フェブラリーステークス2026データ分析|過去10年傾向と狙い方

本記事では、フェブラリーステークス2026(東京ダート1600m/フェブラリーS)を対象に、過去10年のレース結果をもとにした傾向分析を行います。
人気・枠順・年齢・斤量といった基本的な要素に加え、脚質や前走内容、血統・生産者まで幅広く整理し、各馬を比較する際の判断材料をまとめています。

なお、内容はレース1週前時点で把握できる情報を中心に構成しています。

フェブラリーステークス 過去10年傾向分析




フェブラリーステークスの基本データ傾向(過去10年)

過去10年のフェブラリーステークスは、上位人気の信頼度が非常に高く、特に1番人気と2番人気の勝率が際立っています。
その一方で、2桁人気や下位人気の馬が馬券圏内に食い込むケースも散見され、基本的には堅実な実力馬を軸にしつつ、伏兵の激走にも注意を払うべきレース傾向と言えます。

人気別データ

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番人気 4-2-2-2/10 40.0% 60.0% 80.0%
2番人気 4-1-0-5/10 40.0% 50.0% 50.0%
3番人気 0-1-1-8/10 0.0% 10.0% 20.0%
5番人気 0-4-0-6/10 0.0% 40.0% 40.0%
11番人気 1-0-0-9/10 10.0% 10.0% 10.0%

1番人気と2番人気がそれぞれ4勝ずつ挙げており、勝率40%と圧倒的です。
特に1番人気は複勝率80%と崩れることが少なく、軸として最適です。
一方で3番人気の不振が目立ち、5番人気が連対率40%と、中穴クラスの台頭が目立ちます。

脚質別データ

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1-1-0-8/10 10.0% 20.0% 20.0%
先行 5-0-2-34/41 12.2% 12.2% 17.1%
中団(差し) 3-6-4-45/58 5.2% 15.5% 22.4%
後方(追込) 1-3-4-41/49 2.0% 8.2% 16.3%

勝ち星で見れば「先行」が5勝と最多ですが、「中団(差し)」からも連対馬が多く出ており、展開に応じた自在性が求められます。
特筆すべきは上がり3Fの重要性で、上がり1位を記録した馬は複勝率100%という驚異的な過去データが出ています。

馬番別データ

馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
2番 0-0-1-9/10 0.0% 0.0% 10.0%
3番 2-1-0-7/10 20.0% 30.0% 30.0%
4番 0-0-1-9/10 0.0% 0.0% 10.0%
5番 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
6番 2-0-2-6/10 20.0% 20.0% 40.0%
7番 1-2-1-6/10 10.0% 30.0% 40.0%
8番 0-0-1-9/10 0.0% 0.0% 10.0%
9番 2-1-1-6/10 20.0% 30.0% 40.0%
10番 0-1-1-8/10 0.0% 10.0% 20.0%
11番 0-0-1-9/10 0.0% 0.0% 10.0%
12番 2-1-0-7/10 20.0% 30.0% 30.0%
13番 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
14番 1-1-1-7/10 10.0% 20.0% 30.0%
15番 0-3-0-6/9 0.0% 33.3% 33.3%
16番 0-0-0-9/9 0.0% 0.0% 0.0%

極端な傾向として、1番、5番、13番、16番といった特定の枠・番号が過去10年で一度も馬券に絡んでいません(複勝率0%)。
一方で3番、6番、9番、12番といった「3の倍数」の馬番がそれぞれ2勝ずつ挙げており、内から外まで満遍なく勝ち馬が出ていますが、死角となる馬番には注意が必要です。

性別別データ

性別 着別度数 勝率 連対率 複勝率
牡・セン馬 10-10-9-114/143 7.0% 14.0% 20.3%
牝馬 0-0-1-14/15 0.0% 0.0% 6.7%

牡馬・セン馬が過去10年の全10勝を独占しており、圧倒的な力関係にあります。
牝馬は過去15頭が参戦しましたが、連対例はなく3着が1回のみとなっており、基本的には牡馬優勢の舞台です。

年齢別データ

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
4歳 3-2-2-17/24 12.5% 20.8% 29.2%
5歳 4-3-4-33/44 9.1% 15.9% 25.0%
6歳 3-1-2-27/33 9.1% 12.1% 18.2%
7歳以上 0-4-2-51/57 0.0% 7.0% 10.5%

4歳から6歳が好走ゾーンの中心であり、各世代から3〜4頭の勝ち馬が出ています。
7歳以上の高齢馬は出走数こそ最多ですが、勝利はなく2着までという結果が出ており、勝ち馬を探すなら6歳以下が妥当です。

フェブラリーステークス2026のレース質・ラップ傾向(過去10年)

ラップギア別

ラップ分類 発生回数
消耗戦 0回
平坦戦 6回
瞬発戦 4回

過去10年で「消耗戦」は一度も発生しておらず、主流は「平坦戦」です。
しかし、「瞬発戦」も4回発生しており、ダート戦ながらも最後の直線で一定の加速力やキレを求められるのがこのレースの大きな特徴です。

フェブラリーステークス 過去10年 前走レース分析

フェブラリーステークスの前走データ(過去10年)

フェブラリーステークスにおいて、前走の成績やクラスは非常に重要な指標となります。
格の高いレース(G1)を歩んできた馬や、特定の距離からの参戦馬が高い適性を示す傾向にあります。




前走距離別

前走距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1200m 0-1-0-6/7 0.0% 14.3% 14.3%
1400m 5-2-4-44/55 9.1% 12.7% 20.0%
1600m 0-0-1-11/12 0.0% 0.0% 8.3%
1800m 5-4-2-36/47 10.6% 19.1% 23.4%
2000m 0-2-3-17/22 0.0% 9.1% 22.7%

「前走1400m」と「前走1800m」からの参戦馬が5勝ずつを分け合っており、2大勢力となっています。
1600m組は意外にも苦戦しており、距離短縮または距離延長で臨む馬の方が好成績を残す傾向にあります。

前走クラス別

前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率
G1 3-3-1-14/21 14.3% 28.6% 33.3%
G2 2-1-1-18/22 9.1% 13.6% 18.2%
G3 5-3-4-43/55 9.1% 14.5% 21.8%
OP・L 0-0-0-6/6 0.0% 0.0% 0.0%

前走G1組が複勝率33.3%と最も高い数値を示しており、格の重要性が裏付けられています。
また、オープン・リステッド以下からの好走例は過去10年で一度もなく、重賞経由であることが必須条件となります。

前走着順・着差別

前走着順 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1着 6-2-3-23/34 17.6% 23.5% 32.4%
2着 0-4-2-13/19 0.0% 21.1% 31.6%
10着以下 2-0-1-23/26 7.7% 7.7% 11.5%

前走1着馬が6勝を挙げており、勢いのある馬が中心です。
着差データでは、負けていたとしても「タイム差なし」の馬は複勝率66.7%と高く、10着以下の大敗から巻き返して勝利した例も2件あるため、実力馬の大敗は侮れません。

前走脚質別

前走脚質・上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
前走逃げ 1-1-1-18/21 4.8% 9.5% 14.3%
前走先行 2-1-5-34/42 4.8% 7.1% 19.0%
前走中団 6-4-1-48/59 10.2% 16.9% 18.6%
前走後方 1-4-2-24/31 3.2% 16.1% 22.6%
前走マクリ 0-0-1-0/1 0.0% 0.0% 100.0%
前走上り1位 1-0-3-5/9 11.1% 11.1% 44.4%
前走上り2位 2-4-0-6/12 16.7% 50.0% 50.0%
前走上り3位 2-1-0-9/12 16.7% 25.0% 25.0%

前走で「中団」に位置していた馬が6勝と最も多く、控えて競馬ができるタイプが有利です。
また、前走で上がり2位以内を記録していた馬の複勝率が非常に高く、近走で優れた末脚を使っていることが好走のキーとなります。

前走馬体重別

馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率
480~499kg 2-2-2-33/39 5.1% 10.3% 15.4%
500~519kg 3-2-3-31/39 7.7% 12.8% 20.5%
520~539kg 4-4-3-27/38 10.5% 21.1% 28.9%

馬格がある馬ほど好成績で、特に520〜539kgのゾーンが4勝、複勝率28.9%とベストです。
500kg以上の馬が計7勝を挙げており、パワーを必要とするダートG1らしい傾向です。

前走斤量別

斤量増減 着別度数 勝率 連対率 複勝率
今回増 7-4-7-60/78 9.0% 14.1% 23.1%
増減なし 1-5-2-47/55 1.8% 10.9% 14.5%
今回減 2-1-1-21/25 8.0% 12.0% 16.0%

前走よりも斤量が増える(今回増)馬が計7勝を挙げており、最も勝ち馬に近い傾向です。
対照的に斤量が据え置き(増減なし)の馬は、勝率1.8%と勝ち切る力が不足しているデータが出ています。




フェブラリーステークスの血統データ・生産者分析(過去10年)

東京ダート1600m特有のスピードと持続力を兼ね備えた血統が上位を占めています。

種牡馬別データ

種牡馬系統 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ミスプロ系(KM除) 4-2-2-19/27 14.8% 22.2% 29.6%
キングマンボ系 3-2-1-16/22 13.6% 22.7% 27.3%
サンデーサイレンス系 1-5-1-42/49 2.0% 12.2% 14.3%

ミスプロ系とキングマンボ系が合計7勝を挙げており、血統的な主流となっています。American Pharoah(2勝)やゴールドアリュールなどの実績が目立ちます。
サンデーサイレンス系は2着が多く、勝ち切るためのパンチ力に欠ける傾向があります。

母父別データ

母父系統 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ストームバード系 2-0-1-1/4 50.0% 50.0% 75.0%
サンデーサイレンス系 3-2-3-38/46 6.5% 10.9% 17.4%
ヴァイスリージェント系 1-4-0-14/19 5.3% 26.3% 26.3%

母父にストームバード系を持つ馬が驚異的な複勝率(75.0%)を記録しています。
また、ヴァイスリージェント系も連対率が高く、これら米国型のパワーとスピードを持つ血統が、東京のタフな直線での粘りを支えています。

ニックス傾向

配合(父×母父) 着別度数 勝率 連対率 複勝率
キングマンボ系×SS系 2-1-1-9/13 15.4% 23.1% 30.8%
ミスプロ系×ヘイロー系 2-0-0-0/2 100.0% 100.0% 100.0%
SS系×ヴァイスリージェント系 1-3-0-8/12 8.3% 33.3% 33.3%

「キングマンボ系×サンデーサイレンス系」は2勝を挙げる王道の好相性です。
また「ミスプロ系×ヘイロー系」は出走数は少ないものの負けなし。
サンデーサイレンス系種牡馬の場合は、母父にヴァイスリージェント系を持つことで高い連対率を確保しています。

生産者別

生産者 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ノーザンファーム 2-2-2-7/13 15.4% 30.8% 46.2%
社台ファーム 1-3-1-17/22 4.5% 18.2% 22.7%
Paul P. Pompa 2-0-0-0/2 100.0% 100.0% 100.0%

国内生産者ではノーザンファームが複勝率46.2%と非常に安定しており、社台ファームも複勝圏内に多くの馬を送り込んでいます。
また、海外生産馬(Paul P. Pompaなど)が2勝を挙げており、外来勢のポテンシャルの高さも無視できません。




まとめ|フェブラリーステークス2026年のデータ的特徴

過去10年のデータを整理すると、フェブラリーステークスは「実力通り決まりやすいが、特定の穴パターンが存在する」レースと言えます。

  • 人気・年齢:1・2番人気が強力。4〜6歳が中心で7歳以上は勝ち切れない。
  • 脚質・枠順:上がり1位の馬は複勝率100%。1番・5番・13番・16番は極端に不振。
  • 前走内容:前走G1組、または1400mか1800m組。斤量増となる馬が有利。
  • 血統・馬体重:父ミスプロ・キングマンボ系が主流。520kg以上の大型馬を狙う。

これらの条件を多く満たす馬が、2026年のフェブラリーステークスにおいても有力な候補となるでしょう。


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【データ出典】当ブログのデータは、TARGET(競馬)を使用しJRA公式競馬データを分析しています。

参考リンク
JRA公式サイト(日本中央競馬会)
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更新履歴

  • 2026年2月12日:初回公開(2016〜2025年の過去10年データを掲載)
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