サマー2000シリーズ第55回札幌記念2019の過去傾向データを掲載します。
フィエールマン、ワグネリアン、ブラストワンピース、サングレーザーなどが札幌記念2019出走予定馬となっています。
札幌での過去10年の1着から3着のレース結果成績表から枠順、馬番、人気、脚質等のデータ分析や出走予定馬(登録馬)のラップギア適性値や過去傾向を把握したいと思います。





《札幌記念 札幌での過去10年成績表》を見ると、枠番・馬番・人気・騎手・脚質・血統などが分かると思います。
気になるデータ項目を掲載しておきます。
予想の参考になれば幸いです。

札幌での過去10年の3着内馬成績データ表

札幌記念2019 過去10年成績データ表

※画像はクリックすると拡大されます。



札幌記念 予想参考 過去のデータ傾向

※札幌競馬場での過去10年

枠番傾向

札幌記念2019 枠番データ

馬番傾向

札幌記念2019 馬番データ

基本的には、コース形態的に枠順の有利・不利はあまりなさそうだが、実際には上のクラスに行くほど中枠より内が有利なコース。
フルゲート(16頭)の際の12番ゲートより外は不振。

人気傾向

札幌記念2019 人気データ

連対馬20頭中⇒10頭が2番人気以内からとなっています。
3着内馬30頭中⇒28頭が7番人気以内からとなっています。

脚質傾向

札幌記念2019 脚質データ

<先行>が8連対でトップとなっています。
連対馬20頭中⇒15頭が4角7番手以内からとなっています。

前走脚質傾向

札幌記念2019 前走脚質データ

前走脚質は<差し>が7連対でトップとなっています。
前走<逃げ>は不振傾向のようです。
前走<差し・追込>脚質で上がり3ハロン順位が5位以内の馬は【勝率11.6%、連対率23.3%、複勝率32.6%】となっていました。



血統傾向

※札幌芝2000mコースのレースデータを参照。データ期間は、2014年7月26日から2019年8月4日。過去5年。

種牡馬

札幌記念2019 種牡馬データ

ディープインパクトがトップとなっています。
率からだと、シンボリクリスエスやルーラーシップ、エイシンフラッシュ、オルフェーヴルなどが良さそうです。

ラップギア

登録馬

馬名 ラップギア
エイシンティンクル ディープインパクト 消0平1瞬7
クルーガー キングカメハメハ 消3平3瞬2
クロコスミア ステイゴールド 消1平3瞬4
ゴーフォザサミット ハーツクライ 消1平0瞬2
サクラアンプルール キングカメハメハ 消0平3瞬5
サトノティターン シンボリクリスエス 消0平3瞬3
サングレーザー ディープインパクト 消1平4瞬4
ステイフーリッシュ ステイゴールド 消0平1瞬3
ナイトオブナイツ ハービンジャー 消0平4瞬5
フィエールマン ディープインパクト 消0平2瞬4
ブラストワンピース ハービンジャー 消1平0瞬4
ペルシアンナイト ハービンジャー 消0平3瞬5
ランフォザローゼス キングカメハメハ 消0平1瞬3
ロードヴァンドール ダイワメジャー 消0平3瞬6
ワグネリアン ディープインパクト 消0平1瞬5




ラップギア区分

消耗戦(ラスト4ハロンで加速ラップなし)
  →1レース
平坦戦(ラスト4ハロンで0.1秒から0.4秒の加速ラップあり)
  →6レース
瞬発戦(ラスト4ハロンで0.5秒以上の加速ラップあり)
  →3レース

平坦戦ラップの確率が高い札幌記念です。

札幌での過去10年の勝ち馬のラップギア適性値と種牡馬

(※出走時点)
2018年 平坦戦
 1着サングレーザー   消1平2瞬4 父ディープインパクト(SS系)
2017年 平坦戦
 1着サクラアンプルール 消0平2瞬4 父キングカメハメハ
2016年 平坦戦
 1着ネオリアリズム   消0平3瞬3 父ネオユニヴァース(SS系)
2015年 消耗戦
 1着ディサイファ    消0平6瞬8 父ディープインパクト(SS系)
2014年 平坦戦
 1着ハープスター    消0平1瞬5 父ディープインパクト(SS系)
2012年 瞬発戦
 1着フミノイマージン  消1平4瞬3 父マンハッタンカフェ(SS系)
2011年 瞬発戦
 1着トーセンジョーダン 消0平4瞬5 父ジャングルポケット
2010年 平坦戦
 1着アーネストリー   消0平5瞬4 父グラスワンダー
2009年 平坦戦
 1着ヤマニンキングリー 消0平4瞬4 父アグネスデジタル
2008年 瞬発戦
 1着タスカータソルテ  消1平2瞬1 父ジャングルポケット

札幌倉芝2000mコースは、基本的には平坦戦ラップの可能性が高いコースとなっています。

札幌での過去10年で平坦戦の数字が多かった勝ち馬⇒5頭(同数含む)となっています。
平坦戦瞬発戦の数字が同じくらいの馬(2差ぐらい)が良さそうな感じとなっています。

データまとめ

菊花賞、天皇賞春を制したG1・2勝馬のフィエールマンが登録しています。
ラップギア適性値は【消0平2瞬4】で傾向からも良さそうです。
全6戦すべて連対していますので、平坦戦でも瞬発戦でも連対率100%となります。
脚質からも札幌コースも問題ないと思いますので、やはり中心かな~と思います。

2018年の日本ダービー馬のワグネリアンは【消0平1瞬5】となっています。
平坦戦ラップは2戦して1着と3着ですので、平坦戦ラップも問題ないと思います。
前走脚質<差し>で上3F順位2位ですので、データにも嵌っています。

2018年の有馬記念を制したブラストワンピースは【消1平0瞬4】となっています。
近2走が平坦戦ラップでしたが6着、8着となっています。
消耗戦ラップの有馬記念を勝っているので、淀みのない流れでも戦えると思いますが、上記の2頭よりは割り引きが必要な印象です。

昨年の勝ち馬サングレーザーも注目です。
ラップギア適性値【消1平4瞬4】ですので、やはり一番合いそうな感じです。
前走脚質<差し>で上3F順位5位ですので、こちらも良さそうです。

真夏の伝統のG2戦だけあり、豪華なメンバーが集まり、とても楽しみな一戦となりそうですね。