2026年10月8日(木)、大井競馬場で第60回東京盃(JpnII)が行われます。
舞台はダート1200m(外回り・右)、発走予定時刻は20時10分。
JBCスプリントへの優先出走権が懸かる一戦に、JRA所属馬と地方所属馬の計14頭が出走します。
昨年の覇者ヤマニンチェルキ、兵庫チャンピオンシップ優勝馬サトノボヤージュ、地元大井で好走を続けるティントレットなどが参戦。
過去10年の傾向に加え、近走の重賞成績、直接対戦、大井1200mの実績、調教内容を比較し、全頭診断と最終予想、買い目をまとめました。
東京盃2026の予想ポイント
過去10年はダートグレード実績が重要
2016~2025年の勝ち馬10頭のうち9頭にダートグレード競走の勝利実績がありました。
そのうち5頭は同年にダートグレード競走を勝利。
過去の実績だけでなく、当年の交流重賞で上位に入っているかが重要な比較材料になります。
所属別ではJRA栗東所属馬が8勝。
JRA美浦所属馬は勝利こそありませんが、3着内率55.6%を記録しています。
年齢別ではJRAの3歳馬が4頭中2勝、4歳馬が11頭中3勝。
若いJRA所属馬を評価する根拠があります。
今年は兵庫チャンピオンシップを制した3歳のサトノボヤージュが該当する一方、昨年の東京盃優勝馬ヤマニンチェルキもダートグレード勝利実績を持ちます。
サンライズアムールは前走クラスターカップで2着、ティントレットも東京スプリントで2着と、今年の重賞成績から上位を狙える存在です。
大井1200mの実績と直接対戦
大井1200mの実績ではティントレットが4勝、2着1回。
4月の東京スプリントJpnIIIで1分10秒9の2着、9月のアフター5スター賞では1分11秒0で優勝しました。
後者ではナスティウェザーに0秒5差をつけています。
3歳のゼーロスも6月の優駿スプリントで1分11秒0を記録し、2着に0秒8差をつけて優勝。
昨年の東京盃を1分10秒7で制したヤマニンチェルキも同条件の実績では上位です。
ただし、ヤマニンチェルキは今年の東京スプリントでティントレットから0秒5差の4着に敗れています。
持ち時計は馬場状態やレース条件が異なるため単純比較できませんが、同条件での近走成績ではティントレット、ゼーロスが特に注目されます。
兵庫チャンピオンシップ組の比較
5月6日の兵庫チャンピオンシップJpnIIでは、サトノボヤージュが1分28秒1で優勝。
トウカイマシェリが0秒1差の2着、ゼーロスが0秒4差の3着、エコロレーヴが0秒5差の4着でした。
一方、8月の北海道スプリントカップJpnIIIではエコロレーヴが2着、トウカイマシェリが3着。
エコロレーヴが0秒3先着しています。
3歳勢の比較ではサトノボヤージュのJpnII勝利実績を最も高く評価しつつ、大井1200mで勝利しているゼーロスにも注意が必要です。
調教評価と斤量の確認
取得できた調教情報では、サトノボヤージュとサンライズアムールがS評価です。
サトノボヤージュは10月1日の美浦Wコースで4F53秒2、1F11秒8。
サンライズアムールは10月4日の栗東坂路で4F49秒5、1F11秒8を記録しました。
エコロレーヴ、ナスティウェザー、ゼーロスもA評価で、仕上がり面の好材料があります。
斤量はサトノボヤージュが56kg、サンライズアムールとティントレットが56kg、ゼーロスとエコロレーヴが55kg、トウカイマシェリが53kgです。
調教情報が取得できていない馬については、未取得であること自体を減点材料としていません。
東京盃2026 全頭診断
重賞実績、近走内容、直接対戦、大井1200mでの成績、調教情報を総合して14頭を順位付けしました。
A評価は勝ち負けの中心、B評価は上位争いの有力候補、C評価は連下候補、D評価は上位進出に課題がある馬、E評価は強調材料が限られる馬としています。
| 順位 | 馬番 | 馬名 | 評価 | 診断 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 7 | ティントレット | A | 東京スプリントJpnIIIで0秒2差の2着、さきたま杯JpnIで0秒5差の4着。 前走アフター5スター賞を1分11秒0で勝利した。 大井1200mは4勝、2着1回と実績があり、近走の安定性と同条件の成績を最も高く評価。 |
| 2 | 5 | サトノボヤージュ | A | 兵庫チャンピオンシップJpnII優勝、サウジダービーGIII3着。 通算6戦4勝、2着1回、3着1回。 調教S評価も好材料。 大井1200mの出走実績はないが、重賞実績と調整内容から勝ち負けを期待。 |
| 3 | 9 | サンライズアムール | A | 前走クラスターカップJpnIIIは勝ち馬とタイム差なしの2着。 昨年の東京盃3着、JBCスプリントJpnI3着の実績もある。 栗東坂路4F49秒5の調教S評価を加え、上位争いの有力候補。 |
| 4 | 12 | ゼーロス | B | 大井1200mの優駿スプリントを1分11秒0で優勝し、2着馬に0秒8差。 兵庫チャンピオンシップJpnIIでも3着に入った。 調教A評価、斤量55kgも好材料。 古馬との対戦実績は限られるが、同条件の勝利内容を評価。 |
| 5 | 8 | ヤマニンチェルキ | B | 昨年の東京盃優勝馬で、同条件の持ち時計1分10秒7は今回の出走馬で最速。 ただし、今年の東京スプリント4着、さきたま杯10着、前走サマーチャンピオン5着と近走成績に課題がある。 過去の実績は高く評価できるが、今回は押さえまで。 |
| 6 | 11 | ガビーズシスター | B | カペラS GIIIの勝利実績があり、前走福島テレビ賞は勝ち馬とタイム差なしの2着。 昨年の東京スプリントでも0秒2差の5着。 JRAから大井への転入初戦となるが、斤量54kgとダート短距離の実績から上位候補に残る。 |
| 7 | 14 | エコロレーヴ | C | 北海道スプリントカップJpnIIIで2着、兵庫チャンピオンシップJpnIIで4着。 阪神のバイオレットSと中山1200mで勝利実績がある。 調教A評価で、斤量55kg。 交流重賞の上位実績はあるが、勝ち負けの中心馬との比較で連下評価。 |
| 8 | 13 | トウカイマシェリ | C | 兵庫ジュニアグランプリJpnII優勝馬。 兵庫チャンピオンシップではサトノボヤージュから0秒1差の2着、北海道スプリントカップでも3着。 53kgは魅力だが、近走のスタートに関する懸念があり、今回は連下候補。 |
| 9 | 3 | エートラックス | C | 2025年の東京スプリントJpnIII優勝馬で、大井1200mの持ち時計は1分11秒3。 今年の大和Sでは勝ち馬とタイム差なしの2着。 ただし、続く千葉S11着、栗東S13着と近2走が振るわず、上位評価には近走成績の裏付けが不足。 |
| 10 | 10 | ナスティウェザー | C | 前走アフター5スター賞はティントレットから0秒5差の2着。 ゆりかもめオープンでも0秒3差の4着と大井1200mで上位に接近している。 調教A評価も好材料だが、交流重賞の実績では上位馬に及ばず連下評価。 |
| 11 | 2 | メンコイボクチャン | D | 前走習志野きらっとスプリントを11番人気で優勝。 ただし、大井1200mは0勝、3着1回。 3月の隅田川オープンで2秒5差の13着に敗れており、今回の交流重賞で上位に入るには成績面の課題が残る。 |
| 12 | 6 | ドリームビリーバー | D | 大井1200mは1勝、2着2回、3着3回。 8月の武蔵野オープンでは0秒2差の4着に入ったが、前走アフター5スター賞は1秒1差の6着。 コース経験は豊富でも近走成績で見劣る。 |
| 13 | 4 | ポリゴンウェイヴ | D | 大井1200mで1勝、2着1回、3着1回の実績があるものの、ゆりかもめオープン6着、スパーキングサマーカップ12着と直近2走は上位に届いていない。 今回の相手関係では近走成績が課題。 |
| 14 | 1 | ツツウラウラ | E | 川崎900mでは2着や3着があり、船橋1200mのB2戦でも2着。 ただし、大井での出走実績はなく、近走の勝利も確認できない。 JpnIIの上位馬との比較では強調できる材料が限られる。 |
東京盃2026 最終予想
本命は大井1200mでの実績と近走の充実度を重視してティントレット。
重賞勝利実績を持つサトノボヤージュ、前年の東京盃で3着に入ったサンライズアムールを上位に評価します。
◎ 7番 ティントレット
東京スプリントJpnIIIで2着、さきたま杯JpnIで4着と重賞でも好走。
前走のアフター5スター賞では1分11秒0で優勝しました。
大井1200mは4勝、2着1回とコース実績が豊富で、今回の出走馬の中でも近走成績が安定しています。
ダートグレードの勝利実績がない点は過去10年の勝ち馬傾向と一致しませんが、同条件での成績と今年の交流重賞実績を優先して本命とします。
○ 5番 サトノボヤージュ
兵庫チャンピオンシップJpnIIを制し、サウジダービーGIIIでも3着。
通算6戦4勝と高い水準の成績を残しています。
調教はS評価で、美浦Wコースでも良好な動きを披露。
大井1200mの実績がない点は比較材料になりますが、3歳馬の過去傾向と重賞実績を評価し対抗とします。
▲ 9番 サンライズアムール
前走クラスターカップJpnIIIでは勝ち馬とタイム差なしの2着。
昨年の東京盃3着、JBCスプリントJpnI3着とダート短距離の重賞実績があります。
調教はS評価で、栗東坂路4F49秒5、1F11秒8を記録。
56kgで出走する点も含め、上位争いの有力候補です。
☆ 12番 ゼーロス
優駿スプリントを大井1200mの1分11秒0で制し、2着馬に0秒8差をつけました。
兵庫チャンピオンシップJpnIIでも3着に入り、サトノボヤージュとの着差は0秒4。
調教A評価、斤量55kgと好材料があり、古馬との実績差を補えるかが注目点です。
△ 8番 ヤマニンチェルキ
昨年の東京盃優勝馬で、同条件の持ち時計1分10秒7は出走馬最速です。
ただし、今年は東京スプリント4着、さきたま杯10着、サマーチャンピオン5着と近走の重賞では勝利がありません。
昨年の交流重賞3連勝の実績と今回57kgで出走する点を踏まえ、押さえに残します。
東京盃2026 買い目
本命7番ティントレットを軸とする三連複を選択します。
対抗5番サトノボヤージュ、単穴9番サンライズアムールを中心に、同コースで好時計を記録した12番ゼーロスと昨年の覇者8番ヤマニンチェルキを組み合わせます。
三連複1頭軸流し(6点)
- 7-5-9
- 7-5-12
- 7-5-8
- 7-9-12
- 7-9-8
- 7-12-8
東京盃2026まとめ
過去10年の東京盃は、ダートグレード勝利実績を持つ馬が10勝中9勝、JRA栗東所属馬が8勝という傾向があります。
今年はサトノボヤージュとヤマニンチェルキが勝利実績の面で有力です。
一方、近走の大井1200mに限れば、ティントレットが東京スプリント2着、アフター5スター賞優勝と安定した成績を残しています。
サンライズアムールも前走クラスターカップ2着、昨年の東京盃3着と実績十分です。
最終予想は◎7番ティントレット、○5番サトノボヤージュ、▲9番サンライズアムール、☆12番ゼーロス、△8番ヤマニンチェルキ。
同条件の近走実績を優先し、ティントレットを軸とする三連複6点で組み立てます。
東京盃2026 結果検証
1着は☆12番ゼーロス、2着は△8番ヤマニンチェルキ、3着は無印13番トウカイマシェリでした。
◎7番ティントレットは5着、○5番サトノボヤージュは6着、▲9番サンライズアムールは10着でした。
三連複の公開買い目には的中組み合わせの8-12-13が含まれておらず、不的中となりました。




