2026年10月29日(木)、門別競馬場で第29回エーデルワイス賞(JpnIII)が行われます。
舞台は右回り外コースのダート1200mで、発走予定時刻は19時55分。
JRA所属馬4頭と北海道所属馬10頭の計14頭が出走する、2歳牝馬限定の交流重賞です。
今年はネクストスター門別を制したクラプロスパー、フルールカップとリリーカップを勝ったセルアウトクラウド、3戦3勝で重賞を連勝しているカズドリームなど、北海道勢の実績が充実しています。
JRA勢にはダート新馬戦を勝ったコンテミュールとミカミッチー、芝1200mで2連勝中のワールドエンジェルとカエリールークスが参戦。
過去10回のデータ、同距離実績、直接対戦、追い切り情報を比較して全14頭を評価します。
エーデルワイス賞2026の予想ポイント
北海道勢が過去10回で7勝
2016年から2025年までの過去10回では、北海道所属馬が7勝、2着5回、3着7回。
JRA所属馬は3勝、2着5回、3着3回で、勝利数では北海道勢が上回っています。
JRA所属馬を東西別に見ると、関西所属馬は2勝、2着3回、3着1回で3着内率54.5%。
関東所属馬は1勝、2着2回、3着2回で3着内率17.2%となっています。
今年の関西所属馬ではワールドエンジェルとカエリールークスが該当しますが、両馬とも初ダートである点は考慮が必要です。
北海道勢ではクラプロスパー、セルアウトクラウド、カズドリームの3頭が門別1200mで勝利しており、重賞実績もあります。
所属別の過去傾向に加え、今年の出走馬の実績からも地元勢を重視します。
ネクストスター門別の上位5頭は0秒3差
10月1日のネクストスター門別は、今回と同じ門別ダート1200mで行われました。
クラプロスパーが1分13秒3で優勝し、2着マッドシークレットに0秒2差をつけています。
今回出走するミラクルヴェリテは1分13秒5で3着、セルアウトクラウドは1分13秒6で4着、エイシンスクルドも1分13秒6で5着。
勝ち馬から5着まで0秒3差に収まる接戦でした。
クラプロスパーとセルアウトクラウドは、8月のフルールカップと10月のネクストスター門別でそれぞれ1回ずつ先着しています。
フルールカップはセルアウトクラウドが1秒5差をつけ、ネクストスター門別はクラプロスパーが0秒3差で先着しました。
今回は直近の同条件で勝利したクラプロスパーを上位に評価します。
セルアウトクラウドとカズドリームの重賞実績
セルアウトクラウドはリリーカップで1000mを59秒5、フルールカップで1200mを1分13秒6で走破し、ともに優勝。
フルールカップは2着サザングルーヴに1秒0差をつけ、クラプロスパー、プレストジュピター、ツリーオブライフなどにも直接先着しています。
一方、カズドリームは1000mの新馬戦、1200mのサッポロクラシックカップ、1600mのフローラルカップを3連勝。
門別1200mの重賞勝ち時計は1分14秒0で、今回と同距離の勝利実績があります。
セルアウトクラウドとクラプロスパーは直接対戦がある一方、カズドリームは両馬と未対戦。
そのため、直近の直接対戦と無敗の重賞連勝実績を分けて比較します。
1200mの持ち時計は馬場状態にも注意
門別1200mの持ち時計では、クラプロスパーが1分13秒3、ミラクルヴェリテが1分13秒4、セルアウトクラウドとエイシンスクルドが1分13秒6で続きます。
ただし、クラプロスパー、ミラクルヴェリテ、エイシンスクルドの時計は重馬場で記録されたものです。
セルアウトクラウドは良馬場のフルールカップでも1分13秒6で勝利しています。
同じ競馬場と距離でも馬場状態が異なるため、時計の数字だけではなく、着順や着差、重賞での対戦結果を優先します。
JRA勢の追い切りは4頭とも確認
コンテミュールは10月16日の美浦ウッドで5F65秒0、3F36秒9、1F11秒6を記録。
22日の最終追い切りでは5F67秒5、3F37秒8、1F11秒4を計時しました。
ダート1700mの新馬戦を勝っていますが、今回は1200mへの距離短縮となります。
ワールドエンジェルは10月12日の栗東坂路で4F55秒1、1F12秒1。
21日の栗東CWでは単走馬なりで5F66秒6、3F36秒1、1F11秒8を記録しています。
芝1200mの新馬戦とすずらん賞を連勝しており、初ダートへの対応がポイントです。
ミカミッチーは10月21日の美浦ウッドで5F66秒5、3F38秒4、1F11秒6を記録し、3頭併せで同入。
24日にもウッドで3頭併せを消化しています。
新潟ダート1200mの新馬戦を1分13秒0で勝っており、同距離のダート勝利がある点を評価します。
カエリールークスは10月15日の栗東CWで5F68秒5、3F38秒5、1F12秒2。
18日にポリトラック、22日にはダートコースで最終追い切りを行いました。
芝1200mでは2戦2勝ですが、今回は初めてのダート戦です。
北海道勢の追い切り比較
クラプロスパーは10月18日の坂路で3F37秒9、1F12秒2を記録。
内のレギュムを0秒4、中のカナデを0秒1追走し、馬なりで3頭の中では最先着しました。
カズドリームは同じ10月18日に3F35秒8、1F12秒5を記録。
リヴァールミナスより0秒1先行し、馬なりで同入しています。
セルアウトクラウドは10月19日の単走で3F37秒8、1F12秒7。
ミラクルヴェリテは10月18日に3F37秒0、1F11秒9、20日に3F38秒8、1F13秒1を記録しています。
北海道勢の時計は1週前のもので、JRA勢の最終追い切りとは実施日や調教場所が異なります。
追い切り時計を単純比較するのではなく、競走成績を主な評価材料として扱います。
過去の人気別成績と馬番傾向
過去10回の単勝人気別成績は、1番人気が4勝、2着3回で連対率70.0%。
2番人気の3着内率は60.0%、4番人気は50.0%です。
一方、6番人気以下は延べ95頭で2勝、2着1回、3着2回、3着内率5.3%となっています。
門別競馬場では2023年から砂が変更され、同年の上位3頭の馬番は12、13、10。
2024年は3、5、6、2025年は6、7、1で、近2回は1桁馬番が上位を占めました。
ただし、近3年の結果だけで馬番の有利不利は断定できないため、各馬の実績を優先します。
エーデルワイス賞2026 全頭診断
全14頭を近走の競走成績、交流重賞出走馬との直接対戦、門別1200mの実績、持ち時計、追い切り内容から総合評価しました。
A評価は勝ち負けの中心、B評価は上位候補、C評価は連下候補、D評価は上位争いに課題がある馬、E評価は強調材料が限られる馬としています。
| 順位 | 馬番 | 馬名 | 評価 | 診断 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 6 | クラプロスパー | A | 前走ネクストスター門別を1分13秒3で優勝。 門別1200mは4戦2勝で、前走はミラクルヴェリテ、セルアウトクラウド、エイシンスクルドに先着した。 10月18日の坂路では3F37秒9、1F12秒2を記録し、レギュムとカナデとの3頭併せで最先着。 直近の同距離重賞勝利を最重視。 |
| 2 | 9 | セルアウトクラウド | A | フルールカップを1200mで1分13秒6、リリーカップを1000mで59秒5の時計で優勝。 門別1200mは2戦1勝で、前走ネクストスター門別は0秒3差の4着。 10月19日の単走では3F37秒8、1F12秒7を記録。 短距離重賞2勝の実績を評価。 |
| 3 | 10 | カズドリーム | A | デビューから3戦3勝で、サッポロクラシックカップとフローラルカップを連勝。 門別1200mでも1分14秒0で重賞を勝っている。 10月18日の追い切りでは3F35秒8、1F12秒5を記録し、リヴァールミナスと同入。 上位2頭とは未対戦だが、無敗の重賞2勝馬として高く評価。 |
| 4 | 11 | ミラクルヴェリテ | B | 門別1200mで2戦して2着1回、3着1回。 前走ネクストスター門別はクラプロスパーから0秒2差の3着、9月のウィナーズチャレンジは0秒1差の2着だった。 10月18日の坂路では3F37秒0、1F11秒9を記録。 同距離で続けて上位に入った点を評価。 |
| 5 | 8 | ミカミッチー | B | 新潟ダート1200mの新馬戦を1分13秒0で勝利し、2着に0秒2差。 10月21日の美浦ウッドでは5F66秒5、3F38秒4、1F11秒6を記録。 同距離のダート勝利は評価できる一方、キャリア1戦で交流重賞の経験はない。 |
| 6 | 2 | エイシンスクルド | B | 門別1000mで3勝しており、前走ネクストスター門別は1分13秒6で5着、勝ち馬から0秒3差。 1200mでは2戦して3着と5着だが、前走はミラクルヴェリテと0秒1差。 直近の同距離重賞で上位馬と小差だった点を評価。 |
| 7 | 1 | コンテミュール | C | 福島ダート1700mの新馬戦を1分46秒5で勝利。 10月16日の美浦ウッドでは5F65秒0、3F36秒9、1F11秒6、22日の最終追い切りでは5F67秒5、3F37秒8、1F11秒4を記録。 ダート勝利実績はあるが、1200mは未経験。 |
| 8 | 3 | ワールドエンジェル | C | 芝1200mの新馬戦とすずらん賞を連勝。 10月21日の栗東CWでは5F66秒6、3F36秒1、1F11秒8を単走馬なりで記録。 芝オープン勝利と追い切りの時計は評価できるが、初ダートである点を考慮。 |
| 9 | 7 | ツリーオブライフ | C | 門別1000mのオープンを前走1分01秒4で勝利し、2着に0秒5差。 リリーカップは2着だが、1200mのフルールカップでは1秒9差の8着。 1200mも2着が1回あるものの、重賞成績を考慮して評価を下げる。 |
| 10 | 12 | カエリールークス | C | 小倉芝1200mの新馬戦とひまわり賞を連勝。 10月15日の栗東CWでは5F68秒5、3F38秒5、1F12秒2を記録し、22日はダートコースで最終追い切り。 芝での連勝実績はあるが、ダートは今回が初めてとなる。 |
| 11 | 4 | プレストジュピター | D | 前走の門別1200mオープンを1分14秒6で勝利。 同距離の実績はあるものの、フルールカップ7着、栄冠賞10着と重賞では上位に届いていない。 前走の勝利は評価しつつ重賞成績から下位評価。 |
| 12 | 13 | クィーンズファミリ | D | 前走の門別1200mウィナーズチャレンジで1分14秒3の2着、勝ち馬とは同タイム。 フローラルカップは12着で勝ち馬から2秒9差。 同距離での連対実績はあるが、重賞成績で評価を下げる。 |
| 13 | 5 | エルダーフラワー | D | フルールカップ4着、フローラルカップ5着と重賞経験がある。 門別1200mは3戦して3着以内がなく、持ち時計は1分15秒1。 前走金沢シンデレラカップも2秒1差の5着で、上位との比較では課題がある。 |
| 14 | 14 | イコロ | E | 門別1000mの未勝利戦を1分01秒8で勝利し、通算1勝、2着2回、3着1回。 近2走は3組で3着と6着。 1200mでの出走実績はなく、今回の重賞メンバーとの比較では強調材料が限られる。 |
エーデルワイス賞2026 最終予想
今回は門別1200mの重賞成績と直接対戦を最重視します。
クラプロスパーを本命に、セルアウトクラウド、カズドリーム、ミラクルヴェリテを上位に評価。
JRA勢ではダート1200mで新馬戦を勝ったミカミッチーを押さえに選びました。
◎ 6番 クラプロスパー
前走ネクストスター門別では、今回と同じ門別ダート1200mを1分13秒3で優勝。
ミラクルヴェリテ、セルアウトクラウド、エイシンスクルドに直接先着し、2着マッドシークレットには0秒2差をつけました。
フルールカップではセルアウトクラウドに1秒5差で敗れていますが、直近の重賞では着順を逆転しています。
10月18日の坂路では3F37秒9、1F12秒2を記録し、内レギュムを0秒4、中カナデを0秒1追走して最先着しました。
同距離の重賞勝利と直接対戦の結果を中心に評価し、3着以内の軸として本命に選びます。
○ 9番 セルアウトクラウド
リリーカップで1000mを59秒5、フルールカップで1200mを1分13秒6で走破し、ともに優勝。
フルールカップでは2着に1秒0差をつけ、今回の出走馬にも複数先着しました。
前走ネクストスター門別は0秒3差の4着でしたが、1200mの重賞勝利実績は重要です。
10月19日の単走では3F37秒8、1F12秒7を記録しており、対抗とします。
▲ 10番 カズドリーム
デビューから3戦3勝。
サッポロクラシックカップとフローラルカップを連勝しており、門別1200mでも1分14秒0で重賞を勝っています。
10月18日の坂路では3F35秒8、1F12秒5を記録し、リヴァールミナスと馬なりで同入。
クラプロスパー、セルアウトクラウドとは未対戦ですが、無敗の重賞2勝馬として上位争いを期待して単穴とします。
☆ 11番 ミラクルヴェリテ
門別1200mでは2戦して2着1回、3着1回。
前走ネクストスター門別はクラプロスパーから0秒2差の3着、その前のウィナーズチャレンジは0秒1差の2着でした。
10月18日の坂路では3F37秒0、1F11秒9を記録し、20日にも3F38秒8、1F13秒1を計時。
重賞勝利こそありませんが、同距離で続けて上位に入り、本命馬と小差だった点からワイドの重要な相手候補として☆に選びます。
△ 8番 ミカミッチー
7月25日の新潟ダート1200m新馬戦を1分13秒0で勝利し、2着イニシャルポイントに0秒2差をつけました。
JRA勢では今回と同じダート1200mで勝利していることが強みです。
10月21日の美浦ウッドでは5F66秒5、3F38秒4、1F11秒6を記録し、24日にも3頭併せを消化。
キャリア1戦で重賞経験はありませんが、同距離の勝利実績と調教内容を評価して押さえます。
エーデルワイス賞2026 買い目
◎6番クラプロスパーから、○9番セルアウトクラウド、▲10番カズドリーム、☆11番ミラクルヴェリテ、△8番ミカミッチーへ流すワイド4点です。
ワイド4点
- ワイド 6-9
- ワイド 6-10
- ワイド 6-11
- ワイド 6-8
まとめ
エーデルワイス賞2026は、北海道勢が過去10回で7勝している交流重賞です。
今年もクラプロスパー、セルアウトクラウド、カズドリームという門別1200mの重賞勝ち馬が出走します。
前走ネクストスター門別を1分13秒3で勝ったクラプロスパーを最上位に評価。
同距離重賞勝利のあるセルアウトクラウド、無敗で重賞2勝のカズドリーム、1200mで2戦続けて3着以内のミラクルヴェリテ、JRA勢で同距離のダート新馬戦を勝ったミカミッチーを相手に選びました。
最終予想は◎6番クラプロスパー、○9番セルアウトクラウド、▲10番カズドリーム、☆11番ミラクルヴェリテ、△8番ミカミッチー。
ワイドは◎クラプロスパーからの4点で組み立てます。


