2022年2月20日(日)東京競馬場で行われる第39回フェブラリーステークス(G1)に役立ちそうな過去傾向データなどの関連資料を掲載しています。
フェブラリーS2022の予想の参考資料の1つにでもなれば幸いです。





フェブラリーS関連データ【2022年】

コースデータ

東京ダート1600mコース図

東京ダート1600mは、芝スタートであり、なおかつ内と外では芝を走る距離が異なる特殊なコースとなっています。
スタート地点は2コーナーの奥で内枠発走でも約150m芝を走ることになり、外はそれよりも約30m芝部分が長くなっています。
よって、一般的には外枠の方が有利と言われますが、芝部分のダッシュそのものが苦手な馬にとってはどの枠でも厳しいコースです。
最後の直線距離は501.6mで、日本のダートコースで最長距離を誇ります。
途中、緩やかな上り坂があるのも特徴。

東京ダート1600mコースは、基本的には平坦戦ラップの可能性が高いコースとなっています。

【前走脚質・上がり3ハロン順位データ】
※東京ダート1600mの重賞・OP・3勝クラス・2勝クラス、集計期間:2016. 2. 6 ~ 2021.11.28(コースデータは以下も同じ条件)

前走脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 17- 13- 9- 160/ 199 8.5% 15.1% 19.6% 88 74
先行 51- 50- 57- 492/ 650 7.8% 15.5% 24.3% 61 68
差し 65- 61- 55- 671/ 852 7.6% 14.8% 21.2% 81 78
追込 29- 37- 41- 615/ 722 4.0% 9.1% 14.8% 30 68
マクリ 0- 2- 0- 12/ 14 0.0% 14.3% 14.3% 0 42
3F 1位 35- 26- 30- 256/ 347 10.1% 17.6% 26.2% 55 61
3F 2位 28- 26- 28- 183/ 265 10.6% 20.4% 30.9% 54 91
3F 3位 20- 17- 15- 175/ 227 8.8% 16.3% 22.9% 56 53
3F ~5位 24- 30- 20- 272/ 346 6.9% 15.6% 21.4% 78 83
3F 6位~ 49- 59- 65- 966/1139 4.3% 9.5% 15.2% 60 73



前走《差し・中団》脚質が勝利数、連対数でトップとなっています。

率的では、前走《先行》脚質で上3F順位4位馬は【5-6-7-27】で連対率24.4%、複勝率40.0%が気になるデータとなっています。

過去10年の3着内馬成績データ表

フェブラリーS2022 過去10年成績データ表

過去5年前走成績データ表

フェブラリーS2022 過去5年成績データ表

過去5年の前走等のデータ傾向

【前走着順】
連対馬10頭中⇒8頭が6着以内の馬となっています。

【着差】
負け着差は、G1で0.9秒以内、その他重賞で0.2秒以内が目安。

【前走レース】
連対馬10頭中⇒全馬10頭が前走重賞からとなっています。

【近走】
連対馬10頭中⇒9頭に前3走内で6着以内(2着+6着以内)が2回以上あります。

【距離実績】
連対馬10頭中⇒全馬10頭に1600m以上での1着実績があります。
そのうち7頭が1700m以上で1着がありました。
東京ダート1600mのG1なので、マイル戦ギリギリよりもスタミナがあった方が良さそうです。

【馬場】
連対馬10頭中⇒9頭に東京ダートか京都ダートでに1着実績あり。
軽いダート適性に注目。

枠順確定

馬名 替 騎手 ラップギア
1 1 テオレーマ *ルメール ジャスタウェイ 消1平3瞬5
b1 2 ダイワキャグニー *三浦皇成 キングカメハメハ 消0平5瞬5
2 3 インティ 武豊 ケイムホーム 消0平4瞬3
2 4 アルクトス 田辺裕信 アドマイヤオーラ 消1平4瞬3
3 5 レッドルゼル 川田将雅 ロードカナロア 消4平6瞬2
3 6 $カフェファラオ *福永祐一 american pharoah 消0平3瞬2
4 7 タイムフライヤー *横山武史 ハーツクライ 消0平2瞬6
4 8 サンライズノヴァ 松若風馬 ゴールドアリュール 消2平8瞬4
b5 9 サンライズホープ *大野拓弥 マジェスティックウォリアー 消1平5瞬2
b5 10 スワーヴアラミス 松田大作 ハーツクライ 消4平8瞬2
6 11 ソダシ 吉田隼人 クロフネ 消0平4瞬2
6 12 ミューチャリー 御神本訓 パイロ 消0平0瞬0
7 13 ソリストサンダー 戸崎圭太 トビーズコーナー 消1平7瞬2
b7 14 ケイティブレイブ *菅原明良 アドマイヤマックス 消2平4瞬1
8 15 テイエムサウスダン 岩田康誠 サウスヴィグラス 消3平1瞬1
8 16 エアスピネル *M.デム キングカメハメハ 消0平5瞬6




【馬番データ】

馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1番 12- 8- 3- 139/ 162 7.4% 12.3% 14.2% 55 70
2番 11- 15- 10- 127/ 163 6.7% 16.0% 22.1% 68 86
3番 13- 12- 7- 129/ 161 8.1% 15.5% 19.9% 54 63
4番 4- 9- 13- 137/ 163 2.5% 8.0% 16.0% 22 57
5番 11- 10- 10- 131/ 162 6.8% 13.0% 19.1% 43 72
6番 17- 7- 13- 126/ 163 10.4% 14.7% 22.7% 88 73
7番 7- 9- 12- 135/ 163 4.3% 9.8% 17.2% 34 68
8番 8- 11- 10- 133/ 162 4.9% 11.7% 17.9% 34 69
9番 8- 16- 9- 127/ 160 5.0% 15.0% 20.6% 22 73
10番 7- 10- 13- 132/ 162 4.3% 10.5% 18.5% 53 51
11番 9- 6- 17- 127/ 159 5.7% 9.4% 20.1% 73 64
12番 14- 17- 10- 114/ 155 9.0% 20.0% 26.5% 69 82
13番 9- 5- 5- 127/ 146 6.2% 9.6% 13.0% 52 56
14番 13- 11- 6- 109/ 139 9.4% 17.3% 21.6% 105 65
15番 11- 12- 14- 91/ 128 8.6% 18.0% 28.9% 180 148
16番 9- 6- 10- 84/ 109 8.3% 13.8% 22.9% 45 55




【種牡馬データ】

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
ゴールドアリュール 15- 8- 9- 92/124 12.1% 18.5% 25.8% 51 58
ヘニーヒューズ 12- 6- 6- 50/ 74 16.2% 24.3% 32.4% 95 73
キングカメハメハ 10- 13- 15- 97/135 7.4% 17.0% 28.1% 54 109
パイロ 7- 7- 5- 52/ 71 9.9% 19.7% 26.8% 100 89
tapit 7- 2- 1- 13/ 23 30.4% 39.1% 43.5% 113 84
キンシャサノキセキ 4- 5- 4- 28/ 41 9.8% 22.0% 31.7% 67 96
ネオユニヴァース 4- 4- 4- 47/ 59 6.8% 13.6% 20.3% 36 65
ロードカナロア 4- 3- 4- 24/ 35 11.4% 20.0% 31.4% 76 86
シンボリクリスエス 4- 3- 2- 37/ 46 8.7% 15.2% 19.6% 305 99
smart strike 4- 1- 1- 8/ 14 28.6% 35.7% 42.9% 117 66
ヴァーミリアン 3- 6- 4- 27/ 40 7.5% 22.5% 32.5% 49 68
アイルハヴアナザー 3- 3- 6- 19/ 31 9.7% 19.4% 38.7% 95 189
ハーツクライ 3- 3- 3- 37/ 46 6.5% 13.0% 19.6% 102 78
シニスターミニスター 3- 2- 3- 46/ 54 5.6% 9.3% 14.8% 57 50
ゼンノロブロイ 3- 2- 2- 39/ 46 6.5% 10.9% 15.2% 43 22
american pharoah 3- 0- 0- 2/ 5 60.0% 60.0% 60.0% 148 82
クロフネ 2- 8- 7- 57/ 74 2.7% 13.5% 23.0% 26 74
エンパイアメーカー 2- 3- 4- 43/ 52 3.8% 9.6% 17.3% 55 85
カネヒキリ 2- 3- 2- 23/ 30 6.7% 16.7% 23.3% 49 98
マンハッタンカフェ 2- 3- 0- 34/ 39 5.1% 12.8% 12.8% 17 52
サウスヴィグラス 2- 2- 1- 48/ 53 3.8% 7.5% 9.4% 92 37
スピルバーグ 2- 2- 0- 0/ 4 50.0% 100.0% 100.0% 210 177



ゴールドアリュールが勝利数、連対数でトップとなっています。




フェブラリーステークス2022の予想

過去傾向まとめ表

※傾向まとめ表のチェック基準の6項目+αを加えた順位表です。

フェブラリーS2022 傾向まとめ表

【傾向まとめ表 過去の結果】
◆Aランク(6項目該当=6点、5点)Bランク(4点、3点)Cランク(2点、1点)Dランク(0点)
※見方:年⇒1着の順位(ランク点数)、2着の順位(ランク点数)、3着の順位(ランク点数)

2021年⇒4位(B3)、11位(C1)、6位(B3)
2020年⇒1位(A5)、14位(D0)、5位(B3)
2019年⇒1位(A6)、2位(A6)、6位(A5)
2018年⇒4位(A5)、2位(A5)、8位(B3)
2017年⇒2位(C2)、3位(B4)、1位(A5)
2016年⇒2位(A5)、1位(A6)、7位(A6)
2015年⇒1位(A6)、7位(B4)、5位(C2)
2014年⇒15位(C1)、2位(A6)、1位(A6)
2013年⇒1位(B4)、9位(B3)、3位(A6)
2012年⇒3位(A5)、5位(A5)、2位(A6)

 Aランク【6-5-6】
 Bランク【2-3-3】
 Cランク【2-1-1】
 Dランク【0-1-0】

《傾向まとめ表》を作成した過去10年では、連対馬20頭中⇒12頭が3位以内からとなっていました。

ランクは、勝利数、連対数でAランクがトップとなっています。

参考記事:『傾向まとめ表(予想資料)の結果』

最終予想

2022年最初の中央競馬のG1レース・フェブラリーSです。
白毛の牝馬ソダシも参戦しています。

上位人気馬にも死角、不安材料がありそうな感じで、波乱含みな雰囲気です。

本命◎は、《まとめ表》1位A6点のアルクトスにします。
フェブラリーSは2年連続で9着となっていますが、統一重賞2連勝中で衰えもなく、東京ダート1600mも特に問題がないこともあり、今年は勝ち負けになるかな~と期待したいと思います。

対抗○は、《まとめ表》2位A5点のレッドルゼル。
1600mの距離実績がありませんが、このメンバーなら能力でどうにかなりそうな感じがします。

単穴▲は、ソリストサンダーにします。
前走根岸Sで◎にし惨敗でしたが、ココが狙いでしょうから叩き2走目で期待したいと思います。

☆穴馬は、エアスピネルにしました。
昨年2着、東京ダート1600mで崩れなく、脚抜きの良い馬場もよく好走を願います。

◎アルクトス
◯レッドルゼル
▲ソリストサンダー
☆エアスピネル
△カフェファラオ

フェブラリーステークス、印をつけた馬たちの好走を期待したいと思います。
全馬、無事に完走し見応えのある良いレースになれば良いですね。