2021年9月12日(日)中山競馬場で行われるサマーマイルシリーズ
第66回京成杯オータムハンデキャップに役立ちそうな過去傾向データなどの関連資料を掲載しています。
少しでも京成杯AHの予想の参考資料の1つにでもなればと思います。





京成杯オータムハンデキャップ関連データ【2021年】

出走予定馬(登録馬)

馬名 ラップギア
アカノニジュウイチ ブラックタイド 消0平2瞬2
カテドラル ハーツクライ 消1平3瞬3
カラテ トゥザグローリー 消0平6瞬0
カレンシュトラウス ルーラーシップ 消0平5瞬2
クリノプレミアム オルフェーヴル 消1平3瞬4
グランデマーレ ロードカナロア 消1平0瞬3
*グレナディアガーズ Frankel 消0平3瞬1
コントラチェック ディープインパクト 消0平2瞬4
シャインガーネット オルフェーヴル 消0平0瞬3
ステルヴィオ ロードカナロア 消0平4瞬5
スマートリアン キズナ 消0平3瞬5
スマイルカナ ディープインパクト 消1平2瞬4
トライン ディープインパクト 消0平2瞬2
バスラットレオン キズナ 消0平0瞬3
ベステンダンク タイキシャトル 消0平7瞬9
マイスタイル ハーツクライ 消0平3瞬6
マルターズディオサ キズナ 消0平2瞬5
レイエンダ キングカメハメハ 消1平0瞬5
レッドヴェイロン キングカメハメハ 消1平2瞬6
ワイドファラオ ヘニーヒューズ 消0平2瞬3



2020年朝日杯FSの勝ち馬で今年のNHKマイルCで3着だった3歳馬グレナディアガーズが出走予定馬となっています。
他では前走関屋記念2着のカラテ、同コースのニュージーランドトロフィーの勝ち馬バスラットレオン、前走中京記念2着のカテドラルなどが人気の中心となりそうです。

コースデータ

中山芝1600m外回り コース図

中山競馬場芝コースの高低差は5.3mあり、JRA全10場の競馬場の中で最も高低差がある競馬場です。
最後の直線距離は310mで、これは中央4場の中では最短距離となっています。
ですが、ゴール前には高低差2.4mの急坂があるのが特徴です。

枠順は、圧倒的に内枠が有利なコースです。
スタート後、2コーナーまでの距離が短いことで外枠は常に外々を回らされるデメリットがあり外枠は不利な傾向です。
脚質は、基本的には《逃げ・先行》馬が優勢です。

中山芝2000mコースは、基本的には平坦戦ラップの可能性が高いコースとなっています。

【脚質・上がり3ハロン順位データ】
※中山芝1600m外回り、集計期間:2016. 1. 5 ~ 2021. 4.18

脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 56- 44- 36- 265/ 401 14.0% 24.9% 33.9% 189 160
先行 140- 159- 116- 786/1201 11.7% 24.9% 34.6% 99 103
差し 103- 107- 135-1445/1790 5.8% 11.7% 19.3% 56 64
追込 33- 30- 49-1415/1527 2.2% 4.1% 7.3% 15 23
マクリ 11- 5- 7- 19/ 42 26.2% 38.1% 54.8% 88 90
3F 1位 128- 61- 59- 174/ 422 30.3% 44.8% 58.8% 228 175
3F 2位 54- 63- 56- 191/ 364 14.8% 32.1% 47.5% 93 128
3F 3位 47- 60- 46- 219/ 372 12.6% 28.8% 41.1% 101 105
3F ~5位 59- 75- 74- 506/ 714 8.3% 18.8% 29.1% 108 101
3F 6位~ 55- 86- 108-2831/3080 1.8% 4.6% 8.1% 25 36



《逃げ・先行》脚質が優勢となっています。

前走脚質データでも、前走《逃げ・先行》脚質が優勢となっています。
前走4角7番手以内が良さそうな感じとなっていました。

過去10年の3着内馬成績データ表

京成杯AH2021 過去10年成績データ表

過去5年前走成績データ表

京成杯AH2021 過去5年前走データ表

過去5年の前走等のデータ傾向

【前走着順】
過去5年の連対馬10頭中⇒7頭が前走4着以内となっています。
近年は、前走4着以内の馬が好走しています。

【着差】
負け着差は、重賞0.4秒以内が目安。

【前走レース】
過去5年の連対馬10頭中⇒7頭が前走重賞、1頭がオープン特別、2頭が3勝クラスからとなっています。

【近走】
連対馬10頭中⇒8頭に前3走内で6着以内が2回以上(4着内+6着内)あります。

【距離実績】
連対馬10頭中⇒全馬10頭に1600mでの1着実績があります。

【馬場】
中山芝や札幌芝・函館芝・阪神芝内回りでの実績に注目。
ただし、秋の中山芝は高速馬場なので、持ち時計や速い上がりの脚にも注意が必要。

枠順確定

馬名 替 騎手 ラップギア
1 1 *グレナディアガーズ 川田将雅 Frankel 消0平3瞬1
1 2 カテドラル *戸崎圭太 ハーツクライ 消1平3瞬3
b2 3 ベステンダンク *武藤雅 タイキシャトル 消0平7瞬9
2 4 グランデマーレ *藤岡康太 ロードカナロア 消1平0瞬3
3 5 ステルヴィオ 横山武史 ロードカナロア 消0平4瞬5
3 6 レイエンダ *津村明秀 キングカメハメハ 消1平0瞬5
4 7 マルターズディオサ 田辺裕信 キズナ 消0平2瞬5
b4 8 ワイドファラオ *柴田善臣 ヘニーヒューズ 消0平2瞬3
5 9 コントラチェック *大野拓弥 ディープインパクト 消0平2瞬4
5 10 カラテ 菅原明良 トゥザグローリー 消0平6瞬0
6 11 バスラットレオン 藤岡佑介 キズナ 消0平0瞬3
6 12 カレンシュトラウス 池添謙一 ルーラーシップ 消0平5瞬2
7 13 スマートリアン *三浦皇成 キズナ 消0平3瞬5
7 14 マイスタイル *横山和生 ハーツクライ 消0平3瞬6
8 15 アカノニジュウイチ 横山典弘 ブラックタイド 消0平2瞬2
8 16 スマイルカナ 柴田大知 ディープインパクト 消1平2瞬4




【馬番データ】

馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1番 25- 20- 23- 275/ 343 7.3% 13.1% 19.8% 77 62
2番 30- 26- 32- 254/ 342 8.8% 16.4% 25.7% 119 76
3番 21- 31- 25- 266/ 343 6.1% 15.2% 22.4% 40 69
4番 25- 32- 24- 262/ 343 7.3% 16.6% 23.6% 53 71
5番 22- 27- 24- 268/ 341 6.5% 14.4% 21.4% 42 77
6番 30- 18- 24- 269/ 341 8.8% 14.1% 21.1% 113 66
7番 24- 22- 23- 273/ 342 7.0% 13.5% 20.2% 60 60
8番 27- 34- 26- 255/ 342 7.9% 17.8% 25.4% 67 82
9番 19- 16- 25- 274/ 334 5.7% 10.5% 18.0% 53 51
10番 26- 24- 19- 250/ 319 8.2% 15.7% 21.6% 50 70
11番 16- 21- 22- 248/ 307 5.2% 12.1% 19.2% 44 65
12番 17- 16- 24- 239/ 296 5.7% 11.1% 19.3% 37 60
13番 13- 21- 21- 217/ 272 4.8% 12.5% 20.2% 41 79
14番 22- 18- 7- 204/ 251 8.8% 15.9% 18.7% 128 69
15番 15- 11- 13- 198/ 237 6.3% 11.0% 16.5% 63 70
16番 11- 8- 11- 180/ 210 5.2% 9.0% 14.3% 46 83



単勝回収率100%以上は、2番、6番、14番からとなっています。
複勝率などをみると、やはり内枠の方が20%以上が多く内枠有利な感じがします。

【種牡馬データ】

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
ディープインパクト 44- 32- 27-231/334 13.2% 22.8% 30.8% 82 67
ダイワメジャー 20- 19- 23-195/257 7.8% 15.2% 24.1% 57 67
ロードカナロア 16- 19- 10-112/157 10.2% 22.3% 28.7% 48 69
キングカメハメハ 15- 13- 14- 94/136 11.0% 20.6% 30.9% 83 91
ハービンジャー 15- 11- 12- 86/124 12.1% 21.0% 30.6% 51 89
ハーツクライ 14- 15- 11-126/166 8.4% 17.5% 24.1% 60 56
マツリダゴッホ 11- 11- 11-115/148 7.4% 14.9% 22.3% 47 73
スクリーンヒーロー 10- 7- 8- 84/109 9.2% 15.6% 22.9% 202 98
オルフェーヴル 9- 5- 7- 65/ 86 10.5% 16.3% 24.4% 125 71
キンシャサノキセキ 8- 13- 13- 75/109 7.3% 19.3% 31.2% 55 101
ローエングリン 8- 8- 7- 72/ 95 8.4% 16.8% 24.2% 89 84
ヴィクトワールピサ 8- 7- 8- 86/109 7.3% 13.8% 21.1% 78 70
アドマイヤムーン 8- 5- 4- 90/107 7.5% 12.1% 15.9% 52 55
ルーラーシップ 7- 10- 10- 64/ 91 7.7% 18.7% 29.7% 47 101
キズナ 6- 7- 1- 25/ 39 15.4% 33.3% 35.9% 86 95
ディープブリランテ 6- 3- 7- 72/ 88 6.8% 10.2% 18.2% 172 86
ノヴェリスト 5- 10- 4- 47/ 66 7.6% 22.7% 28.8% 30 121
ステイゴールド 5- 7- 6- 80/ 98 5.1% 12.2% 18.4% 39 58
クロフネ 5- 7- 4- 44/ 60 8.3% 20.0% 26.7% 154 86
ヨハネスブルグ 5- 2- 2- 34/ 43 11.6% 16.3% 20.9% 66 74



ディープインパクトが勝利数ではトップとなっています。
単勝回収率100%以上は、スクリーンヒーロー、オルフェーヴル、ディープブリランテ、クロフネとなっています。
キズナ、キンシャサノキセキ、キングカメハメハ、ハービンジャーなども良さそうな感じです。

【過去10年のハンデ斤量データ】

斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値 平人気
~48kg 0- 0- 0- 0/ 0            
49kg 0- 0- 0- 0/ 0            
50kg 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0% 0 0 12.0人気
51kg 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0 12.0人気
52kg 2- 1- 0- 3/ 6 33.3% 50.0% 50.0% 210 120 6.8人気
53kg 1- 2- 1- 14/ 18 5.6% 16.7% 22.2% 348 115 8.7人気
54kg 1- 2- 1- 27/ 31 3.2% 9.7% 12.9% 15 44 8.7人気
54.5kg 0- 0- 0- 0/ 0            
55kg 3- 1- 3- 22/ 29 10.3% 13.8% 24.1% 45 85 7.5人気
55.5kg 0- 0- 0- 0/ 0            
56kg 1- 0- 2- 28/ 31 3.2% 3.2% 9.7% 9 37 8.8人気
56.5kg 0- 0- 1- 2/ 3 0.0% 0.0% 33.3% 0 43 3.7人気
57kg 1- 2- 0- 16/ 19 5.3% 15.8% 15.8% 18 76 9.3人気
57.5kg 0- 1- 1- 4/ 6 0.0% 16.7% 33.3% 0 101 5.8人気
58kg 1- 1- 1- 2/ 5 20.0% 40.0% 60.0% 98 118 2.4人気
58.5kg 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0 6.0人気
59kg 0- 0- 0- 0/ 0            



55キロが4連対でトップとなっています。
57キロ以上からも6連対ありますが、55キロから52キロの範囲が13連対となっています。
55キロから52キロの13連対のうち12頭が8番人気以内からとなっており、そのうち8頭は4番人気以内からとなっていました。
過去10年の連対馬20頭中⇒15頭が6番人気以内からですので、ハンデ戦ですが斤量に関係なく、それなりの人気馬が予想の中心となりそうです。




京成杯オータムハンデキャップ2021の予想

過去傾向まとめ表

※傾向まとめ表のチェック基準の6項目+αを加えた順位表です。

京成杯AH2021 傾向まとめ表

【傾向まとめ表 過去の結果】
◆Aランク(6項目該当=6点、5点)Bランク(4点、3点)Cランク(2点、1点)Dランク(0点)
※見方:年⇒1着の順位(ランク点数)、2着の順位(ランク点数)、3着の順位(ランク点数)

2020年⇒3位(A6)、1位(A5)、15位(C2)
2019年⇒4位(A5)、2位(A5)、9位(B4)
2018年⇒1位(A6)、3位(A6)、2位(A5)
2017年⇒1位(B4)、6位(A6)、7位(A5)
2016年⇒3位(C2)、7位(C1)、1位(A5)
2015年⇒14位(C2)、12位(C2)、5位(A5)
2014年⇒2位(A5)、7位(A5)、12位(C2)
2013年⇒3位(A6)、2位(A5)、8位(B3)
2012年⇒4位(A5)、6位(B3)、2位(A5)

 Aランク【6-6-5】
 Bランク【1-1-2】
 Cランク【2-2-2】
 Dランク【0-0-0】

《傾向まとめ表》を作成した過去9年では、連対馬18頭中⇒10頭が3位以内からとなっていました。

ランクは、Aランクが勝利数、連対数でトップとなっています。

参考記事:『傾向まとめ表(予想資料)の結果』(2021年七夕賞、プロキオンSまで更新)

最終予想

ハンデ戦らしく混戦模様の雰囲気の京成杯AHです。

本命◎は、3歳馬のグレナディアガーズにします。
1枠1番からスムーズに先行できれば開幕週でもあり勝ち負けだと思います。
《まとめ表》2位B4点馬ですが◎。

対抗○、単穴▲、△は《まとめ表》Aランク馬にしました。
9戦すべて3着内のカレンシュトラウスも十分にチャンスがありそうです。

☆穴馬は、末脚魅力なアカノニジュウイチにします。
末脚の活きる流れになればアカノニジュウイチの出番もありそうな感じがします。

◎グレナディアガーズ
◯カラテ
▲カレンシュトラウス
☆アカノニジュウイチ
△グランデマーレ

京成杯オータムハンデキャップ、印をつけた馬たちの好走を期待したいと思います。
全馬、無事に完走し見応えのある良いレースになれば良いですね。