10.0% 10.0%
6 0-1-3-6/10 0.0% 10.0% 40.0%
7 0-2-0-8/10 0.0% 20.0% 20.0%
8 0-0-2-8/10 0.0% 0.0% 20.0%
9 0-1-0-9/10 0.0% 10.0% 10.0%
10 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
11 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
12 0-0-0-9/9 0.0% 0.0% 0.0%
13 0-0-1-6/7 0.0% 0.0% 14.3%

人気別では1番人気が10頭から7勝、連対率80.0%と突出しており、勝ち馬は1~3番人気の3区分に集中しています。
これに対して4番人気以下はすべて0勝で、勝ち切る実績には大きな差があります。
ただし、6番人気は3着以内4回、7番人気は2着2回を記録しており、相手候補まで上位人気だけで決まっているわけではありません。
10~18番人気は合計55頭が出走して3着以内1回にとどまり、下位人気の好走例は限られています。

配当傾向

施行日 馬連配当 三連複配当
2025年11月2日 910円 5,020円
2024年10月27日 9,660円 102,180円
2023年10月29日 1,330円 2,180円
2022年10月30日 3,330円 4,400円
2021年10月31日 390円 350円
2020年11月1日 970円 960円
2019年10月27日 920円 3,210円
2018年10月28日 1,520円 6,420円
2017年10月29日 900円 15,290円
2016年10月30日 2,420円 7,430円

過去10回の馬連配当は平均2,235円、中央値1,150円で、万馬券は0回となっています。
三連複は平均14,744円、中央値4,710円で、万馬券は10回中2回発生しました。
2024年の三連複102,180円が平均値を押し上げており、中央値との差が大きくなっています。
一方、2021年は馬連390円、三連複350円と、年度によって配当水準に大きな違いが見られます。

脚質別データ

脚質別成績

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-1-3-6/10 0.0% 10.0% 40.0%
先行 4-2-1-29/36 11.1% 16.7% 19.4%
中団(差し) 5-5-2-42/54 9.3% 18.5% 22.2%
後方(追込) 1-2-4-36/43 2.3% 7.0% 16.3%
マクリ 0-0-0-1/1 0.0% 0.0% 0.0%

上がり3F順位別成績

上がり3F順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1位 3-5-1-2/11 27.3% 72.7% 81.8%
2位 2-1-3-5/11 18.2% 27.3% 54.5%
3位 4-1-0-5/10 40.0% 50.0% 50.0%
4~5位 1-0-1-20/22 4.5% 4.5% 9.1%
6位以下 0-3-5-82/90 0.0% 3.3% 8.9%

脚質別では先行と中団から10勝中9勝が出ており、勝ち馬がこの2区分に集中しています。
中団は54頭から5勝、先行は36頭から4勝で、どちらにも勝利実績があります。
一方、逃げは10頭で0勝ながら複勝率40.0%を記録しており、勝ち切る成績と3着以内に入る割合には違いがあります。
上がり3F順位では1~3位の馬が9勝を占め、特に1位は複勝率81.8%と突出しています。
対照的に6位以下は90頭が出走して0勝、複勝率8.9%と低調で、上がり順位による成績差が明確です。

馬番別データ

馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 0-1-0-9/10 0.0% 10.0% 10.0%
2 1-1-0-8/10 10.0% 20.0% 20.0%
3 0-1-1-8/10 0.0% 10.0% 20.0%
4 1-1-0-8/10 10.0% 20.0% 20.0%
5 1-0-2-7/10 10.0% 10.0% 30.0%
6 0-2-0-8/10 0.0% 20.0% 20.0%
7 5-0-1-4/10 50.0% 50.0% 60.0%
8 1-0-1-8/10 10.0% 10.0% 20.0%
9 1-3-3-3/10 10.0% 40.0% 70.0%
10 0-0-1-9/10 0.0% 0.0% 10.0%
11 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
12 0-1-0-8/9 0.0% 11.1% 11.1%
13 0-0-0-8/8 0.0% 0.0% 0.0%
14 0-0-1-6/7 0.0% 0.0% 14.3%
15 0-0-0-6/6 0.0% 0.0% 0.0%
16 0-0-0-3/3 0.0% 0.0% 0.0%
17 0-0-0-1/1 0.0% 0.0% 0.0%
18 0-0-0-1/1 0.0% 0.0% 0.0%

馬番別では7番が10頭から5勝を挙げ、勝率50.0%、複勝率60.0%と突出しています。
一方、9番は10頭から1勝ながら、2着3回、3着3回で複勝率70.0%となり、3着以内に入る割合では7番を上回っています。
勝ち馬は2~9番に集中し、10番以降は合計55頭が出走して0勝です。
ただし、12番に2着1回、14番に3着1回があるため、10番以降でも好走例は確認できます。
7番の勝利数と9番の複勝実績が特に目立つ一方、外側の馬番では勝ち切る実績がありません。

性別別データ

性別 着別度数 勝率 連対率 複勝率
牡馬 8-10-7-99/124 6.5% 14.5% 20.2%
牝馬 2-0-3-12/17 11.8% 11.8% 29.4%
セン馬 0-0-0-4/4 0.0% 0.0% 0.0%

性別では牡馬が124頭から8勝を挙げ、勝利数で大きく上回っています。
ただし、牝馬は17頭から2勝、複勝率29.4%を記録し、牡馬の勝率6.5%、複勝率20.2%より高い割合です。
牝馬は出走数が少ないものの、3着以内5回と一定の好走実績があります。
一方、セン馬は4頭が出走して3着以内0回ですが、対象数が少ないため、この数値だけで強い傾向とは判断できません。

年齢別データ

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
3歳 3-1-1-5/10 30.0% 40.0% 50.0%
4歳 3-6-4-36/49 6.1% 18.4% 26.5%
5歳 4-3-4-38/49 8.2% 14.3% 22.4%
6歳 0-0-1-23/24 0.0% 0.0% 4.2%
7歳 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
8歳 0-0-0-3/3 0.0% 0.0% 0.0%

年齢別では3~5歳馬が全10勝を占め、6歳以上からは勝ち馬が出ていません。
特に3歳馬は10頭から3勝、勝率30.0%、複勝率50.0%と、4~5歳馬より高い好走率を記録しています。
4歳馬と5歳馬はともに49頭が出走し、勝利数では5歳馬が4勝と上回る一方、複勝率は4歳馬26.5%、5歳馬22.4%となっています。
対照的に6歳馬は24頭から0勝、複勝率4.2%にとどまり、7歳以上も13頭すべてが4着以下です。
3~5歳馬と6歳以上では、勝利数だけでなく3着以内の成績にも明確な差が見られます。

天皇賞(秋)2026のレース質・ラップ傾向(過去10年)

過去10年のラップギアでは平坦戦と瞬発戦がそれぞれ5回で、消耗戦は0回となっています。
レース質が平坦戦と瞬発戦に二分されている一方、上がり3F順位では1~3位の馬から9勝が出ており、勝ち馬の上がり順位には明確な集中が見られます。

ラップギア別

ラップギア 回数 割合
消耗戦 0回 0.0%
平坦戦 5回 50.0%
瞬発戦 5回 50.0%

ラップギアでは平坦戦と瞬発戦がそれぞれ50.0%となり、過去10年で同じ回数発生しています。
一方、消耗戦は0回で、3種類のレース質のうち2区分に集中していることが特徴です。
ただし、平坦戦と瞬発戦の間には回数の差がなく、どちらか一方を優先する根拠はありません。
上がり3F順位では1位が複勝率81.8%、3位が4勝と目立っており、ラップギアとは別の観点で確認したい傾向です。

※ラップギアとは、レース終盤(上がり3F)のラップタイムの加速・減速によってレース質を分類する指標。

天皇賞(秋) 過去10年前走レース分析

天皇賞(秋)の前走データ(過去10年)

過去10年の勝ち馬10頭すべてが前走G1・G2組で、特に前走G1組が8勝を占めています。
また、前走からの間隔が10~25週だった馬が9勝を挙げており、前走クラスと出走間隔に強い集中が見られます。
一方、前走1800m組は40頭が出走して0勝、前走G3組も15頭すべてが4着以下となっており、好走実績のある区分との差が明確です。




前走距離別

前走距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1600m 2-2-1-5/10 20.0% 40.0% 50.0%
1800m 0-0-4-36/40 0.0% 0.0% 10.0%
2000m 1-3-1-29/34 2.9% 11.8% 14.7%
2200m 4-3-3-31/41 9.8% 17.1% 24.4%
2400m 3-0-1-11/15 20.0% 20.0% 26.7%
3200m 0-2-0-1/3 0.0% 66.7% 66.7%

前走距離では2200m組が41頭から4勝で最多となり、2400m組の3勝と合わせて10勝中7勝を占めています。
一方、1800m組は40頭と出走数が多いにもかかわらず0勝、連対も0回で、2000m組の1勝と比べても勝ち切る実績に差があります。
1600m組は10頭から2勝、複勝率50.0%と良好ですが、2200m組より対象数は少なくなっています。
前走3200m組は3頭から2着2回を記録しているものの、少数例のため、勝利数の多い2200~2400m組とは分けて評価したいところです。

前走クラス別

前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率
OPEN非L 0-0-0-1/1 0.0% 0.0% 0.0%
G3 0-0-0-15/15 0.0% 0.0% 0.0%
G2 2-3-5-71/81 2.5% 6.2% 12.3%
G1 8-7-5-20/40 20.0% 37.5% 50.0%

前走クラスではG1組が40頭から8勝を挙げ、勝率20.0%、複勝率50.0%と突出しています。
G2組は81頭と出走数が最も多いものの2勝、複勝率12.3%にとどまり、G1組との差は大きくなっています。
一方、G3組は15頭が出走して3着以内0回となっており、重賞組でも前走の格による成績差が明確です。
また、前走ハンデ戦だった10頭も3着以内0回で、前走条件の違いが好走実績に表れています。
勝ち馬10頭すべてが前走重賞組であり、その中でもG1組の実績を重視したい結果です。

前走着順・着差別

前走着順別成績

前走着順 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1着 2-4-2-20/28 7.1% 21.4% 28.6%
2着 5-1-3-13/22 22.7% 27.3% 40.9%
3着 1-2-2-15/20 5.0% 15.0% 25.0%
4着 0-0-1-13/14 0.0% 0.0% 7.1%
5着 0-0-2-8/10 0.0% 0.0% 20.0%
6着 1-0-0-14/15 6.7% 6.7% 6.7%
7着 0-1-0-6/7 0.0% 14.3% 14.3%
9着 1-0-0-6/7 14.3% 14.3% 14.3%

前走着差別成績

前走着差 着別度数 勝率 連対率 複勝率
勝0.1~0.2秒 0-2-0-5/7 0.0% 28.6% 28.6%
勝0.0秒 2-2-0-7/11 18.2% 36.4% 36.4%
負0.0秒 3-1-1-7/12 25.0% 33.3% 41.7%
負0.1~0.2秒 1-1-3-19/24 4.2% 8.3% 20.8%
負0.3~0.5秒 2-0-2-27/31 6.5% 6.5% 12.9%
負0.6~0.9秒 1-2-2-12/17 5.9% 17.6% 29.4%
負1.0~1.9秒 1-1-0-20/22 4.5% 9.1% 9.1%
負2.0~2.9秒 0-1-0-5/6 0.0% 16.7% 16.7%

前走着順では2着馬が22頭から5勝を挙げ、勝ち馬の半数を占めています。
前走1~3着馬を合わせると70頭から8勝、3着以内23回となり、前走で上位に入った馬の実績が目立ちます。
ただし、前走6着と9着からも各1勝が出ており、前走で敗れた馬の巻き返し例も確認できます。
着差別では前走の勝ち負けが0.0秒だった2区分から合計5勝が出ている一方、0.3~0.5秒負けた馬も31頭から2勝を記録しています。
前走で1.0~1.9秒負けた馬は22頭から1勝、複勝率9.1%にとどまっており、着順だけでなく着差の大きさも比較したいところです。

前走脚質別

前走脚質別成績

前走脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-1-2-7/10 0.0% 10.0% 30.0%
先行 1-1-2-42/46 2.2% 4.3% 8.7%
中団(差し) 6-7-3-35/51 11.8% 25.5% 31.4%
後方(追込) 3-0-2-21/26 11.5% 11.5% 19.2%
マクリ 0-1-1-1/3 0.0% 33.3% 66.7%

前走上がり3F順位別成績

前走上がり3F順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1位 5-2-4-15/26 19.2% 26.9% 42.3%
2位 2-1-0-15/18 11.1% 16.7% 16.7%
3位 2-1-1-7/11 18.2% 27.3% 36.4%
4~5位 0-2-2-17/21 0.0% 9.5% 19.0%
6位以下 1-4-3-52/60 1.7% 8.3% 13.3%

前走脚質では中団と後方から10勝中9勝が出ており、前走で控える競馬をした馬に勝利数が集中しています。
特に前走中団組は51頭から6勝、3着以内16回を記録し、先行組の46頭から1勝、複勝率8.7%を大きく上回っています。
前走逃げ組は10頭で0勝ながら3着以内3回の実績があり、勝利数だけでは捉えられない違いも見られます。
上がり3F順位では前走1~3位の馬が合計55頭から9勝を挙げ、特に最速だった馬は26頭から5勝、複勝率42.3%と良好です。
一方、前走上がり3F6位以下は60頭から1勝にとどまり、勝ち馬の集中度では上位3位以内との差が明確です。

前走馬体重別

前走馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率
420~439kg 0-0-0-1/1 0.0% 0.0% 0.0%
440~459kg 0-0-1-6/7 0.0% 0.0% 14.3%
460~479kg 1-3-3-27/34 2.9% 11.8% 20.6%
480~499kg 5-5-2-36/48 10.4% 20.8% 25.0%
500~519kg 3-2-4-34/43 7.0% 11.6% 20.9%
520~539kg 0-0-0-4/4 0.0% 0.0% 0.0%
540kg以上 1-0-0-2/3 33.3% 33.3% 33.3%

前走馬体重では480~499kg組が48頭から5勝を挙げ、勝ち馬の半数を占めています。
500~519kg組も43頭から3勝しており、両区分を合わせると91頭から8勝と、勝利数が集中しています。
一方、460~479kg組は34頭から1勝にとどまり、勝率2.9%は480~499kg組の10.4%を大きく下回っています。
540kg以上は3頭から1勝で勝率33.3%ですが、少数例のため、出走数の多い480~519kg組の実績を優先して確認したいところです。

前走からの斤量増減別

斤量増減 着別度数 勝率 連対率 複勝率
増減無し 5-6-6-36/53 9.4% 20.8% 32.1%
今回増 2-3-3-77/85 2.4% 5.9% 9.4%
今回減 3-1-1-2/7 42.9% 57.1% 71.4%

斤量増減では増減無しの馬が53頭から5勝、3着以内17回を記録し、勝利数と好走数の両面で中心となっています。
対照的に今回増の馬は85頭と出走数が最も多いものの、2勝、複勝率9.4%と低調です。
今回減の馬は7頭から3勝、複勝率71.4%と高い数値を示していますが、対象数は他の2区分より少なくなっています。
出走数を伴う比較では増減無しが今回増を上回っており、今回減の高率は少数例である点も踏まえて確認したい結果です。

間隔別

間隔 着別度数 勝率 連対率 複勝率
2週 0-0-0-1/1 0.0% 0.0% 0.0%
3週 0-0-4-35/39 0.0% 0.0% 10.3%
4週 0-0-0-1/1 0.0% 0.0% 0.0%
5~9週 1-1-0-27/29 3.4% 6.9% 6.9%
10~25週 9-6-6-43/64 14.1% 23.4% 32.8%
半年以上 0-3-0-8/11 0.0% 27.3% 27.3%

間隔別では10~25週の馬が64頭から9勝、3着以内21回と、勝利数と好走数の両面で突出しています。
これに対して3週の馬は39頭が出走して0勝、連対も0回で、複勝率10.3%にとどまっています。
5~9週の馬も29頭から1勝、複勝率6.9%と低調で、10~25週の複勝率32.8%との差が明確です。
一方、半年以上の間隔があった馬は11頭から0勝ながら2着3回を記録しており、勝利数と連対実績では違いが見られます。
過去10年の勝ち馬の9割が10~25週の間隔だった点は、今年の出走馬を比較するうえで特に重要な特徴です。




天皇賞(秋)の血統データ・生産者分析(過去10年)

天皇賞(秋)の過去10年の血統データでは、種牡馬系統のサンデーサイレンス系とキングマンボ系がそれぞれ4勝を挙げ、両系統に勝ち馬が集中しています。
ただし、勝率はサンデーサイレンス系の4.9%に対してキングマンボ系が13.3%となっており、出走数を踏まえると成績に違いがあります。
また、生産者別ではノーザンファームが68頭から7勝と突出しており、血統だけでなく生産者にも明確な偏りが確認できます。

種牡馬別データ

種牡馬別成績

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ロードカナロア 2-1-0-6/9 22.2% 33.3% 33.3%
キタサンブラック 2-0-0-3/5 40.0% 40.0% 40.0%
ハーツクライ 1-0-1-9/11 9.1% 9.1% 18.2%
キングカメハメハ 1-0-0-12/13 7.7% 7.7% 7.7%
ブラックタイド 1-0-0-1/2 50.0% 50.0% 50.0%
ドゥラメンテ 1-0-0-1/2 50.0% 50.0% 50.0%
スクリーンヒーロー 1-0-0-1/2 50.0% 50.0% 50.0%
エピファネイア 1-0-0-0/1 100.0% 100.0% 100.0%
ディープインパクト 0-6-4-32/42 0.0% 14.3% 23.8%
モーリス 0-0-0-6/6 0.0% 0.0% 0.0%

種牡馬系統別成績

種牡馬系統 着別度数 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 4-6-6-66/82 4.9% 12.2% 19.5%
キングマンボ系 4-2-1-23/30 13.3% 20.0% 23.3%
ターントゥ・ロベルト他系 2-0-0-7/9 22.2% 22.2% 22.2%
ノーザンダンサー系 0-2-0-2/4 0.0% 50.0% 50.0%
ヴァイスリージェント系 0-0-2-2/4 0.0% 0.0% 50.0%
ダンチヒ系 0-0-0-4/4 0.0% 0.0% 0.0%

種牡馬別ではロードカナロアとキタサンブラックがそれぞれ2勝を挙げ、勝利数で並んでいます。
一方、ディープインパクト産駒は42頭と出走数が最も多く、2着6回、3着4回を記録しながら0勝という特徴的な成績です。
系統別ではサンデーサイレンス系とキングマンボ系で合計8勝ですが、キングマンボ系は30頭で4勝、サンデーサイレンス系は82頭で4勝と、勝率ではキングマンボ系が上回っています。
ターントゥ・ロベルト他系も9頭から2勝していますが、出走数は主要2系統より少なくなっています。
勝利数だけでなく、ディープインパクト産駒の2~3着実績と、キングマンボ系の勝率の高さを分けて捉えたい血統傾向です。

母父別データ

母父別成績

母父 着別度数 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス 2-0-0-8/10 20.0% 20.0% 20.0%
キングヘイロー 2-0-0-0/2 100.0% 100.0% 100.0%
ハーツクライ 1-1-0-0/2 50.0% 100.0% 100.0%
ディープインパクト 1-0-1-9/11 9.1% 9.1% 18.2%
シンボリクリスエス 1-0-0-1/2 50.0% 50.0% 50.0%
Vindication 1-0-0-1/2 50.0% 50.0% 50.0%
Royal Anthem 0-1-1-1/3 0.0% 33.3% 66.7%
Storm Cat 0-1-0-6/7 0.0% 14.3% 14.3%
クロフネ 0-0-2-3/5 0.0% 0.0% 40.0%

母父系統別成績

母父系統 着別度数 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 4-2-2-26/34 11.8% 17.6% 23.5%
リファール系 2-0-0-1/3 66.7% 66.7% 66.7%
ターントゥ・ロベルト他系 1-1-0-6/8 12.5% 25.0% 25.0%
サドラーズウェルズ系 1-1-0-3/5 20.0% 40.0% 40.0%
ナス・ボールドルーラー系 1-0-1-4/6 16.7% 16.7% 33.3%
ミスプロ系(KM系除く) 0-2-1-15/18 0.0% 11.1% 16.7%
ヴァイスリージェント系 0-1-3-16/20 0.0% 5.0% 20.0%
ストームバード系 0-1-0-10/11 0.0% 9.1% 9.1%

母父系統ではサンデーサイレンス系が34頭から4勝、3着以内8回と、勝利数と好走数で中心となっています。
母父サンデーサイレンス自身も10頭から2勝しており、個別の母父名でも勝利実績が確認できます。
一方、リファール系は3頭から2勝、勝率66.7%と高いものの、対象数が少ないため主流の系統と同じ重みでは評価できません。
対照的にヴァイスリージェント系は20頭から0勝、ミスプロ系(キングマンボ系を除く)も18頭から0勝で、出走数が一定数ある中で勝ち切る実績に差が見られます。
母父ディープインパクトは11頭から1勝しており、父ディープインパクト産駒の0勝という結果とは区別して確認する必要があります。

ニックス傾向

父系×母父系 着別度数 勝率 連対率 複勝率
キングマンボ系×サンデーサイレンス系 3-1-1-13/18 16.7% 22.2% 27.8%
サンデーサイレンス系×リファール系 2-0-0-1/3 66.7% 66.7% 66.7%
サンデーサイレンス系×ナス・ボールドルーラー系 1-0-1-4/6 16.7% 16.7% 33.3%
ターントゥ・ロベルト他系×サンデーサイレンス系 1-0-0-1/2 50.0% 50.0% 50.0%
キングマンボ系×ターントゥ・ロベルト他系 1-0-0-4/5 20.0% 20.0% 20.0%
サンデーサイレンス系×ヴァイスリージェント系 0-1-2-15/18 0.0% 5.6% 16.7%
サンデーサイレンス系×ストームバード系 0-1-0-10/11 0.0% 9.1% 9.1%

ニックス別ではキングマンボ系×サンデーサイレンス系が18頭から3勝を挙げ、組み合わせ別の勝利数で最多となっています。
これに対してサンデーサイレンス系×ヴァイスリージェント系は同じ18頭が出走しながら0勝、複勝率16.7%と、組み合わせによる差が見られます。
サンデーサイレンス系×リファール系は3頭から2勝、勝率66.7%ですが、対象数が少ないため補助的な実績として確認したいところです。
サンデーサイレンス系を父系に持つ組み合わせでも母父系によって成績に違いがあり、父系だけで一括りにせず、ニックスまで確認する価値があるデータです。

生産者別

生産者 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ノーザンファーム 7-6-7-48/68 10.3% 19.1% 29.4%
社台ファーム 1-0-1-11/13 7.7% 7.7% 15.4%
戸川牧場 1-0-0-0/1 100.0% 100.0% 100.0%
ヤナガワ牧場 1-0-0-0/1 100.0% 100.0% 100.0%
ケイアイファーム 0-1-0-2/3 0.0% 33.3% 33.3%
追分ファーム 0-1-0-2/3 0.0% 33.3% 33.3%
ノースヒルズ 0-1-0-3/4 0.0% 25.0% 25.0%
グランド牧場 0-0-0-5/5 0.0% 0.0% 0.0%

生産者別ではノーザンファームが68頭から7勝、3着以内20回と、勝利数・好走数ともに突出しています。
社台ファームは13頭から1勝、3着以内2回で、ノーザンファームとは勝率・複勝率の両面で差があります。
戸川牧場とヤナガワ牧場もそれぞれ1勝を挙げていますが、ともに出走1頭の結果であり、継続的な好走傾向として扱うには対象数が不足しています。
一方、グランド牧場は5頭が出走して3着以内0回となっており、一定の出走数を伴う生産者の中でも成績に違いが確認できます。
勝ち馬10頭のうち7頭がノーザンファーム生産馬である点は、血統と並んで重要な比較材料となります。




まとめ|天皇賞(秋)2026のデータ的特徴

天皇賞(秋)の過去10年で最も明確なのは、勝ち馬が上位人気と前走の実績上位クラスに集中している点です。
1番人気は7勝、1~3番人気で全10勝を占め、4番人気以下からは勝ち馬が出ていません。
前走クラスでもG1組が8勝、G2組が2勝で、勝ち馬はすべて前走G1・G2組です。
特に前走G1組は40頭から8勝、複勝率50.0%に対して、G2組は81頭から2勝、複勝率12.3%と大きな差があります。
前走G3組は15頭が出走して3着以内0回となっており、前走クラスは今年の出走馬を比較する際の中心的な確認項目です。

前走内容では出走間隔と距離、上がり3F順位にも強い特徴があります。
前走から10~25週の間隔だった馬が64頭から9勝を挙げる一方、3週の馬は39頭が出走して0勝、連対も0回でした。
前走距離では2200m組が4勝、2400m組が3勝で、両区分から7勝が出ていますが、1800m組は40頭から0勝にとどまっています。
さらに前走上がり3F順位1~3位の馬から9勝が出ており、6位以下の60頭からは1勝のみです。
前走着順は2着馬が5勝で最多ですが、6着や9着からの巻き返し例もあるため、着順だけで評価を固定せず、着差や上がり順位も比較することが重要です。

基本データでは3~5歳馬が10勝すべてを占め、6歳以上は37頭が出走して0勝、3着以内も1回にとどまっています。
特に3歳馬は10頭から3勝、複勝率50.0%と高い成績を残していますが、4歳馬と5歳馬もそれぞれ3勝、4勝を挙げています。
馬番では7番が5勝、9番が複勝率70.0%と目立ち、勝ち馬は2~9番に集中しています。
また、レース当日の脚質では先行と中団から9勝、当日の上がり3F順位では1~3位から9勝が出ています。
ただし、これらは過去のレース結果に基づく特徴であり、今年の出走馬を事前に評価する際は、前走脚質や前走上がり順位などレース前に確認できるデータと区別する必要があります。
ラップギアは平坦戦と瞬発戦が各5回で、どちらか一方に偏っているわけではありません。

血統面では父サンデーサイレンス系と父キングマンボ系で8勝を占める一方、種牡馬ごとに勝ち切る成績と2~3着の成績が異なります。
特にディープインパクト産駒は42頭が出走して0勝ながら、2着6回、3着4回と相手候補としての実績が目立ちます。
ニックスではキングマンボ系×サンデーサイレンス系が18頭から3勝で、組み合わせ別の勝利数が最多です。
さらにノーザンファーム生産馬が68頭から7勝を挙げており、生産者にも勝ち馬の集中が確認できます。
今年の予想では上位人気、前走G1・G2、出走間隔を優先的に確認し、年齢、前走距離・上がり、血統、生産者を加えて比較するのが、過去10年の数値差に沿った整理となります。

狙いやすい馬の条件

  • 上位人気に支持される馬:過去10年の勝ち馬は1~3番人気で全10勝を占め、特に1番人気が7勝、複勝率80.0%と突出しています。一方、4番人気以下は0勝で、勝ち馬候補としての実績に明確な差があります。
  • 前走G1・G2組:前走G1組が8勝、G2組が2勝で全10勝を占めています。特にG1組は複勝率50.0%と良好ですが、G3組は15頭すべてが4着以下となっています。
  • 前走からの間隔が10~25週の馬:64頭から9勝、複勝率32.8%を記録しています。対照的に間隔3週の馬は39頭から0勝、複勝率10.3%にとどまっています。
  • 前走で速い上がりを記録した馬:前走上がり3F順位1~3位から9勝が出ており、特に1位は26頭から5勝、複勝率42.3%です。6位以下は60頭から1勝、複勝率13.3%と差があります。
  • 3~5歳馬:勝ち馬10頭すべてがこの年齢層から出ています。特に3歳馬は10頭から3勝、複勝率50.0%ですが、6歳以上は37頭から0勝と低調です。
  • 前走2200~2400m組:前走2200m組が4勝、2400m組が3勝で、勝ち馬10頭のうち7頭を占めています。一方、1800m組は40頭が出走して0勝、連対率0.0%です。
  • 血統・生産者の好走実績を持つ馬:父サンデーサイレンス系とキングマンボ系で8勝、ノーザンファーム生産馬から7勝が出ています。ただし、父ディープインパクト産駒は42頭から0勝、2着6回、3着4回と、勝ち馬候補と相手候補で評価を分けたい成績です。

買い条件

優先度 条件
1 人気と前走クラスを最優先で確認する。1~3番人気で全10勝、前走G1組が8勝という集中があり、前走G2組の2勝やG3組の3着以内0回との違いを比較する。
2 出走間隔と前走内容を比較する。間隔10~25週が9勝で中心となるため、前走距離2200mの4勝、2400mの3勝、前走1800mの0勝という距離別の違いも合わせて確認する。
3 前走の着順・着差と上がり3F順位を照合する。前走2着馬が5勝で最多となる一方、前走上がり3F1位も5勝。前走中団組は6勝で、先行組の1勝との差も比較材料とする。
4 年齢と馬番を確認して候補を絞り込む。3~5歳馬が全10勝を占め、6歳以上は37頭から0勝。馬番7番は5勝、9番は複勝率70.0%と、勝ち切る実績と相手候補としての実績を分けて評価する。
5 血統と生産者を追加の比較材料にする。父キングマンボ系は30頭から4勝、父サンデーサイレンス系は82頭から4勝。ニックス別ではキングマンボ系×サンデーサイレンス系が3勝で最多、生産者ではノーザンファームが7勝と突出している。

今年の天皇賞(秋)2026では、まず上位人気と前走クラス、前走からの間隔を中心に候補を比較し、前走着順・着差・上がり3F順位を確認することが重要です。
そのうえで年齢や馬番、血統、生産者を追加の比較材料とし、勝ち馬候補と2~3着の相手候補を分けて検討したいところです。
なお、各条件は過去10年の個別集計に基づくものであり、複数条件を同時に満たした馬の成績を示すものではありません。

天皇賞(秋)2026予想(全頭診断・最終結論)はこちら


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【データ出典】当ブログのデータは、TARGET(競馬)を使用しJRA公式競馬データを分析しています。

参考リンク:
JRA公式サイト(日本中央競馬会)
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更新履歴

  • 2026年10月22日:2026年版へ更新、過去10年データを掲載
  • 2025年10月27日:初回公開、過去10年データを掲載
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