2021年11月28日(日)東京競馬場で行われるジャパン・オータムインターナショナルロンジン賞第41回ジャパンカップ(G1)に役立ちそうな過去傾向データなどの関連資料を掲載しています。
少しでもJC2021の予想の参考資料の1つにでもなればと思います。





ジャパンカップ関連データ【2021年】

出走予定馬(登録馬)

馬名 ラップギア
アリストテレス エピファネイア 消1平6瞬3
ウインドジャマー スピルバーグ 消1平5瞬5
オーソリティ オルフェーヴル 消0平2瞬4
カレンブーケドール ディープインパクト 消0平5瞬4
キセキ ルーラーシップ 消0平4瞬6
$グランドグローリー olympic glory 消0平0瞬0
コントレイル ディープインパクト 消0平4瞬5
ゴーフォザサミット ハーツクライ 消1平0瞬2
サンレイポケット ジャングルポケット 消0平7瞬2
シャドウディーヴァ ハーツクライ 消0平1瞬7
シャフリヤール ディープインパクト 消0平1瞬2
$ジャパン galileo 消0平0瞬0
トラストケンシン ハーツクライ 消0平2瞬4
$ブルーム australia 消0平0瞬0
マカヒキ ディープインパクト 消0平2瞬5
ムイトオブリガード ルーラーシップ 消1平4瞬5
モズベッロ ディープブリランテ 消1平3瞬4
ユーキャンスマイル キングカメハメハ 消1平5瞬4
ユーバーレーベン ゴールドシップ 消0平1瞬2
ロードマイウェイ ジャスタウェイ 消0平3瞬5
ワグネリアン ディープインパクト 消0平1瞬5



引退レースとなる昨年の三冠馬コントレイルが1番人気となりそうです。
2番人気は、今年のダービー馬シャフリヤールか。
コントレイルは福永騎手、シャフリヤールは川田騎手となっています。
3番人気以下は、オーソリティ(ルメール騎手)、ユーバーレーベン(ミルコ・デムーロ騎手)あたりになりそうです。
久しぶりに今年は外国馬3頭が出走します。
エイダン・オブライエン厩舎からブルーム(R.ムーア騎手)とジャパン(武豊騎手)の2頭とフランス調教馬のグランドグローリー(C.デムーロ騎手)が出走し、楽しみです。
なお、カレンブーケドールは脚部不安のため回避しています。

コースデータ

東京芝2400m コース図

スタートは正面スタンド前直線からとなっています。
スタート後、平坦のホームストレッチを走り、ゴール板を一度通過し、そこからグルリとコースを一周するコース。
最後の直線は、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)となっており、直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さです。

枠順の有利・不利はあまりないコースです。

東京芝2400mコースは、基本的には瞬発戦ラップの可能性が高いコースとなっています。

【脚質・上がり3ハロン順位データ】
※東京芝2400m、集計期間:2016. 1.30 ~ 2021.10.31

脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 19- 16- 15- 125/ 175 10.9% 20.0% 28.6% 102 97
先行 62- 71- 55- 392/ 580 10.7% 22.9% 32.4% 66 88
差し 59- 58- 68- 568/ 753 7.8% 15.5% 24.6% 65 66
追込 29- 24- 29- 525/ 607 4.8% 8.7% 13.5% 40 35
マクリ 3- 1- 5- 21/ 30 10.0% 13.3% 30.0% 47 60
3F 1位 90- 46- 25- 39/ 200 45.0% 68.0% 80.5% 343 183
3F 2位 40- 41- 36- 68/ 185 21.6% 43.8% 63.2% 105 167
3F 3位 19- 31- 43- 93/ 186 10.2% 26.9% 50.0% 53 114
3F ~5位 12- 35- 33- 256/ 336 3.6% 14.0% 23.8% 37 72
3F 6位~ 11- 17- 35-1167/1230 0.9% 2.3% 5.1% 16 22



《先行》脚質が勝利数・連対数でトップとなっています。

前走脚質のデータを調べてみると、前走《差し(中団)》が連対数でトップとなっていました。
前走《差し(中団)》で上3F順位1位馬は勝率19.8%、連対率31.1%、複勝率44.3%となっていました。
前走《先行》で上3F順位1位馬は勝率21.2%、連対率32.7%、複勝率42.3%となっていました。

過去10年の3着内馬成績データ表

JC2021 過去10年成績データ表

過去5年前走成績データ表

JC2021 過去5年前走データ表

過去5年の前走等のデータ傾向

【前走着順】
連対馬10頭中⇒9頭が前走G2以上で4着以内の馬となっています。

【着差】
負け着差は、G1、G2で0.3秒以内が目安。

【前走レース】
連対馬10頭中⇒6頭が前走G1、4頭がG2からとなっています。
天皇賞秋組、京都大賞典組が3連対、秋華賞組が2連対となっています。
3年連続で天皇賞秋組が連対しています。

【近走】
連対馬10頭中⇒9頭に前3走内で3着以内が2回以上あります。

【距離実績】
連対馬10頭中⇒8頭に2400m以上での1着実績があります。
残りの2頭中⇒2頭には2400m重賞で2着ありました。

【馬場】
東京芝コースなので、東京のほか京都芝や阪神芝外回り、新潟芝での好走歴がある軽い芝適性に注意したい感じがします。
連対馬10頭中⇒全馬10頭に上3F33秒台以下での1着があります。

枠順確定

馬名 替 騎手 ラップギア
b1 1 ムイトオブリガード 柴田善臣 ルーラーシップ 消1平4瞬5
1 2 コントレイル 福永祐一 ディープインパクト 消0平4瞬5
2 3 $ブルーム *ムーア australia 消0平0瞬0
2 4 シャフリヤール *川田将雅 ディープインパクト 消0平1瞬2
3 5 キセキ 和田竜二 ルーラーシップ 消0平4瞬6
3 6 $グランドグローリー *C.デム olympic glory 消0平0瞬0
4 7 オーソリティ ルメール オルフェーヴル 消0平2瞬4
b4 8 ウインドジャマー *北村宏司 スピルバーグ 消1平5瞬5
5 9 アリストテレス *横山武史 エピファネイア 消1平6瞬3
5 10 ロードマイウェイ *三浦皇成 ジャスタウェイ 消0平3瞬5
6 11 シャドウディーヴァ *横山典弘 ハーツクライ 消0平1瞬7
6 12 サンレイポケット 鮫島克駿 ジャングルポケット 消0平7瞬2
7 13 モズベッロ 池添謙一 ディープブリランテ 消1平3瞬4
7 14 ユーバーレーベン M.デム ゴールドシップ 消0平1瞬2
7 15 マカヒキ 藤岡康太 ディープインパクト 消0平2瞬5
8 16 ユーキャンスマイル 藤岡佑介 キングカメハメハ 消1平5瞬4
8 17 ワグネリアン *戸崎圭太 ディープインパクト 消0平1瞬5
8 18 $ジャパン *武豊 galileo 消0平0瞬0




【馬番データ】

馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1番 15- 18- 11- 126/ 170 8.8% 19.4% 25.9% 100 57
2番 21- 8- 19- 123/ 171 12.3% 17.0% 28.1% 88 71
3番 15- 16- 15- 125/ 171 8.8% 18.1% 26.9% 56 62
4番 16- 15- 17- 121/ 169 9.5% 18.3% 28.4% 33 69
5番 17- 12- 13- 128/ 170 10.0% 17.1% 24.7% 55 50
6番 18- 11- 7- 133/ 169 10.7% 17.2% 21.3% 75 59
7番 13- 15- 15- 125/ 168 7.7% 16.7% 25.6% 95 99
8番 11- 17- 12- 123/ 163 6.7% 17.2% 24.5% 37 70
9番 8- 12- 12- 115/ 147 5.4% 13.6% 21.8% 40 55
10番 12- 10- 14- 94/ 130 9.2% 16.9% 27.7% 41 88
11番 6- 10- 13- 88/ 117 5.1% 13.7% 24.8% 36 56
12番 9- 11- 6- 67/ 93 9.7% 21.5% 28.0% 52 59
13番 3- 7- 7- 63/ 80 3.8% 12.5% 21.3% 13 82
14番 3- 1- 2- 63/ 69 4.3% 5.8% 8.7% 16 21
15番 0- 2- 3- 54/ 59 0.0% 3.4% 8.5% 0 24
16番 1- 3- 1- 42/ 47 2.1% 8.5% 10.6% 3 43
17番 2- 1- 3- 23/ 29 6.9% 10.3% 20.7% 71 69
18番 2- 1- 2- 19/ 24 8.3% 12.5% 20.8% 600 197




【種牡馬データ】

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
ディープインパクト 44- 29- 31-178/282 15.6% 25.9% 36.9% 128 84
ステイゴールド 22- 19- 13-151/205 10.7% 20.0% 26.3% 59 52
ルーラーシップ 17- 11- 5- 65/ 98 17.3% 28.6% 33.7% 85 65
ハーツクライ 16- 14- 14-123/167 9.6% 18.0% 26.3% 94 56
ハービンジャー 12- 10- 6- 79/107 11.2% 20.6% 26.2% 88 73
オルフェーヴル 7- 5- 8- 39/ 59 11.9% 20.3% 33.9% 35 97
キングカメハメハ 5- 9- 3- 61/ 78 6.4% 17.9% 21.8% 35 98
ロードカナロア 5- 0- 1- 11/ 17 29.4% 29.4% 35.3% 178 60
ジャングルポケット 4- 5- 4- 41/ 54 7.4% 16.7% 24.1% 42 60
タニノギムレット 4- 3- 6- 17/ 30 13.3% 23.3% 43.3% 110 139
ゴールドシップ 3- 5- 6- 29/ 43 7.0% 18.6% 32.6% 30 102
ディープブリランテ 3- 2- 2- 14/ 21 14.3% 23.8% 33.3% 85 106
ヴィクトワールピサ 2- 5- 4- 40/ 51 3.9% 13.7% 21.6% 14 88
エピファネイア 2- 4- 4- 14/ 24 8.3% 25.0% 41.7% 13 57
ネオユニヴァース 2- 4- 2- 25/ 33 6.1% 18.2% 24.2% 15 66
メイショウサムソン 2- 3- 0- 12/ 17 11.8% 29.4% 29.4% 51 45
キズナ 2- 0- 2- 17/ 21 9.5% 9.5% 19.0% 528 258
マンハッタンカフェ 1- 4- 1- 28/ 34 2.9% 14.7% 17.6% 9 37
ワークフォース 1- 4- 1- 18/ 24 4.2% 20.8% 25.0% 12 44
ゼンノロブロイ 1- 3- 2- 21/ 27 3.7% 14.8% 22.2% 52 100



ディープインパクトが勝利数ではトップとなっています。




JC2021の予想

過去傾向まとめ表

※傾向まとめ表のチェック基準の6項目+αを加えた順位表です。

ジャパンカップ2021 傾向まとめ表

【傾向まとめ表 過去の結果】
◆Aランク(6項目該当=6点、5点)Bランク(4点、3点)Cランク(2点、1点)Dランク(0点)
※見方:年⇒1着の順位(ランク点数)、2着の順位(ランク点数)、3着の順位(ランク点数)

2020年⇒3位(A6)、2位(A6)、1位(A6)
2019年⇒5位(B3)、3位(B4)、2位(A5)
2018年⇒1位(A6)、3位(A5)、5位(B3)
2017年⇒5位(B3)、2位(A5)、1位(A6)
2016年⇒1位(B3)、6位(C2)、7位(B3)
2015年⇒3位(B3)、8位(C2)、1位(A6)
2014年⇒7位(B3)、6位(C2)、4位(B4)
2013年⇒1位(A5)、11位(C2)、7位(C2)
2012年⇒2位(A6)、1位(A6)、4位(A6)

 Aランク【4-4-5】
 Bランク【5-1-3】
 Cランク【0-4-1】
 Dランク【0-0-0】

《傾向まとめ表》を作成した過去9年では、連対馬18頭中⇒11頭が3位以内からとなっていました。

ランクは、Bランクが勝利数でトップですが、連対数ではAランクがトップとなっています。

参考記事:『傾向まとめ表(予想資料)の結果』(2021年七夕賞、プロキオンSまで更新)

最終予想

フルゲート18頭立て、今年最後の東京競馬場のレースとなる最終12Rのジャパンカップです。
今年は、海外から3頭の参戦がありよかったな~と思います。
しかし、実績ある日本馬が凱旋門賞を勝てないように近年のジャパンカップでは実績ある外国馬でも厳しいと考えています。

よって予想は、人気馬上位勢に落ち着いてしまいました。

本命◎は、引退レースとなる昨年の無敗の三冠馬コントレイルにします。
まだ4歳、能力の衰えなく、前走天皇賞秋も上がり最速の33.0秒で2着でした。
昨年のJCは、アーモンドアイの2着でしたが、今年のメンバーなら大丈夫な感じがします。
素直に◎で。

▲ユーバーレーベンは、正直悩みました。
☆アリストテレスを▲にし、☆に人気薄から1頭選びたいな~と思っていましたが、ココで何かと買っているミルコ・デムーロ騎手を切って走られたら後悔すると思うので、このような印に落ち着きました。

まぁ、印5つに拘らなければ何も悩まずに済みそうですが……(苦笑)

◎コントレイル
◯オーソリティ
▲ユーバーレーベン
☆アリストテレス
△シャフリヤール

ジャパンカップ、印をつけた馬たちの好走を期待したいと思います。
全馬、無事に完走し見応えのある良いレースになれば良いですね。