夏の新潟の芝1600m重賞レースとして知られる関屋記念(G3)
本記事では過去10年(2015年~2024年)の前走データを徹底分析し、勝ち馬の傾向と狙い目ポイントを紹介します。
特に「前走脚質」「前走距離」「前走クラス」などの視点から攻略法を探りましょう。


競馬予想2025 芝

前走脚質別の成績傾向

脚質 着別度数
(勝-連-複-着外/出走数)
勝率 連対率 複勝率
逃げ 2-1-0-10/13 15.4% 23.1% 23.1%
先行 3-3-4-30/40 7.5% 15.0% 25.0%
中団 1-2-5-45/53 1.9% 5.7% 15.1%
後方 4-4-1-45/54 7.4% 14.8% 16.7%

解説:逃げ馬は高い勝率と連対率を誇り注目。
先行勢も安定した複勝率があり、展開を意識した馬選びがポイントです。

前走の上がり3F順位別傾向

上がり3F順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1位 2-2-1-15/20 10.0% 20.0% 25.0%
2位 1-2-1-11/15 6.7% 20.0% 26.7%
3位 0-1-2-16/19 0.0% 5.3% 15.8%
4~5位 2-1-2-26/31 6.5% 9.7% 16.1%
6位以下 5-4-4-61/74 6.8% 12.2% 17.6%

解説:上がり1~2位の馬は好走率が高く、末脚の鋭さは重要なファクターです。




前走距離別の特徴

前走距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1400m 1-0-1-18/20 5.0% 5.0% 10.0%
1600m 6-8-7-74/95 6.3% 14.7% 22.1%
1800m 2-1-2-27/32 6.3% 9.4% 15.6%
2000m 1-1-0-9/11 9.1% 18.2% 18.2%

解説:同距離の1600m組が多数を占め、狙い目。1800mや2000mからの距離延長組も一定の実績があります。

前走クラス別成績

前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率
3勝クラス 1-0-2-6/9 11.1% 11.1% 33.3%
OPEN非L 0-1-0-16/17 0.0% 5.9% 5.9%
OPEN(L) 2-1-1-18/22 9.1% 13.6% 18.2%
G3 4-7-3-62/76 5.3% 14.5% 18.4%
G2 1-0-0-9/10 10.0% 10.0% 10.0%
G1 2-1-4-18/25 8.0% 12.0% 28.0%

解説:G1からの臨戦馬は複勝率28%と高め。
3勝クラスからの勢いある昇級馬も侮れません。




前走確定着順別の傾向

前走着順 着別度数 勝率 連対率 複勝率
同級1着 2-1-0-13/16 12.5% 18.8% 18.8%
同級2着 0-3-2-9/14 0.0% 21.4% 35.7%
同級3着 0-0-1-9/10 0.0% 0.0% 10.0%
同級4着 1-1-1-10/13 7.7% 15.4% 23.1%
同級5着 3-2-1-9/15 20.0% 33.3% 40.0%
同級6~9着 2-1-3-31/37 5.4% 8.1% 16.2%
同級10着~ 1-2-0-44/47 2.1% 6.4% 6.4%
下級1着 1-0-2-4/7 14.3% 14.3% 42.9%

解説:前走5着以内の馬は好調な傾向。
特に5着馬は複勝率40%と狙い目です。

前走着差別成績

前走着差 着別度数 勝率 連対率 複勝率
勝0.3~0.5秒差 1-1-1-2/5 20.0% 40.0% 60.0%
勝0.1~0.2秒差 1-0-1-6/8 12.5% 12.5% 25.0%
勝0.0秒差 1-0-0-9/10 10.0% 10.0% 10.0%
負0.1~0.2秒差 3-1-3-22/29 10.3% 13.8% 24.1%
負0.3~0.5秒差 3-5-2-26/36 8.3% 22.2% 27.8%
負2.0~2.9秒差 1-0-0-3/4 25.0% 25.0% 25.0%

解説:着差0.3秒以内の僅差敗退だった馬は好成績。
大きく負けている馬は要注意です。




まとめ:関屋記念の前走データから狙い目を探る

関屋記念で好走するには、前走で逃げか先行した経験があること、または上がり3Fで速い脚を使えることが重要です。
距離は1600m前後のレースを使っていた馬が中心となり、クラスはG1や3勝クラスの馬も好成績を残しています。
前走着順は5着以内が狙い目で、着差が0.3秒以内の僅差負けの馬も高確率で巻き返しています。

これらのデータを踏まえて、関屋記念2025の予想にぜひ役立ててください。

全人馬無事に完走し見応えのある良いレースを願います。