サマー2000シリーズ第55回農林水産省賞典函館記念2019の出走予定馬のラップギアと血統のデータ傾向です。
令和元年7月14日(日)函館競馬場では、函館記念2019(3歳上・G3・ハンデ・芝2000m)が行われますので、出走予定馬(登録馬)のラップギア適性値、血統、過去傾向データを把握します。





出走予定登録馬のラップギア適性値を調べ掲載します。
また、過去のレースラップ区分や勝ち馬の適性値なども調べたので、参考になれば幸いです。


ラップギア

函館記念2019登録馬のラップギア適性値と種牡馬(血統)

馬名 ラップギア
アーバンキッド ハーツクライ 消0平3瞬3
アメリカズカップ マンハッタンカフェ 消0平1瞬3
エアスピネル キングカメハメハ 消0平2瞬5
カルヴァリオ マツリダゴッホ 消0平4瞬4
ゴールドギア ロードカナロア 消0平2瞬3
スズカデヴィアス キングカメハメハ 消0平3瞬6
ステイフーリッシュ ステイゴールド 消0平1瞬3
ドレッドノータス ハービンジャー 消0平3瞬3
ナイトオブナイツ ハービンジャー 消0平4瞬5
ブラックバゴ バゴ 消2平2瞬2
ポポカテペトル ディープインパクト 消0平3瞬3
マイスタイル ハーツクライ 消0平2瞬6
マイネルサージュ ハービンジャー 消1平4瞬5
マイネルファンロン ステイゴールド 消1平3瞬2
メートルダール ゼンノロブロイ 消0平0瞬8
レッドローゼス ステイゴールド 消0平4瞬8


函館での過去10年のラップギア区分

 ◆消耗戦(ラスト4ハロンで加速ラップなし)
   →2レース
 ◆平坦戦(ラスト4ハロンで0.1秒から0.4秒の加速ラップあり)
   →5レース
 ◆瞬発戦(ラスト4ハロンで0.5秒以上の加速ラップあり)
   →3レース

昨年は瞬発戦ラップとなりましたが、平坦戦ラップの確率が高い函館記念です。

函館記念2019 函館での過去10年の勝ち馬のラップギア適性値と種牡馬

(※出走時点)
2018年 瞬発戦
 1着エアアンセム    消2平4瞬2 父シンボリクリスエス
2017年 平坦戦
 1着ルミナスウォリアー 消1平7瞬5 父メイショウサムソン
2016年 平坦戦
 1着マイネルミラノ   消2平3瞬5 父ステイゴールド(SS系)
2015年 消耗戦
 1着ダービーフィズ   消1平3瞬4 父ジャングルポケット
2014年 平坦戦
 1着ラブイズブーシェ  消0平5瞬5 父マンハッタンカフェ(SS系)
2013年 平坦戦
 1着トウケイヘイロー  消0平4瞬3 父ゴールドヘイロー(SS系)
2012年 瞬発戦
 1着トランスワープ   消1平2瞬5 父ファルブラヴ
2011年 平坦戦
 1着キングトップガン  消0平5瞬3 父マヤノトップガン
2010年 瞬発戦
 1着マイネルスターリー 消0平3瞬4 父スターオブコジーン
2008年 消耗戦
 1着トーセンキャプテン 消0平1瞬2 父ジャングルポケット

函館芝2000mコースは、基本的には平坦戦ラップの可能性が高いコースとなっています。

《ラップギア データまとめ》

函館での過去10年で平坦戦の数字が多かった勝ち馬⇒5頭(同数含む)となっています。
平坦戦ラップと瞬発戦ラップのラップギア適性値の数字が同じくらいの馬が良さそうな印象です。

人気になりそうなエアスピネルは【消0平2瞬5】ですが、平坦戦ラップだった2017年のマイルCSで2着や京都金杯1着、菊花賞3着などがあり、数字以上に平坦戦ラップへの適性がありそうです。

こちらも人気になりそうなステイフーリッシュも【消0平1瞬3】ですが、平坦戦ラップのレースを3戦していて全て3着以内になっており、こちらも問題ないと思います。

人気になりそうな馬で少し気になるのは【消0平0瞬8】のメートルダールぐらいな感じです。
メートルダールも平坦戦ラップの重賞で3着の実績がありますが、瞬発戦ラップの方が良いのかな~と思います。

ナイトオブナイツ、ポポカテペトル、ブラックバゴ、マイネルファンロンなどの穴っぽい馬の適性値の数字を見ると、平坦戦ラップと瞬発戦ラップの数字が同じくらいで、穴馬・一発を期待したい馬としては良い感じとなっています。

※自分のラップ分析は岡村信将氏のラップ理論(ラップギア)を基本にしております。(ブログに書くことは了解頂いてます。)