日本ダービーの興奮冷めやらぬ中、東京競馬場で行われるのが伝統のハンデ重賞【目黒記念(GⅡ)】。
芝2500mという特殊な距離設定に加え、春の締めくくりとして古馬の実力馬たちが集う一戦です。

この記事では、過去のデータ・傾向・血統面から、今年の目黒記念を攻略するためのヒントをお届けします。


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【1】目黒記念の過去10年データから見る傾向

◆人気
穴馬の好走も多く、荒れやすい傾向!

1番人気の信頼度はまずまずですが、2桁人気の激走も珍しくありません。斤量や展開、適性など、総合的に判断することが重要です。

◆枠順傾向
内枠(1~3枠)の複勝率:やや高め

外枠(6~8枠)の好走も目立つ

→極端な傾向は少ないが、フルゲートになると外枠はやや不利か。
 東京芝2500mはスタートしてすぐコーナーに入るため、先行するなら内寄りの枠が理想的。

◆脚質傾向
逃げ・先行:やや不利

差し・追い込み:好成績多数!

→直線の長い東京ならではの末脚勝負。
 2400m以上で実績のある差し馬を重視したいレースです。





【2】目黒記念で狙える血統傾向

東京芝2500mという長距離戦で求められるのは、「スタミナ×瞬発力×持続力」。この条件にバッチリはまるのが、実はキングカメハメハ系の血統です。

◆注目血統①:キングカメハメハ系(ルーラーシップ・ドゥラメンテなど)
近年の目黒記念ではこの血統が非常に好走しています。

2023年1着:ヒートオンビート(父キングカメハメハ系・キングズベスト)

2022年1着:ボッケリーニ(父キングカメハメハ)

2021年2着:アドマイヤアルバ(父ハーツクライ × 母父キングカメハメハ)

→パワーと持続力に優れ、長めの距離で安定感を発揮するタイプが多い。
特にルーラーシップ産駒は東京芝2400m以上での勝率が高く、スタートから一定のペースで運ぶロングスパート戦に強さを見せています。

・ルーラーシップ産駒は東京芝の中距離~長距離に強く、好位差しで粘れるタイプが多いのが特徴。

◆注目血統②:ハーツクライ系(サンデー×トニービンの黄金配合)
キングカメハメハ系と並んで目黒記念で台頭してくるのが、ハーツクライ産駒。

芝2400m以上での持続力と切れ味のバランスに優れ、ロングスパート戦にぴったり。

母系に欧州血統(特にノーザンダンサー系やニジンスキー系)を持つとさらに良し。

→ハーツクライ自身も長距離適性が高く、「東京×長距離×差し」という目黒記念の傾向にマッチしています。

◆注目血統③:母父に欧州型スタミナ血統(Sadler’s Wells系、Nijinsky系など)
母系にスタミナ色の濃い血統を持つ馬が、上がり勝負の中でもしぶとく伸びてくるケースが多いのが目黒記念の特徴。

サドラーズウェルズ系、モンズーン系、ニジンスキー系などの血が入ると要注目。

特に「非サンデー系×欧州型スタミナ母系」の組み合わせはタフな流れで浮上する傾向があります。




【3】その他の注目ポイント

◆ハンデ戦ならではの軽斤量馬に注目
・53~54kgの軽量馬が突っ込んでくることも珍しくありません。
・特に「準オープン勝ち→昇級初戦」の上がり馬が穴を開ける傾向。

◆東京巧者を見逃すな
・東京コースでの好走実績は信頼できる材料。
・特に「東京芝2400m or 2000m」での勝ち鞍がある馬に注目!

【4】狙い目まとめ(2025年版)

☆差し・追い込みタイプの中長距離型
☆東京実績&持続力重視の血統(キングカメハメハ系・ハーツ・ステイゴールド系)
☆斤量53~55kgの軽ハンデ馬も積極的にチェック!
☆近走で東京芝2400mに近いレースを使っていた馬

目黒記念は、日本ダービーと同日開催とは思えないほど、奥が深く難解な一戦です。
血統・枠・脚質・展開・斤量、すべてをバランスよく読み解く必要がありますが、それだけに的中したときの快感も格別!

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全人馬無事に完走し見応えのある良いレースを願います。