プロキオンステークス2026予想|過去10年データから見る傾向と狙い方

最終更新日:2026年1月25日

今週行われるプロキオンステークス2026は、冬開催を代表する注目のダート重賞です。
本記事では、現時点で判明している登録馬情報と、過去10年のデータ傾向をもとに、レース全体の方向性を整理していきます。

なお、枠順確定後には全頭診断・好走馬順位表・最終予想を順次追記予定です。
週中時点の見解として、まずはデータから浮かび上がるポイントを確認していきましょう。

プロキオンステークス データ予想




【最終予想】データから導く最終結論

過去10年データ分析と全頭診断をもとに、2026年プロキオンステークスの最終予想をまとめました。
本命馬・対抗馬の評価理由とレースの狙いどころを整理しています。

【最終結論】📊データ予想印と選定理由

  • ◎ 本命

    9 ブライアンセンス

    全頭診断ランク:B。
    好走馬順位表の順位:1位。

  • 順位と評価ランクの傾向が極めて高く一致しています。
    キングマンボ系×ターントゥ系の配合により消耗戦・平坦戦ラップで圧倒的な実績を持ち、前走オープン(L)師走Sを上がり1位の末脚で制している事実は、今回の舞台における高い適性を裏付けています。

  • ◯ 対抗

    2 サイモンザナドゥ

    全頭診断ランク:A。
    好走馬順位表の順位:2位。

  • 最高ランク評価と順位が上位で合致したデータ構成です。
    ストームバード系×ミスプロ系の配合は幅広いラップ傾向への自在性を担保しており、前走G3みやこSで0.0秒差の2着、上がり2位を記録した重賞実績は出走馬中でも際立った数値となっています。

  • ▲ 単穴

    13 ロードクロンヌ

    全頭診断ランク:C。
    好走馬順位表の順位:3位。

  • 順位表の上位評価に対し診断ランクCの評価で整合しています。
    キングマンボ系産駒の5歳馬で、前走G2浦和記念において上がり2位の末脚を使い0.3秒差の2着と好走した実績は、中央重賞のペース下でも計算が立つ脚質であることを示しています。

  • ☆ 妙味ある馬

    5 ハナウマビーチ

    全頭診断ランク:B。
    好走馬順位表の順位:5位。

  • 順位・ランクともに高い水準で推移しており、データ上の乖離はありません。
    ゴールドドリーム産駒の4歳馬で、前走3勝クラスを上がり2位の差し切りで勝利した勢いに加え、56kgの斤量と4歳という若さが数値面での強調材料となっています。

  • △ 連下1

    10 ジェイパームス

    全頭診断ランク:B。
    好走馬順位表の順位:4位。

  • 上位ランクと良好な順位が揃った構成です。
    ジャスタウェイ産駒の6歳馬で、前走オープン勝ちで見せた上がり1位の瞬発力は、今回のラップ構成において大きな武器となります。

  • × 連下2

    14 ハピ

    全頭診断ランク:C。
    好走馬順位表の順位:6位。

  • 順位圏内にランクCが収まる妥当な評価です。
    キズナ産駒の7歳馬で、前走オープン(L)にて上がり2位の差し脚を繰り出した能力を評価できます。
    前走59kgから57kgへの斤量減は、末脚を活かす展開においてプラスの数値データとして作用します。

◎ 9 ブライアンセンス
◯ 2 サイモンザナドゥ
▲ 13 ロードクロンヌ
☆ 5 ハナウマビーチ
△ 10 ジェイパームス
× 14 ハピ

※本記事のデータ予想印は参考情報です。 当日の馬場・オッズ・パドックも考慮して最終判断を行ってください。

👑好走馬順位表

この好走馬順位表は、全頭診断での評価を軸に、
JRA-VANマイニング指数など複数の客観データを組み合わせて作成しています。

各馬の総合力や好走確率を可視化した参考順位であり、
最終予想における判断材料の一つとしてご活用ください。

※順位はあくまで目安です。
当日の馬場状態・展開・オッズ・パドック気配なども踏まえた上で、
最終的な判断を行い、馬券の購入は自己責任でお願いいたします。

順位 馬番 馬名 騎手 ラップギア
1 9 ブライアンセンス *坂井瑠星 消4 平4 瞬0
2 2 サイモンザナドゥ *池添謙一 消3 平3 瞬5
3 13 ロードクロンヌ 横山和生 消2 平2 瞬2
4 10 ジェイパームス *鮫島克駿 消0 平3 瞬2
5 5 ハナウマビーチ *団野大成 消1 平1 瞬3
6 14 ハピ 菱田裕二 消0 平3 瞬5
7 7 テーオーパスワード *高杉吏麒 消1 平1 瞬2
8 15 セラフィックコール 西村淳也 消1 平2 瞬2
9 12 シゲルショウグン *武豊 消2 平4 瞬2
10 1 ルシュヴァルドール *藤岡佑介 消0 平1 瞬5
11 16 サンデーファンデー *角田大和 消2 平5 瞬1
12 11 ペイシャエス *田辺裕信 消2 平1 瞬1
13 6 クラウンプライド *ハマーハ 消0 平1 瞬2
14 8 マリオロード *吉村誠之 消1 平2 瞬2
15 4 テーオードレフォン *浜中俊 消0 平5 瞬4
16 3 マーブルロック *酒井学 消3 平2 瞬2

全頭診断

全頭診断では、出走馬それぞれについて、
過去10年の好走傾向データ・血統背景・前走内容・適性面を中心に
総合的な評価を行っています。

能力比較だけでなく、
「今回の条件でどれだけパフォーマンスを発揮できるか」
という視点を重視したデータ特化型の診断です。

※評価はレース条件をもとにした相対比較です。
展開や馬場状態によって結果が変わる場合もあるため、
最終的な判断は当日の情報とあわせてご確認ください。

馬番 評価 馬名 評価コメント(データ特化分析)
1 B ルシュヴァルドール ①【適性評価】父リアルスティールに母父Sightseeingの配合で、瞬発力勝負ラップに高い適性を示す。
②【プラス材料と不安材料】前走OP(L)ベテルギを勝0.1、上がり3位の先行策で制しており勢いは十分ですが、昇級初戦の壁が懸念されます。
③【総合的な立ち位置評価】536kgの恵まれた馬体と先行脚質が安定感を生んでおり、連下以上の候補として推奨できる存在です。
2 A サイモンザナドゥ ①【適性評価】ストームバード系×ミスプロ系の配合で、幅広いラップ傾向に対応可能な自在性を有する。
②【プラス材料と不安材料】前走G3みやこSで0.0負けの2着、上がり2位の好走は極めて優秀ですが、中11週のレース間隔が鍵となります。
③【総合的な立ち位置評価】重賞実績と脚質面のバランスが最も高く、データ上では上位候補として筆頭に挙げられる一頭です。
3 D マーブルロック ①【適性評価】ナスルーラ系×キングマンボ系の逃げ馬で、瞬発力勝負ラップをやや苦手とする傾向がある。
②【プラス材料と不安材料】524kgの大型馬で単騎逃げが叶えば渋といですが、前走OP(L)で2.3負けの13着、上がり14位という大敗は深刻です。
③【総合的な立ち位置評価】近走内容から他馬との能力比較で割引が必要であり、データ面では苦戦が予想される立ち位置です。
4 E テーオードレフォン ①【適性評価】父ドレフォンの7歳牡馬で、平坦戦ラップを得意とする傾向が見受けられる。
②【プラス材料と不安材料】中5週の順調なローテーションは評価できますが、前走OP(L)にて2.8負けの15着と内容が振るいません。
③【総合的な立ち位置評価】前走上がり3Fが15位というデータは加速力不足を示しており、好走傾向から大きく乖離した評価となります。
5 B ハナウマビーチ ①【適性評価】ゴールドドリーム産駒の4歳馬で、瞬発力勝負ラップに対応可能な末脚を完備。
②【プラス材料と不安材料】前走3勝クラスを勝0.1、上がり2位の差し切りで勝ち上がっており勢いがありますが、初の重賞挑戦が壁となります。
③【総合的な立ち位置評価】4歳という若さと56kgの斤量はデータ面で優位に働き、中位安定型から上位を狙える存在です。
6 C クラウンプライド ①【適性評価】サンデーサイレンス系産駒で、瞬発力勝負ラップよりも持続力が問われる展開を好む。
②【プラス材料と不安材料】前走G2浦和記で0.7負けの4着と大崩れしない地力は見せましたが、7歳という年齢はデータ上の減点要素です。
③【総合的な立ち位置評価】豊富な実績を考慮すれば軽視は禁物ですが、展開の助けが必要な条件付き好走馬という位置づけになります。
7 D テーオーパスワード ①【適性評価】父コパノリッキーの5歳馬。
逃げ脚質で、瞬発力勝負ラップでの実績が薄い。
②【プラス材料と不安材料】484kgと馬格に乏しく、前走OP(L)師走SHで1.5負けの6着と、決定力不足が目立つデータとなっています。
③【総合的な立ち位置評価】逃げ馬としての粘り強さが不足しており、データ上では割引材料が多い下位評価に留まります。
8 D マリオロード ①【適性評価】キタサンブラック産駒で中団からの競馬を得意とするが、ラップ傾向との一致度は低い。
②【プラス材料と不安材料】520kgの馬体は評価できますが、前走OP(L)で1.5負けの8着、上がり10位という内容は強調材料に欠けます。
③【総合的な立ち位置評価】決め手勝負になると劣勢が予想され、データ面からは上位進出への根拠が乏しい立ち位置です。
9 B ブライアンセンス ①【適性評価】キングマンボ系×ターントゥ系の配合。
消耗戦・平坦戦ラップで圧倒的な実績を持つ。
②【プラス材料と不安材料】前走OP(L)師走SHで勝1.0、上がり1位という極めて高いパフォーマンスを示していますが、斤量58.5kgからの維持が懸念。
③【総合的な立ち位置評価】前走内容の質は出走馬中トップクラスであり、ラップ傾向が噛み合えば連下以上の安定感が見込めます。
10 B ジェイパームス ①【適性評価】ジャスタウェイ産駒の6歳セ馬。
瞬発力勝負ラップに明確な適性を示している。
②【プラス材料と不安材料】前走オープンで勝0.8、上がり1位の末脚は驚異的ですが、12週のレース間隔とダート適性の持続性が試されます。
③【総合的な立ち位置評価】前走で見せた上がり性能は重賞級であり、末脚を活かせる展開なら上位争い必至の候補です。
11 C ペイシャエス ①【適性評価】エスポワールシチー産駒で、後方からの瞬発力に活路を見出すタイプ。
②【プラス材料と不安材料】前走G3エルムSで0.9負けの5着ながら上がり1位をマークしており、24週の休み明けをどう捌くかが焦点です。
③【総合的な立ち位置評価】鉄砲実績が不明な点は不安ですが、展開待ち馬として末脚が嵌れば浮上の余地は十分にあります。
12 D シゲルショウグン ①【適性評価】モーリス産駒の6歳馬。
平坦戦ラップの実績が多い先行タイプ。
②【プラス材料と不安材料】526kgの大型馬で先行力はありますが、前走G3みやこSで2.1負けの9着と完敗の内容です。
③【総合的な立ち位置評価】同路線の比較で着差を詰め切る客観的データが見当たらず、今回は評価下位に甘んじる形となります。
13 C ロードクロンヌ ①【適性評価】キングマンボ系産駒の5歳馬で、前走地方重賞での好走実績を持つ。
②【プラス材料と不安材料】前走G2浦和記で0.3負けの2着、上がり2位と内容は良好ですが、中央重賞のペースへの対応力が問われます。
③【総合的な立ち位置評価】脚質的に計算が立ちやすく、条件次第で上位に食い込める可能性を秘めた一頭です。
14 C ハピ ①【適性評価】キズナ産駒の7歳馬。
瞬発力勝負ラップに特化した差し脚を持つ。
②【プラス材料と不安材料】前走OP(L)で0.6負けの6着ながら、上がり2位の末脚を繰り出した点は評価できますが、後方脚質が仇となる可能性があります。
③【総合的な立ち位置評価】前走59kgから57kgへの斤量減は好材料であり、展開待ちの面は否めませんが浮上可能な条件にあります。
15 C セラフィックコール ①【適性評価】父ヘニーヒューズに母父マンハッタンカフェの配合。
平坦戦ラップでの高い資質を持つ。
②【プラス材料と不安材料】前走G1チャンピオンズCでの9着(1.2負け)は格上挑戦の結果であり、58kgのトップハンデが重くのしかかります。
③【総合的な立ち位置評価】実績面では侮れませんが、538kgの巨体を活かせるかが鍵となる条件付き好走馬です。
16 C サンデーファンデー ①【適性評価】ストームバード系産駒の6歳馬。
平坦戦ラップへの構成比が高い傾向にある。
②【プラス材料と不安材料】前走は競走中止のため、着順・着差・上がり3Fの比較データは取得不可。
前走内容による評価は行わず、他要素を中心に判断する。
③【総合的な立ち位置評価】524kgの馬格と年齢的な充実度は評価対象であり、展開の恩恵があれば無視できない一頭です。

※評価は過去10年の好走傾向データ、前走内容・血統背景・馬体重・脚質傾向などを 総合的に分析した相対評価です。

出走予定馬(登録馬)

出走予定馬(登録馬)の血統背景と前走内容を一覧でまとめました。
父系・母父系のタイプや前走レースのクラス、距離、脚質などを確認することで、
本レースとの適性や好走条件との一致度を把握できます。
※ 枠順確定後は、位置取りや展開面を加味した全頭診断へと反映していきます。

馬名 性齢 斤量 父タイプ 母父 母父タイプ 生産者 レース名・1走前 クラス Tr 距離 確定 着差 斤量 体重 決手 3F順
クラウンプライド 牡7 57 リーチザクラウン サンデー系 キングカメハメハ キングマンボ系 社台ファーム 9 浦和記G2 G2 2000 4着 0.7 57 501 逃げ
サイモンザナドゥ 牡6 57 アジアエクスプレス ストームバード系 アグネスデジタル ミスプロ系 千代田牧場 11 みやこSG3 G3 1800 2着 0.0 57 474 先行 2
サンデーファンデー 牡6 58 スズカコーズウェイ ストームバード系 スマートボーイ ノーザンダンサー系 グランド牧場 11 みやこSG3 G3 1800 中止 —- 58 524
シゲルショウグン 牡6 57 モーリス ロベルト系 Redoute’s Choice ダンチヒ系 シンボリ牧場 11 みやこSG3 G3 1800 9着 2.1 57 526 先行 10
ジェイパームス セ6 57 ジャスタウェイ サンデー系 Congaree レッドゴッド系 ノーザンファーム 12 ペルセウH オープン 1600 1着 -0.8 56 508 差し 1
ジンセイ 牡5 57 ジャスタウェイ サンデー系 ストリートセンス ミスプロ系 新井牧場 5 ベテルギ(L) OP(L) 1800 9着 1.6 57 518 後方 9
セラフィックコール 牡6 58 ヘニーヒューズ ストームバード系 マンハッタンカフェ サンデー系 ノーザンファーム 7 チャンピG1 G1 1800 9着 1.2 58 538 後方 6
タイセイドレフォン 牡7 57 ドレフォン ストームバード系 トワイニング ミスプロ系 ノーザンファーム 5 ベテルギ(L) OP(L) 1800 11着 1.8 58 506 後方 8
テーオードレフォン 牡7 57 ドレフォン ストームバード系 ブライアンズタイム ロベルト系 Wing Farm 5 ベテルギ(L) OP(L) 1800 15着 2.8 59 496 中団 15
テーオーパスワード 牡5 57 コパノリッキー サンデー系 キングカメハメハ キングマンボ系 ヤナガワ牧場 6 師走SH(L) OP(L) 1800 6着 1.5 57.5 484 逃げ 9
トリポリタニア 牡4 56 ルヴァンスレーヴ ロベルト系 ワイルドラッシュ ニアークティック系 ノーザンファーム 10 天橋立H・3勝 3勝 1800 1着 -0.3 55 482 逃げ 2
ドラゴンブースト 牡4 56 スクリーンヒーロー ロベルト系 エンパイアメーカー ミスプロ系 ゼットステーブル 5 ディセン(L) OP(L) 1800 1着 -0.0 56 486 逃げ 4
ハナウマビーチ 牡4 56 ゴールドドリーム サンデー系 スキャターザゴールド ミスプロ系 多田善弘 4 摩耶S・3勝 3勝 1800 1着 -0.1 57 520 差し 2
ハピ 牡7 57 キズナ サンデー系 キングカメハメハ キングマンボ系 ノースヒルズ 5 ベテルギ(L) OP(L) 1800 6着 0.6 59 486 後方 2
ブライアンセンス 牡6 57 ホッコータルマエ キングマンボ系 ブライアンズタイム ロベルト系 谷川牧場 6 師走SH(L) OP(L) 1800 1着 -1.0 58.5 520 先行 1
ブレイクフォース 牡7 57 アジアエクスプレス ストームバード系 サンデーサイレンス サンデー系 橋本牧場 6 師走SH(L) OP(L) 1800 4着 1.2 57.5 494 追込 3
ペイシャエス 牡7 57 エスポワールシチー サンデー系 ワイルドラッシュ ニアークティック系 高村伸一 24 エルムSG3 G3 1700 5着 0.9 58 512 後方 1
マーブルロック 牡6 57 シニスターミニスター ナス・ボールド系 キングカメハメハ キングマンボ系 丸村村下ファーム 5 ベテルギ(L) OP(L) 1800 13着 2.3 58 524 逃げ 14
マリオロード 牡7 57 キタサンブラック サンデー系 オペラハウス サドラーズ系 坂東牧場 5 ベテルギ(L) OP(L) 1800 8着 1.5 58 520 中団 10
ミッキーヌチバナ 牡8 57 ダノンレジェンド その他小系統 キングカメハメハ キングマンボ系 追分ファーム 6 師走SH(L) OP(L) 1800 7着 1.7 58 516 後方 6
ルシュヴァルドール 牡5 57 リアルスティール サンデー系 Sightseeing ナス・ボールド系 ノーザンファーム 5 ベテルギ(L) OP(L) 1800 1着 -0.1 57 536 先行 3
ロードクロンヌ 牡5 57 リオンディーズ キングマンボ系 ブライアンズタイム ロベルト系 ケイアイファーム 9 浦和記G2 G2 2000 2着 0.3 56 488 先行




プロキオンステークス 過去10年傾向分析

プロキオンステークスの基本データ傾向(過去10年)

まずはレースの全体像を把握するため、人気・枠順・年齢といった基礎的な項目から過去10年の傾向を分析します。

なお、使用したデータは以下の※印で示します。
※1:プロキオンSの過去10年のデータ。
※2:京都ダート1800mのオープン・重賞の過去10年(2016.5.22~2025.11.9)のデータ。

ラップギア別レース傾向(過去10年)

上がり3Fのラップ変化からラップギアで分類すると、
消耗戦:4回
平坦戦:17回
瞬発戦:7回
となっています。

京都ダート1800mの重賞・オープンクラスでは、平坦戦が17回と圧倒的な頻度で発生しており、レースの主流であることが明確です。
消耗戦が4回に対して瞬発戦が7回とやや上回っていますが、基本的には淀みのないラップを刻み続ける持続力勝負になりやすい傾向にあります。
このコースでは、極端な消耗戦に耐える力よりも、高い巡航速度を維持しながら最後までしぶとく伸び続けられる、平坦戦への高い適性を持つ馬を軸に据えるのが正攻法といえるでしょう。(※2)

※ラップギアとは、レース終盤(上がり3F)のラップタイムの加速・減速によってレース質を分類する指標。

人気別データ(過去10年)

1番人気は複勝率60.0%と軸としての安定感はありますが、特筆すべきは5番人気の勝率40.0%という驚異的な数値です。
上位人気が総崩れすることは少ないものの、勝ち馬に関しては中穴クラスの激走が目立ちます。(※1)

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番人気 2- 4- 0- 4 20.0% 60.0% 60.0%
2番人気 2- 0- 2- 6 20.0% 20.0% 40.0%
5番人気 4- 0- 1- 5 40.0% 40.0% 50.0%
12番人気 0- 0- 3- 7 0.0% 0.0% 30.0%

馬番別データ

内枠の3番(勝率17.9%)と、大外の16番(勝率21.4%)が極めて好調です。
極端な枠から勝ち馬が出る傾向にあり、複勝率では7番の35.7%がトップ。
全馬番の成績は以下の通りです。(※2)

馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番 2- 1- 0- 25 7.1% 10.7% 10.7%
2番 0- 3- 1- 24 0.0% 10.7% 14.3%
3番 5- 1- 2- 20 17.9% 21.4% 28.6%
4番 2- 4- 2- 19 7.4% 22.2% 29.6%
5番 0- 5- 2- 21 0.0% 17.9% 25.0%
6番 1- 2- 4- 21 3.6% 10.7% 25.0%
7番 2- 3- 5- 18 7.1% 17.9% 35.7%
8番 3- 0- 2- 23 10.7% 10.7% 17.9%
9番 1- 0- 2- 24 3.7% 3.7% 11.1%
10番 1- 3- 0- 20 4.2% 16.7% 16.7%
11番 1- 2- 1- 18 4.5% 13.6% 18.2%
12番 2- 0- 2- 16 10.0% 10.0% 20.0%
13番 1- 2- 2- 14 5.3% 15.8% 26.3%
14番 2- 1- 2- 13 11.1% 16.7% 27.8%
15番 2- 1- 1- 13 11.8% 17.6% 23.5%
16番 3- 0- 0- 11 21.4% 21.4% 21.4%

年齢別データ(過去10年)

若い力が台頭するレースであり、4歳馬が勝率20.7%、連対率31.0%と他世代を圧倒しています。
7歳以上の高齢馬は過去10年で勝利がなく、苦戦を強いられています。(※1)

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
4歳 6- 3- 0- 20 20.7% 31.0% 31.0%
5歳 1- 3- 5- 34 2.3% 9.3% 20.9%
6歳 3- 1- 2- 28 8.8% 11.8% 17.6%
7歳以上 0- 3- 3- 40 0.0% 6.5% 13.0%

斤量別データ

56kg組と57kg組が馬券圏内の大半を占める標準的な決着が多い中、59kgを背負う実力馬が出走すれば勝率100%(分母1)と格の違いを見せています。(※1)

斤量 勝率 連対率 複勝率
56kg 6.3% 12.5% 21.3%
57kg 6.8% 13.6% 18.6%
58kg 0.0% 9.1% 9.1%
59kg 100.0% 100.0% 100.0%
プロキオンステークス 過去10年 前走レース分析

プロキオンステークスの前走データ(過去10年)

前走の状況が本番にどう影響するか、ステップレースの質や馬体重の変動から勝負気配を探ります。




前走距離別

同距離組よりも「今回延長(勝率10.7%)」や「今回短縮(勝率7.7%)」の馬が好成績。
距離に変化がある馬の複勝率が25.0%と高く、適性の幅が重要になります。(※1)

前走距離 勝率 連対率 複勝率
同距離 4.1% 6.8% 13.5%
今回延長 10.7% 17.9% 25.0%
今回短縮 7.7% 19.2% 25.0%

前走クラス別

前走3勝クラスを勝ち上がってきた馬が勝率18.2%と勢いを見せています。
また、サンプルは少ないもののG1組の複勝率66.7%は無視できない格の高さです。(※1)

前走クラス 勝率 連対率 複勝率
3勝クラス 18.2% 27.3% 27.3%
OPEN非L 5.5% 6.8% 17.8%
G3 4.8% 19.0% 19.0%

前走着順・着差別

前走1着だった馬の安定感が光る一方、前走で0.2秒差以内の惜敗を喫していた馬も複勝率35.7%と高く、巻き返しに要注意です。(※1)

前確定着順 勝率 複勝率
同級1着 15.0% 40.0%
下級1着 18.2% 27.3%
負0.1〜0.2秒 14.3% 35.7%

前走脚質別

逃げ・先行馬が計16勝を挙げており、前々でレースを進める馬が圧倒的に有利です。
上がり6位以下の馬が12勝していることからも、直線勝負よりは持続力が問われます。(※2)

前走脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 5- 5- 5- 32 10.6% 21.3% 31.9%
平地・先行 11- 8- 13- 88 9.2% 15.8% 26.7%
平地・中団 8- 10- 6- 105 6.2% 14.0% 18.6%
平地・後方 3- 4- 3- 72 3.7% 8.5% 12.2%
平地・マクリ 1- 0- 1- 0 50.0% 50.0% 100.0%
3F 1位 5- 6- 5- 37 9.4% 20.8% 30.2%
3F 2位 2- 6- 4- 27 5.1% 20.5% 30.8%
3F 3位 2- 0- 4- 29 5.7% 5.7% 17.1%
3F 4〜5位 3- 5- 7- 31 6.5% 17.4% 32.6%
3F 6位〜 12- 8- 6- 134 7.5% 12.5% 16.3%

前走馬体重別

480kg〜499kgの層が10勝とボリュームゾーンになっており、460kg以上の大型馬が全勝利を占めています。
パワフルな体格が必須条件です。(※2)

前走馬体重 勝率 連対率 複勝率
460〜479kg 9.3% 20.4% 25.9%
480〜499kg 7.0% 16.1% 27.3%
500〜519kg 6.3% 10.4% 16.7%

前走斤量別

「斤量増減なし」の馬が勝率11.3%と最も効率的。
今回増となる馬は勝率2.7%と苦戦傾向にありますが、2kg以上の大幅減があれば複勝率が向上します。

斤量増減 勝率 連対率
増減無し 11.3% 18.9%
今回増 2.7% 10.8%
今回減 4.7% 9.4%




プロキオンステークスの血統データ・生産者分析(過去10年)

血統面ではパワーとスピードのバランスが重要。
特定のニックス(相性)や生産者の傾向を探ります。

種牡馬別データ

キズナとヘニーヒューズが各3勝を挙げ、勝率・複勝率ともに高いレベルで拮抗しています。ストームバード系種牡馬の勝率14.0%も特筆すべきポイントです。(※2)

種牡馬 着別度数 勝率 複勝率
キズナ 3- 2- 1- 10 18.8% 37.5%
ヘニーヒューズ 3- 0- 0- 11 21.4% 21.4%
Majestic Warrior 2- 0- 0- 0 100.0% 100.0%

母父別データ

母父キングカメハメハ(キングマンボ(KM)系)が3勝をマーク。
母父の系統としてはミスプロ系(KM系除く) が計9勝を挙げており、ダートへの適性を色濃く反映しています。(※2)

母父馬 勝率 複勝率
キングカメハメハ 13.6% 31.8%
スペシャルウィーク 11.8% 41.2%

ニックス傾向

「ナスルーラ・ボールドルーラー系×ミスプロ系(KM系除く)」が勝率60.0%と突出した相性の良さを見せています。
また「ストームバード系×ミスプロ系(KM系除く)」も複勝率50.0%と非常に高い期待値を誇ります。

ニックス 勝率 複勝率
ナスルーラ・ボールドルーラー系×ミスプロ系(KM系除く) 60.0% 60.0%
ストームバード系×ミスプロ系(KM系除く) 20.0% 50.0%

生産者別

ノーザンファーム産馬が最多の複勝圏内を確保していますが、特定の巨大牧場が独占しているわけではありません。
日進牧場やヤナガワ牧場など多様な生産者が勝ち星を挙げています。

生産者 着別度数 勝率 複勝率
ノーザンファーム 1- 2- 1- 10 7.1% 28.6%
日進牧場 1- 0- 1- 2 25.0% 50.0%




まとめ|プロキオンステークスの2026年の狙い方

過去10年のデータを総括した、今年の狙い目は以下の通りです。

  • 最強の4歳世代を狙え:勝率20.7%を誇る4歳馬が主軸。
  • 「5番人気」が単勝の妙味:1番人気以上の勝率を叩き出す5番人気は必ずチェック。
  • 馬体重460kg以上の大型馬から:パワー不足の軽量馬は消し。
  • 昇級組と距離変更組が熱い:前走3勝クラス勝ち馬や、距離に変化のある馬に注目。
  • 血統は「キズナ・ヘニーヒューズ」:主流のダート血統に「ナスルーラ・ボールドルーラー系×ミスプロ系(KM系除く)」のニックス。
  • 枠順は極端に:内枠の3番か外枠の16番が勝ち馬候補。

【2026年結果検証】
脚質・位置取り別に見ると、1着から3着馬が先行脚質で占め、過去10年データの前走脚質で記載した「前々でレースを進める馬が圧倒的に有利」通りの結果となりました。
中団以降の追い込み馬はやや苦戦傾向です。


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【データ出典】当ブログのデータは、TARGET(競馬)を使用しJRA公式競馬データを分析しています。

参考リンク
JRA公式サイト(日本中央競馬会)
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更新履歴

    • 2026年1月12日:初回公開、過去10年データを掲載(コースに関わる項目は京都ダート1800mオープン・重賞[2016~2025]、その他はプロキオンS[2016~2025])
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