JBCスプリント2026予想|全頭診断・最終結論

2026年11月3日(火・祝)、金沢競馬場で第26回JBCスプリント(JpnI)が行われます。
舞台は右回りのダート1400mで、発走予定時刻は15時10分。
JRA所属馬5頭、地方所属馬7頭の計12頭が出走します。

今年は1400mの重賞3連勝中のマテンロウコマンド、前走マイルチャンピオンシップ南部杯を制したメイショウハチロー、かしわ記念勝ち馬ウィルソンテソーロなどが参戦。
地方勢にも東京盃勝ち馬ゼーロス、さきたま杯3着のイグザルト、同レース4着のティントレットがそろいました。

過去10年の傾向、1400mでの重賞実績、直接対戦、追い切り内容を比較し、全12頭の診断から最終予想とワイド4点の買い目までまとめます。

JBCスプリント2026 交流重賞予想




JBCスプリント2026の予想ポイント

過去10年はJRA勢6勝、地方勢4勝

過去10回のJBCスプリントは、JRA所属馬が6勝、2着10回、3着5回を記録しています。
3着以内に入った延べ30頭のうち21頭がJRA所属馬で、3着内率は31.8%でした。

地方所属馬では南関東勢が3勝、3着4回、兵庫勢が1勝、3着1回。
JRA勢が2着を独占している一方、勝ち馬の4割を地方勢が占めている点が特徴です。

今年の地方勢では大井所属のゼーロスが前走東京盃を勝利し、イグザルトは6月のさきたま杯で3着。
ケイズレーヴもオーバルスプリントで3着に入っており、地方勢の交流重賞実績は無視できません。

過去10年の勝ち馬はすべて5歳以上

過去10年の年齢別成績では、5歳馬が2勝、6歳馬が5勝、7歳馬が2勝、8歳以上が1勝。
3歳馬と4歳馬の優勝はありません。

3歳馬は2着1回で3着内率14.3%、4歳馬は2着3回で23.1%。
6歳馬の3着内率は29.3%で、年齢別では最も高い数値です。

今年は7歳のウィルソンテソーロとイグザルト、6歳のオマツリオトコが出走します。
一方、マテンロウコマンドとメイショウハチローはともに4歳、東京盃を制したゼーロスは3歳で、過去の勝ち馬とは異なる年齢条件です。

ただし、年齢別傾向だけで評価を決めるのではなく、今年の重賞実績と直接対戦を優先します。

前走東京盃・マイルチャンピオンシップ南部杯組が中心

過去10年の前走別成績では、東京盃組が6勝、2着4回、3着6回で3着内率31.4%。
マイルチャンピオンシップ南部杯組は2勝、2着3回、3着2回で3着内率50.0%です。

この2レースからの転戦馬が合計8勝を挙げており、今年も重要な比較材料となります。
東京盃組にはゼーロスとティントレット、南部杯組にはメイショウハチローとウィルソンテソーロが該当します。

一方、前走オーバルスプリント組は過去10年で11頭が出走し、3着以内はありません。
今年はインユアパレス、ケイズレーヴ、ハッピーマン、イグザルト、ジョージテソーロが該当するため、近走の成績と過去の前走別傾向を分けて判断します。

マテンロウコマンドは1400mの重賞3連勝

マテンロウコマンドは3月の黒船賞を高知1400mで勝利し、7月の東海Sも中京1400mで優勝。
前走9月のサマーチャンピオンでは佐賀1400mを1分27秒3で制し、重賞3連勝を記録しています。

東海Sではメイショウハチローに0秒1差で先着し、サマーチャンピオンではインユアパレスに0秒3差、ハッピーマンに0秒7差をつけています。

今年の重賞3勝はすべてダート1400m。
今回と同距離で複数の有力馬に先着している点は、中心候補として評価する大きな材料です。

メイショウハチローは南部杯でJpnI初勝利

メイショウハチローは前走10月12日のマイルチャンピオンシップ南部杯を盛岡1600mで優勝。
勝ち時計は1分34秒7で、2着ストレングスに0秒2差、3着ウィルソンテソーロに0秒7差をつけました。

7月の東海Sではマテンロウコマンドから0秒1差の2着。
1400mの重賞でも連対しており、直近2走はGIIIで2着、JpnIで1着と成績を伸ばしています。

今回の1400mは前走の1600mから距離短縮となりますが、東海Sでの連対実績があるため、距離自体は対応経験があります。
JpnI勝利と直近の重賞連対実績から上位候補です。

ウィルソンテソーロはJpnIで連続好走

ウィルソンテソーロは5月のかしわ記念を船橋1600mで勝利。
6月のさきたま杯では浦和1400mで2着、前走の南部杯では盛岡1600mで3着に入りました。

さらに2月のフェブラリーSは2着、2025年12月のチャンピオンズCも2着。
掲載された直近5走はG1・JpnIで1勝、2着3回、3着1回と、すべて3着以内です。

今回と同距離のさきたま杯では勝ち馬ロードフォンスから0秒3差。
南部杯ではメイショウハチローに0秒7差をつけられましたが、1400mのJpnI連対実績と近走の安定性を評価します。

ゼーロスは東京盃で古馬を相手に勝利

3歳馬ゼーロスは6月の優駿スプリントを大井1200mで勝利し、10月の東京盃でも同距離を1分11秒0で優勝。
東京盃ではヤマニンチェルキに先着し、ティントレットには0秒3差をつけています。

5月の兵庫チャンピオンシップでも園田1400mで3着、勝ち馬サトノボヤージュから0秒4差でした。
1200mだけでなく1400mのJpnIIでも上位に入った経験があります。

今回は斤量56kgで、4歳以上の57kgより1kg軽い条件。
過去10年で3歳馬の勝利はありませんが、古馬相手に東京盃を制した実績を評価します。

インユアパレスは1400mの交流重賞で連続2着

インユアパレスは9月のサマーチャンピオンで2着、続くオーバルスプリントでも2着。
いずれも1400mのJpnIIIで、前者はマテンロウコマンドから0秒3差、後者はタガノミストから0秒4差でした。

3月の黒船賞も1400mで3着、7月の東海Sでは同距離のGIIIで4着。
直近5走すべてが1400mで、重賞3戦を含め4戦で4着以内に入っています。

マテンロウコマンドとの直接対戦では敗れていますが、1400mでの安定した実績は相手候補として評価できます。

地方勢の1400m実績にも注目

イグザルトは6月のさきたま杯で3着となり、ウィルソンテソーロから0秒2差。
5月のプラチナカップも浦和1400mで勝っています。

ケイズレーヴは5月のオグリキャップ記念を笠松1400mで勝利。
前走のオーバルスプリントでは3着となり、インユアパレスから0秒8差でした。

ティントレットは6月のさきたま杯で4着となり、イグザルトと同タイム。
前走東京盃は1200mで5着、勝ち馬ゼーロスから0秒3差でした。

地方勢の中でも、JpnIで3着以内に入ったイグザルト、JpnIIを勝ったゼーロス、1400mの重賞を勝ったケイズレーヴには評価材料があります。

金沢1400mのコースと持ち時計

金沢競馬場は1周1200mの右回りで、1400mでは4つのコーナーを通過します。
最初のコーナーまでは300m弱、ゴールまでの直線は236mです。

2021年の金沢開催ではレッドルゼルが1分24秒6で優勝。
ただし、開催年が異なるため、今年の出走馬がほかの競馬場で記録した1400mの時計とは単純に比較しません。

今回の出走馬で金沢競馬場の勝利実績があるのはケイズレーヴとウィルソンテソーロ。
ただし、両馬とも金沢1400mの出走記録はなく、同場同距離の実績は各馬ともありません。

追い切りから確認できる状態

マテンロウコマンドは10月28日の栗東坂路で4F56秒5、3F41秒1、1F13秒1を記録。
最終追い切りの時計はほかのJRA勢より遅いものの、時計の速さだけで状態を判断しません。

メイショウハチローは10月30日の栗東坂路で4F53秒0、3F38秒1、1F12秒6。
25日にも坂路で4F55秒2、1F12秒5を記録しています。

ウィルソンテソーロは10月29日の美浦ウッドで5F69秒0、4F53秒8、3F38秒8、1F12秒6。
25日の坂路でも4F57秒2、1F12秒7を計時しました。

インユアパレスは10月30日の栗東坂路で4F54秒3、3F39秒0、1F12秒2。
ハッピーマンは10月28日の栗東CWで5F66秒4、4F51秒1、3F36秒2、1F11秒5を記録しています。

地方勢ではゼーロスが10月25日の小林で5F63秒0、4F48秒7、3F36秒5を記録。
追い切り情報がない馬については、そのことだけを理由に評価を下げません。




JBCスプリント2026 全頭診断

全12頭を近走のJpnI・重賞実績、1400mの成績、直接対戦、斤量、追い切り内容から総合評価しました。
A評価は軸候補、B評価は上位候補、C評価は連下候補、D評価は上位争いに課題がある馬、E評価は強調材料が限られる馬としています。

順位 馬番 馬名 評価 診断
1 12 マテンロウコマンド A 黒船賞、東海S、サマーチャンピオンをすべて1400mで3連勝。
東海Sではメイショウハチローに0秒1差、サマーチャンピオンではインユアパレスに0秒3差で先着した。
10月28日の栗東坂路で4F56秒5、1F13秒1を記録。
JpnI初挑戦となるが、同距離の重賞連勝と直接対戦を最も高く評価。
2 10 ウィルソンテソーロ B かしわ記念1着、さきたま杯2着、南部杯3着と今年のJpnIで連続3着以内。
1400mのさきたま杯は勝ち馬から0秒3差だった。
10月29日の美浦ウッドで5F69秒0、3F38秒8、1F12秒6を記録。
JpnIでの安定性は高いが、前走南部杯ではメイショウハチローに0秒7差で敗れた。
3 11 メイショウハチロー B 前走南部杯を1600mで勝ち、ウィルソンテソーロに0秒7差で先着。
東海Sでも1400mのGIIIでマテンロウコマンドから0秒1差の2着。
10月30日の栗東坂路で4F53秒0、1F12秒6を記録。
JpnI勝利実績は強みだが、同距離の直接対戦ではマテンロウコマンドに先着されている。
4 8 ゼーロス B 前走東京盃を大井1200mで勝利し、6月の優駿スプリントも同距離で優勝。
園田1400mの兵庫チャンピオンシップでは0秒4差の3着。
10月25日の小林で5F63秒0、3F36秒5を記録。
3歳馬の過去10年勝利はないが、古馬混合JpnII勝利と斤量56kgを評価。
5 4 インユアパレス B サマーチャンピオンとオーバルスプリントで1400mのJpnIIIを連続2着。
黒船賞3着、東海S4着と同距離で安定した成績を記録。
10月30日の栗東坂路で4F54秒3、1F12秒2を計時。
マテンロウコマンドには0秒3差で敗れているが、1400mの重賞で複数回上位に入った実績を評価。
6 7 イグザルト C さきたま杯で1400mのJpnIを3着、勝ち馬ロードフォンスから0秒5差。
その前のプラチナカップでは浦和1400mを勝利した。
前走オーバルスプリントは6着、勝ち馬から1秒5差。
JpnIでの3着実績は評価できるが、前走着順を考慮してC評価。
7 9 ティントレット C さきたま杯では1400mのJpnIで4着となり、3着イグザルトと同タイム。
東京スプリントは1200mのJpnIIIで2着、アフター5スター賞は同距離で優勝。
前走東京盃はゼーロスから0秒3差の5着。
短距離重賞実績はあるが、JpnIでは4着までとなっている。
8 1 ケイズレーヴ C オグリキャップ記念を笠松1400mで勝利。
前走オーバルスプリントでは同距離のJpnIIIで3着、インユアパレスから0秒8差だった。
金沢競馬場では1戦1勝の実績があるが、同場1400mの出走歴はない。
地方重賞勝利と交流重賞3着を評価して連下候補。
9 5 ハッピーマン C サマーチャンピオンで1400mのJpnIIIを3着。
前走オーバルスプリントは5着、東海Sは8着だった。
10月28日の栗東CWで5F66秒4、3F36秒2、1F11秒5を記録。
重賞3着の実績はあるが、マテンロウコマンドとの直接対戦では差がある。
10 6 オマツリオトコ D 摂津盃と姫山菊花賞を園田1700mで連勝。
1400mでは兵庫大賞典2着、オグリキャップ記念5着の実績がある。
オグリキャップ記念ではケイズレーヴから0秒6差。
近走の勝利は1700mで、今回の1400mでは上位馬との直接対戦結果を考慮。
11 2 エコロガイア D 前走園田チャレンジカップを1400mで勝利し、2着に0秒6差。
一方、その前のJRAオープン3走は12着、8着、13着と上位に届かなかった。
1400mの地方重賞勝利を評価するが、交流重賞での連対実績は近走にない。
12 3 ジョージテソーロ E さきたま杯は1400mのJpnIで7着、前走オーバルスプリントは同距離のJpnIIIで8着。
かしわ記念では1600mのJpnIで5着に入ったが、近5走に勝利はない。
1400mの直近重賞での着順と着差から評価を下げる。

JBCスプリント2026 最終予想

1400mの重賞実績と直接対戦を最も重視し、マテンロウコマンドを本命に選びました。
対抗にはJpnIで連続好走しているウィルソンテソーロ、単穴には前走の南部杯を勝ったメイショウハチロー、注目の☆には東京盃勝ち馬ゼーロス、押さえには1400mの交流重賞で連続2着のインユアパレスを選びます。

  • ◎ 12番 マテンロウコマンド
  • ○ 10番 ウィルソンテソーロ
  • ▲ 11番 メイショウハチロー
  • ☆ 8番 ゼーロス
  • △ 4番 インユアパレス

◎ 12番 マテンロウコマンド

黒船賞、東海S、サマーチャンピオンをいずれもダート1400mで制し、同距離の重賞3連勝を記録しています。
今年の出走メンバーではメイショウハチロー、インユアパレス、ハッピーマンに直接先着しており、今回の距離における実績は最上位です。

東海Sではメイショウハチローに0秒1差、サマーチャンピオンではインユアパレスに0秒3差で勝利。
それぞれ異なる競馬場で結果を残しており、1400mの重賞勝利実績が評価の中心となります。

10月28日の栗東坂路では4F56秒5、1F13秒1を記録。
最終追い切りの時計は控えめですが、時計だけを理由に減点せず、競走成績を重視します。

今回がJpnI初挑戦で、過去10年に4歳馬の勝利がない点は考慮する必要があります。
それでも1400mでの重賞3連勝と有力馬への直接先着を評価し、3着以内の軸として本命に選びました。

○ 10番 ウィルソンテソーロ

5月のかしわ記念を1600mで勝利し、6月のさきたま杯では1400mのJpnIで2着。
前走南部杯は3着でしたが、掲載された直近5走のG1・JpnIですべて3着以内に入っています。

10月29日の美浦ウッドでは5F69秒0、3F38秒8、1F12秒6を記録。
さきたま杯では勝ち馬ロードフォンスから0秒3差と、今回と同距離のJpnIで連対しています。

南部杯ではメイショウハチローに敗れましたが、1400mのJpnI連対と近5走の安定した実績を評価して対抗とします。

▲ 11番 メイショウハチロー

前走のマイルチャンピオンシップ南部杯を1600mで勝利。
勝ち時計は1分34秒7で、ウィルソンテソーロに0秒7差をつけています。

7月の東海Sではマテンロウコマンドから0秒1差の2着。
1400mでも重賞連対の実績があり、今回の距離への対応経験があります。

10月30日の栗東坂路では4F53秒0、1F12秒6を記録。
JpnI勝利と1400mの重賞連対を評価して単穴に選びます。

☆ 8番 ゼーロス

前走の東京盃を大井1200mで勝利し、6月の優駿スプリントも同距離で優勝。
5月の兵庫チャンピオンシップでは園田1400mのJpnIIで3着に入り、勝ち馬から0秒4差でした。

10月25日の小林で5F63秒0、3F36秒5を記録。
今回の斤量は56kgで、4歳以上の57kgより1kg軽い条件です。

過去10年で3歳馬の勝利がない点は課題ですが、すでに古馬混合の東京盃を勝っている実績があります。
1400mのJpnIIでも3着の経験があり、上位候補との差を縮める材料として評価できます。

◎に次ぐ重要な相手候補の一頭として☆に選びます。
実際の配当妙味はワイドオッズ確認前には断定できませんが、3歳馬の東京盃勝利という実績を重視しました。

△ 4番 インユアパレス

前走オーバルスプリント、前々走サマーチャンピオンで連続2着。
いずれもダート1400mのJpnIIIで、黒船賞でも3着に入っています。

10月30日の栗東坂路では4F54秒3、1F12秒2を記録。
マテンロウコマンドとの直接対戦では0秒3差の2着でしたが、1400mの交流重賞で複数回上位に入った実績を評価します。

過去10年の前走オーバルスプリント組は3着以内がありませんが、近走の1400m重賞成績から押さえとします。

JBCスプリント2026 買い目

◎12番マテンロウコマンドを軸に、○10番ウィルソンテソーロ、▲11番メイショウハチロー、☆8番ゼーロス、△4番インユアパレスへ流すワイド4点です。

ワイド4点

  • ワイド 10-12
  • ワイド 11-12
  • ワイド 8-12
  • ワイド 4-12

まとめ

JBCスプリント2026は、過去10年でJRA所属馬が6勝、地方所属馬が4勝しているダート短距離のJpnIです。
前走東京盃組とマイルチャンピオンシップ南部杯組が過去10年の勝ち馬8頭を占めており、今年も両路線の実績馬が出走します。

本命はダート1400mの黒船賞、東海S、サマーチャンピオンを3連勝しているマテンロウコマンド。
同距離でメイショウハチロー、インユアパレスに直接先着した実績を評価しました。

最終予想は◎12番マテンロウコマンド、○10番ウィルソンテソーロ、▲11番メイショウハチロー、☆8番ゼーロス、△4番インユアパレス。
ワイドは◎マテンロウコマンドからの4点で組み立てます。

 

 

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