ターコイズステークス2025回顧とレース結果・配当|5番人気が完勝!人気馬を飲み込んだ中山の激流

本日行われたターコイズステークス2025(G3)、皆さんの予想はいかがでしたか?

中山の芝1600mらしい、息の抜けない持続力勝負となりましたね。
上位人気馬が揃って馬群に沈む波乱の決着となりましたが、勝ったドロップオブライトと松若騎手の完璧な立ち回りが光った一戦でした。
それでは、詳細なレース回顧をお届けします。

ターコイズステークス2025配当




第11回 ターコイズステークス2025 レース結果

※本セクションはレース結果を踏まえた振り返りです。

馬番 馬名 騎手 性齢 斤量 タイム 決手 上3F 3F順
1 8 D 12 ドロップオブライト 5 松若風馬 牝6 56 1.33.0 先行 34.2 8
2 1 C 6 リラボニート 6 丹内祐次 牝4 53 1.33.0 先行 34.2 8
3 5 E 9 ソルトクィーン 10 富田暁 牝4 53 1.33.0 差し 33.9 3
4 3 × C 13 シングザットソング 11 斎藤新 牝5 55 1.33.3 差し 34.0 4
5 14 D 15 フィールシンパシー 14 菅原明良 牝6 53 1.33.4 中団 34.3 11
6 11 E 5 カピリナ 8 横山典弘 牝4 56 1.33.4 後方 33.6 1
7 2 D 8 スリールミニョン 9 永島まな 牝3 53 1.33.4 逃げ 35.1 15
8 15 D 10 ホウオウラスカーズ 12 木幡巧也 牝7 54 1.33.4 中団 34.0 4
9 4 E 7 ジューンオレンジ 7 横山和生 牝5 54 1.33.4 中団 34.1 6
10 9 C 2 ビップデイジー 4 西村淳也 牝3 54 1.33.4 中団 34.4 13
11 7 B 4 ボンドガール 3 津村明秀 牝4 56 1.33.5 中団 34.3 11
12 6 A 1 ウンブライル 1 ルメール 牝5 55.5 1.33.6 後方 34.1 6
13 16 B 3 チェルビアット 2 戸崎圭太 牝3 54 1.33.6 後方 33.8 2
14 13 A 11 ソーダズリング 13 横山武史 牝5 55.5 1.33.6 先行 35.1 15
15 10 D 14 ランフォーヴァウ 15 小崎綾也 牝3 53 1.33.7 後方 34.2 8
16 12 E 16 キタウイング 16 嶋田純次 牝5 50 1.33.8 中団 34.6 14

※予=予想、評=全頭診断ランク、順=順位表順位です。

ターコイズステークス2025 配当(払戻金)

券種 組番 払戻金 人気
単勝 8 1,050円 5番人気
複勝 8 350円 5番人気
1 380円 6番人気
5 540円 10番人気
枠連 1-4 1,510円 6番人気
馬連 01-08 5,840円 23番人気
ワイド 01-08 1,930円 26番人気
05-08 2,950円 44番人気
01-05 2,570円 34番人気
馬単 08-01 10,840円 41番人気
3連複 01-05-08 25,530円 101番人気
3連単 08-01-05 143,360円 545番人気

※成績、配当は主催者発行のものと照合し確認してください。




ターコイズステークス2025 レース回顧

■ラップ分析:淀みのない「持続力勝負」

ラップ構成:12.4 – 11.0 – 11.3 – 11.8 – 11.8 – 11.8 – 11.3 – 11.6
前後半4Fが「46.5 – 46.5」という、極めて綺麗なイーブンペース。
中盤も11秒台が連続し、息を入れるタイミングがほとんどないタフな展開となりました。

■展開:前が止まらない中山の「Aコース」

逃げたスリールミニョンが作った流れは、決して緩いものではありませんでしたが、中山の良好な馬場状態も手伝い、結果的に隊列の前方にいた馬たちがそのまま粘り切る形となりました。
2コーナーから4コーナーにかけて、ドロップオブライトリラボニートは先頭集団を射程圏に入れ、経済コースを立ち回りました。
これが最後の直線での粘り腰に直結しています。

■勝因と敗因:上位人気馬の沈黙

勝ったドロップオブライトは、6歳牝馬ながら56kgの斤量を背負い、このタフな持続力勝負を勝ちきったのは立派。
松若騎手の「前を離しすぎず、かつ早めに動く」判断が完璧でした。
一方で、ウンブライル(1着)ボンドガール(11着)などの上位人気勢は、中団から後方に控える形となりましたが、今回の「前が止まらないラップ」の前に、持ち前の決め手を封じられた格好です。
中山1600mの難しさが凝縮されたような結果となりました。

まとめ:
今回のターコイズSは「持続力のある先行馬」を素直に評価すべきレースでした。
次走に向けても、ここで後方から脚を余した馬たちのコース替わりでの巻き返しには注目したいところです。

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参考リンク
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