本記事では、プロキオンステークス2026の予想を中心に、過去10年データ(時期や距離、競馬場など違いますので、コースに関わる項目は京都ダート1800mオープン・重賞のデータ、その他の項目はプロキオンSのデータを使用)をもとに好走傾向と狙い方を整理しています。
データ特化型の分析をベースに、最終予想の判断材料として活用できる内容をまとめました。
プロキオンステークス2026予想|現時点の見解
本記事の予想は、過去10年データから見える好走傾向をもとに整理しています。
※本記事は、レース週を通して段階的に更新します。
- 月曜日:出走予定馬(登録馬)の血統・前走データ
- 枠順確定後:全頭診断
- レース前日:好走馬順位表、最終予想(印・狙い馬)
プロキオンステークスの基本データ傾向(過去10年)
まずはレースの全体像を把握するため、人気・枠順・年齢といった基礎的な項目から過去10年の傾向を分析します。
なお、使用したデータは以下の※印で示します。
※1:プロキオンSの過去10年のデータ。
※2:京都ダート1800mのオープン・重賞の過去10年(2016.5.22~2025.11.9)のデータ。
ラップギア別レース傾向(過去10年)
上がり3Fのラップ変化からラップギアで分類すると、
消耗戦:4回
平坦戦:17回
瞬発戦:7回
となっています。
京都ダート1800mの重賞・オープンクラスでは、平坦戦が17回と圧倒的な頻度で発生しており、レースの主流であることが明確です。
消耗戦が4回に対して瞬発戦が7回とやや上回っていますが、基本的には淀みのないラップを刻み続ける持続力勝負になりやすい傾向にあります。
このコースでは、極端な消耗戦に耐える力よりも、高い巡航速度を維持しながら最後までしぶとく伸び続けられる、平坦戦への高い適性を持つ馬を軸に据えるのが正攻法といえるでしょう。(※2)
※ラップギアとは、レース終盤(上がり3F)のラップタイムの加速・減速によってレース質を分類する指標。
人気別データ(過去10年)
1番人気は複勝率60.0%と軸としての安定感はありますが、特筆すべきは5番人気の勝率40.0%という驚異的な数値です。
上位人気が総崩れすることは少ないものの、勝ち馬に関しては中穴クラスの激走が目立ちます。(※1)
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 2- 4- 0- 4 | 20.0% | 60.0% | 60.0% |
| 2番人気 | 2- 0- 2- 6 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
| 5番人気 | 4- 0- 1- 5 | 40.0% | 40.0% | 50.0% |
| 12番人気 | 0- 0- 3- 7 | 0.0% | 0.0% | 30.0% |
馬番別データ
内枠の3番(勝率17.9%)と、大外の16番(勝率21.4%)が極めて好調です。
極端な枠から勝ち馬が出る傾向にあり、複勝率では7番の35.7%がトップ。
全馬番の成績は以下の通りです。(※2)
| 馬番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番 | 2- 1- 0- 25 | 7.1% | 10.7% | 10.7% |
| 2番 | 0- 3- 1- 24 | 0.0% | 10.7% | 14.3% |
| 3番 | 5- 1- 2- 20 | 17.9% | 21.4% | 28.6% |
| 4番 | 2- 4- 2- 19 | 7.4% | 22.2% | 29.6% |
| 5番 | 0- 5- 2- 21 | 0.0% | 17.9% | 25.0% |
| 6番 | 1- 2- 4- 21 | 3.6% | 10.7% | 25.0% |
| 7番 | 2- 3- 5- 18 | 7.1% | 17.9% | 35.7% |
| 8番 | 3- 0- 2- 23 | 10.7% | 10.7% | 17.9% |
| 9番 | 1- 0- 2- 24 | 3.7% | 3.7% | 11.1% |
| 10番 | 1- 3- 0- 20 | 4.2% | 16.7% | 16.7% |
| 11番 | 1- 2- 1- 18 | 4.5% | 13.6% | 18.2% |
| 12番 | 2- 0- 2- 16 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
| 13番 | 1- 2- 2- 14 | 5.3% | 15.8% | 26.3% |
| 14番 | 2- 1- 2- 13 | 11.1% | 16.7% | 27.8% |
| 15番 | 2- 1- 1- 13 | 11.8% | 17.6% | 23.5% |
| 16番 | 3- 0- 0- 11 | 21.4% | 21.4% | 21.4% |
年齢別データ(過去10年)
若い力が台頭するレースであり、4歳馬が勝率20.7%、連対率31.0%と他世代を圧倒しています。
7歳以上の高齢馬は過去10年で勝利がなく、苦戦を強いられています。(※1)
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 4歳 | 6- 3- 0- 20 | 20.7% | 31.0% | 31.0% |
| 5歳 | 1- 3- 5- 34 | 2.3% | 9.3% | 20.9% |
| 6歳 | 3- 1- 2- 28 | 8.8% | 11.8% | 17.6% |
| 7歳以上 | 0- 3- 3- 40 | 0.0% | 6.5% | 13.0% |
斤量別データ
56kg組と57kg組が馬券圏内の大半を占める標準的な決着が多い中、59kgを背負う実力馬が出走すれば勝率100%(分母1)と格の違いを見せています。(※1)
| 斤量 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 56kg | 6.3% | 12.5% | 21.3% |
| 57kg | 6.8% | 13.6% | 18.6% |
| 58kg | 0.0% | 9.1% | 9.1% |
| 59kg | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
プロキオンステークスの前走データ(過去10年)
前走の状況が本番にどう影響するか、ステップレースの質や馬体重の変動から勝負気配を探ります。
前走距離別
同距離組よりも「今回延長(勝率10.7%)」や「今回短縮(勝率7.7%)」の馬が好成績。
距離に変化がある馬の複勝率が25.0%と高く、適性の幅が重要になります。(※1)
| 前走距離 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 同距離 | 4.1% | 6.8% | 13.5% |
| 今回延長 | 10.7% | 17.9% | 25.0% |
| 今回短縮 | 7.7% | 19.2% | 25.0% |
前走クラス別
前走3勝クラスを勝ち上がってきた馬が勝率18.2%と勢いを見せています。
また、サンプルは少ないもののG1組の複勝率66.7%は無視できない格の高さです。(※1)
| 前走クラス | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 3勝クラス | 18.2% | 27.3% | 27.3% |
| OPEN非L | 5.5% | 6.8% | 17.8% |
| G3 | 4.8% | 19.0% | 19.0% |
前走着順・着差別
前走1着だった馬の安定感が光る一方、前走で0.2秒差以内の惜敗を喫していた馬も複勝率35.7%と高く、巻き返しに要注意です。(※1)
| 前確定着順 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 同級1着 | 15.0% | 40.0% |
| 下級1着 | 18.2% | 27.3% |
| 負0.1〜0.2秒 | 14.3% | 35.7% |
前走脚質別
逃げ・先行馬が計16勝を挙げており、前々でレースを進める馬が圧倒的に有利です。
上がり6位以下の馬が12勝していることからも、直線勝負よりは持続力が問われます。(※2)
| 前走脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 平地・逃げ | 5- 5- 5- 32 | 10.6% | 21.3% | 31.9% |
| 平地・先行 | 11- 8- 13- 88 | 9.2% | 15.8% | 26.7% |
| 平地・中団 | 8- 10- 6- 105 | 6.2% | 14.0% | 18.6% |
| 平地・後方 | 3- 4- 3- 72 | 3.7% | 8.5% | 12.2% |
| 平地・マクリ | 1- 0- 1- 0 | 50.0% | 50.0% | 100.0% |
| 3F 1位 | 5- 6- 5- 37 | 9.4% | 20.8% | 30.2% |
| 3F 2位 | 2- 6- 4- 27 | 5.1% | 20.5% | 30.8% |
| 3F 3位 | 2- 0- 4- 29 | 5.7% | 5.7% | 17.1% |
| 3F 4〜5位 | 3- 5- 7- 31 | 6.5% | 17.4% | 32.6% |
| 3F 6位〜 | 12- 8- 6- 134 | 7.5% | 12.5% | 16.3% |
前走馬体重別
480kg〜499kgの層が10勝とボリュームゾーンになっており、460kg以上の大型馬が全勝利を占めています。
パワフルな体格が必須条件です。(※2)
| 前走馬体重 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 460〜479kg | 9.3% | 20.4% | 25.9% |
| 480〜499kg | 7.0% | 16.1% | 27.3% |
| 500〜519kg | 6.3% | 10.4% | 16.7% |
前走斤量別
「斤量増減なし」の馬が勝率11.3%と最も効率的。
今回増となる馬は勝率2.7%と苦戦傾向にありますが、2kg以上の大幅減があれば複勝率が向上します。
| 斤量増減 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|
| 増減無し | 11.3% | 18.9% |
| 今回増 | 2.7% | 10.8% |
| 今回減 | 4.7% | 9.4% |
プロキオンステークスの血統データ・生産者分析(過去10年)
血統面ではパワーとスピードのバランスが重要。
特定のニックス(相性)や生産者の傾向を探ります。
種牡馬別データ
キズナとヘニーヒューズが各3勝を挙げ、勝率・複勝率ともに高いレベルで拮抗しています。ストームバード系種牡馬の勝率14.0%も特筆すべきポイントです。(※2)
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| キズナ | 3- 2- 1- 10 | 18.8% | 37.5% |
| ヘニーヒューズ | 3- 0- 0- 11 | 21.4% | 21.4% |
| Majestic Warrior | 2- 0- 0- 0 | 100.0% | 100.0% |
母父別データ
母父キングカメハメハ(キングマンボ(KM)系)が3勝をマーク。
母父の系統としてはミスプロ系(KM系除く) が計9勝を挙げており、ダートへの適性を色濃く反映しています。(※2)
| 母父馬 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|
| キングカメハメハ | 13.6% | 31.8% |
| スペシャルウィーク | 11.8% | 41.2% |
ニックス傾向
「ナスルーラ・ボールドルーラー系×ミスプロ系(KM系除く)」が勝率60.0%と突出した相性の良さを見せています。
また「ストームバード系×ミスプロ系(KM系除く)」も複勝率50.0%と非常に高い期待値を誇ります。
| ニックス | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|
| ナスルーラ・ボールドルーラー系×ミスプロ系(KM系除く) | 60.0% | 60.0% |
| ストームバード系×ミスプロ系(KM系除く) | 20.0% | 50.0% |
生産者別
ノーザンファーム産馬が最多の複勝圏内を確保していますが、特定の巨大牧場が独占しているわけではありません。
日進牧場やヤナガワ牧場など多様な生産者が勝ち星を挙げています。
| 生産者 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| ノーザンファーム | 1- 2- 1- 10 | 7.1% | 28.6% |
| 日進牧場 | 1- 0- 1- 2 | 25.0% | 50.0% |
まとめ|プロキオンステークスの2026年の狙い方
過去10年のデータを総括した、今年の狙い目は以下の通りです。
- 最強の4歳世代を狙え:勝率20.7%を誇る4歳馬が主軸。
- 「5番人気」が単勝の妙味:1番人気以上の勝率を叩き出す5番人気は必ずチェック。
- 馬体重460kg以上の大型馬から:パワー不足の軽量馬は消し。
- 昇級組と距離変更組が熱い:前走3勝クラス勝ち馬や、距離に変化のある馬に注目。
- 血統は「キズナ・ヘニーヒューズ」:主流のダート血統に「ナスルーラ・ボールドルーラー系×ミスプロ系(KM系除く)」のニックス。
- 枠順は極端に:内枠の3番か外枠の16番が勝ち馬候補。
過去データをもとにした分析記事を随時更新しています。
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【データ出典】当ブログのデータは、TARGET(競馬)を使用しJRA公式競馬データを分析しています。
参考リンク:
JRA公式サイト(日本中央競馬会)
―過去のレース結果や競馬場情報を確認できます。
更新履歴
-
- 2026年1月12日:初回公開、過去10年データを掲載(コースに関わる項目は京都ダート1800mオープン・重賞[2016~2025]、その他はプロキオンS[2016~2025])

