有馬記念2025予想|過去10年データから見る傾向と狙い方

最終更新日:2025年12月28日

いよいよ年末のグランプリレース、有馬記念2025が近づいてきました。
本記事では、2015年から2024年までの有馬記念過去10年データを徹底的に分析し、レースの特徴や傾向を整理します。

人気傾向、馬場状態、前走ローテーション、血統データなど、さまざまな角度から好走馬に共通するポイントを網羅。
過去データをもとに、有馬記念の傾向資料としてご活用いただける内容にまとめています。

有馬記念を理解するうえで、データ分析の参考としてぜひご覧ください。

有馬記念 データ予想




有馬記念2025予想

本記事はレース2週間前時点の傾向分析を中心に構成しており、
出走予定馬の確定後、全頭診断・好走馬順位表・最終予想を順次追記していきます。

有馬記念2025予想:出走予定馬(登録馬)

血統と前走データを掲載しています。

馬名 性齢 斤量 母父 1走前 クラス Tr 距離 確定 着差 斤量 体重 決手 3F順
アドマイヤテラ 牡4 58 レイデオロ ハーツクライ JCG1 G1 2400 中止 —- 58 494    
アラタ 牡8 58 キングカメハメハ ハーツクライ 福島記念HG3 G3 2000 4着 0.5 58.5 484 先行 10
エキサイトバイオ 牡3 56 レイデオロ ゼンノロブロイ 菊花賞G1 G1 3000 3着 0.4 57 480 先行 8
エルトンバローズ 牡5 58 ディープブリランテ ブライアンズタイム マイルチG1 G1 1600 5着 0.4 58 520 先行 13
コスモキュランダ 牡4 58 アルアイン Southern Image JCG1 G1 2400 9着 1.6 58 522 先行 12
サンライズアース 牡4 58 レイデオロ マンハッタンカフェ JCG1 G1 2400 15着 2.7 58 530 先行 14
サンライズジパング 牡4 58 キズナ Zoffany チャンピG1 G1 1800 8着 1.1 58 524 中団 7
シュヴァリエローズ 牡7 58 ディープインパクト Sevres Rose メルCG1 G1 3200 23着 5.5 55.5 不明  
$シンエンペラー 牡4 58 Siyouni Galileo JCG1 G1 2400 8着 1.1 58 498 中団 8
ジャスティンパレス 牡6 58 ディープインパクト Royal Anthem JCG1 G1 2400 5着 0.6 58 470 後方 4
スティンガーグラス 牡4 58 キズナ Not For Sale アルゼンHG2 G2 2500 2着 0.1 57 474 差し 6
タスティエーラ 牡5 58 サトノクラウン マンハッタンカフェ JCG1 G1 2400 7着 0.8 58 502 中団 6
ダノンデサイル 牡4 58 エピファネイア Congrats JCG1 G1 2400 3着 0.5 58 508 差し 5
ディマイザキッド 牡4 58 ディーマジェスティ ファスリエフ アルゼンHG2 G2 2500 3着 0.1 56 464 差し 3
ビザンチンドリーム 牡4 58 エピファネイア ジャングルポケット 凱旋門G1 G1 2400 5着 0.9 59.5 不明  
ヘデントール 牡4 58 ルーラーシップ ステイゴールド 天皇賞春G1 G1 3200 1着 -0.0 58 478 差し 2
マイネルエンペラー 牡5 58 ゴールドシップ ロージズインメイ 天皇賞春G1 G1 3200 5着 1.0 58 488 逃げ 6
ミステリーウェイ セ7 58 ジャスタウェイ High Chaparral アルゼンHG2 G2 2500 1着 -0.1 56 500 逃げ 11
ミュージアムマイル 牡3 56 リオンディーズ ハーツクライ 天皇賞秋G1 G1 2000 2着 0.1 56 500 差し 3
メイショウタバル 牡4 58 ゴールドシップ フレンチデピュティ 天皇賞秋G1 G1 2000 6着 0.2 58 508 逃げ 11
ライラック 牝6 56 オルフェーヴル キングカメハメハ エリザベG1 G1 2200 3着 0.4 56 456 追込 1
レガレイラ 牝4 56 スワーヴリチャード ハービンジャー エリザベG1 G1 2200 1着 -0.3 56 480 差し 1

有馬記念2025予想:全頭診断

有馬記念の枠順が確定しましたので、出走馬の全頭診断を掲載します。

馬番 評価 馬名 評価コメント(データ特化分析)
1 C エキサイトバイオ 牡3歳、前走菊花賞(G1)3着。
着差0.4、先行脚質、馬体重480kgと好走条件に合致。
56kgの斤量恩恵もあり、内枠を活かせれば複勝圏内。
2 D シンエンペラー 前走JC(G1)8着、着差1.1。
498kgの馬格は良いですが、前走G1での大敗データが響きます。
上がり8位と末脚の爆発力にも欠ける評価です。
3 E ジャスティンパレス 牡6歳。
前走JC(G1)5着(着差0.6)。
470kgの馬体重は本レースの好走ボリューム層を下回り、高齢馬の勝率データも極めて低いです。
4 A ミュージアムマイル 牡3歳、前走天皇賞秋(G1)2着(着差0.1)。
上がり3位、馬体重500kgと完璧なデータ。
母父ハーツクライの血統も中山適性が高く本命候補。
5 B レガレイラ 牝4歳、前走エリザベス女王杯(G1)1着。
着差-0.3(勝0.3)、上がり1位。
牝馬の好走傾向に合致し、差しが決まる展開なら逆転まで。
6 C メイショウタバル 前走天皇賞秋(G1)6着(着差0.2)。
逃げ脚質で508kgの大型馬。
スタミナが問われる中山2500mは父ゴールドシップの血が活きる舞台。
7 E サンライズジパング 前走ダートG1(チャンピオンズC)8着。
間隔3週のローテは複勝率0.0%の死角。
524kgの馬格はあっても芝のG1では厳しいデータ。
8 E シュヴァリエローズ 牡7歳。
前走海外G1で5.5秒差の大敗。
馬体重462kgと小柄で、高齢かつ前走内容からも強調できるデータが一つもありません。
9 A ダノンデサイル 前走JC(G1)3着。
エピファネイア産駒の有馬好相性に加え、馬番9番は複勝率30%。
508kg、間隔4週と隙がなく、対抗・軸に最適。
10 D コスモキュランダ 前走JC(G1)9着(着差1.6)。
522kgとパワーはあるが、前走1秒以上の負けはデータ上壊滅的。
先行してどこまで粘れるか。
11 B ミステリーウェイ 前走アルゼンチン共和国杯(G2)1着。
着差-0.1(勝0.1)、逃げ脚質。
2500mでの勝利実績と500kgの馬格があり、展開次第で残る。
12 D マイネルエンペラー 前走天皇賞春(G1)5着。
最大の問題は間隔34週の休み明け。
過去データでもこれほどの長期休養明けでの好走は極めて稀です。
13 C アドマイヤテラ ※前走JC競走中止のため、2走前を参照しました。
京都大賞典(G2)4着(着差0.3)。
先行して上がり7位。
母父ハーツクライのスタミナは魅力だが、13番枠の外枠不利をどう克服するか。
14 E アラタ 牡8歳。
前走福島記念(G3)4着。
G3組かつ8歳馬、さらに14番枠(複勝率0%)とマイナスデータが重なりすぎ、消しの評価。
15 D エルトンバローズ 前走マイルCS(G1)5着。
1600mからの距離延長は勝率0%。
520kgの大型馬ですが、15番枠の絶望的なデータを覆すのは困難。
16 D タスティエーラ 前走JC(G1)7着(着差0.8)。
実力はありますが、大外16番枠(複勝率0%)を引き当てた時点で統計上の評価は大きく下がります。

※評価基準の凡例(A=高評価、E=低評価)
(注)アドマイヤテラは、前走競走中止の為、前2走前の成績を参照しました。

有馬記念2025予想:👑好走馬順位表

順位 馬番 馬名
1 5 レガレイラ
2 4 ミュージアムマイル
3 9 ダノンデサイル
4 6 メイショウタバル
5 13 アドマイヤテラ
6 2 シンエンペラー
7 3 ジャスティンパレス
8 16 タスティエーラ
9 1 エキサイトバイオ
10 10 コスモキュランダ
11 15 エルトンバローズ
12 12 マイネルエンペラー
13 11 ミステリーウェイ
14 7 サンライズジパング
15 14 アラタ
16 8 シュヴァリエローズ

■この順位表は、全頭診断の評価とJRA-VANのマイニング指数他の複数データを組み合わせて作成しています。

※順位はあくまで参考です。当日のパドックやオッズなども考慮した上で、最終的な判断をし馬券の購入は自己責任でお願いします。

【最終結論】📊データ予想印と選定理由

  • ◎ 本命

    4番 ミュージアムマイル

    診断A評価。
    ランキング2位。
    前走天皇賞秋2着の実績に加え、馬体重500kg、上がり3位と好走データが完璧に揃っています。
    母父ハーツクライの血統背景も中山適性が高く、データ上最も隙のない本命候補です。

  • ◯ 対抗

    9番 ダノンデサイル

    診断A評価。
    ランキング3位。
    前走JC3着とハイレベルな戦いを見せており、エピファネイア産駒の有馬記念における相性の良さ、さらに複勝率30%を誇る9番枠というデータ的な後押しも強力です。

  • ▲ 単穴

    5番 レガレイラ

    診断B評価。
    ランキング1位。
    前走エリザベス女王杯を上がり1位の末脚で快勝。
    牝馬の好走傾向に合致しており、先行勢が苦しくなる展開なら、自慢の末脚で一気に突き抜ける可能性を秘めています。

  • ☆ 妙味ある馬

    13番 アドマイヤテラ

    診断C評価。
    ランキング5位。
    前走中止の影響は懸念されますが、2走前の京都大賞典4着の内容からスタミナは証明済み。
    外枠という不利はありますが、高配当の使者として期待します。

  • △ 連下1

    2番 シンエンペラー

    診断D評価。
    ランキング6位。
    前走JC8着と大敗データはありますが、498kgの馬格は本レースの好走条件。
    内枠を活かしてロスなく立ち回ることができれば、掲示板以上の食い込みも十分可能です。

  • × 連下2

    1番 エキサイトバイオ

    診断C評価。
    ランキング9位。
    前走菊花賞3着。
    最内1番枠、先行脚質、馬体重480kgと、有馬記念で求められる内枠先行の好走条件に合致しています。
    56kgの斤量恩恵を活かした粘り込みに警戒が必要です。

◎ 4番 ミュージアムマイル
◯ 9番 ダノンデサイル
▲ 5番 レガレイラ
☆ 13番 アドマイヤテラ
△ 2番 シンエンペラー
× 1番 エキサイトバイオ

この記事が皆さんの有馬記念2025予想に少しでもお役に立てれば幸いです!

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有馬記念過去10年傾向分析

基本データ傾向(過去10年)

ここでは、人気別、馬番別、性別、年齢別のデータを見ていきます。

人気別データ

有馬記念の過去10年のデータを見ると、上位人気の信頼度が非常に高い傾向にあります。
特に1番人気の成績は抜群で、このレースの主役として馬券に欠かせません。

人気別集計 (2015-2024)
人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番人気 5- 1- 0- 4/ 10 50.0% 60.0% 60.0%
2番人気 2- 1- 3- 4/ 10 20.0% 30.0% 60.0%
3番人気 1- 1- 3- 5/ 10 10.0% 20.0% 50.0%
4番人気 0- 0- 2- 8/ 10 0.0% 0.0% 20.0%
5番人気 1- 2- 0- 7/ 10 10.0% 30.0% 30.0%
8番人気 1- 1- 0- 8/ 10 10.0% 20.0% 20.0%
※6, 7, 9~16番人気は勝率0.0%または極端に低いため省略

過去10年で**1番人気**は勝率50.0%、連対率60.0%、複勝率60.0%と、圧倒的な信頼度を誇ります。
馬券圏内(複勝率)で見ると、1〜3番人気が非常に堅実で、特に**2番人気**と**3番人気**も複勝率60.0%、50.0%と高いため、基本的には**上位人気**で決まる傾向が強いです。
ただし、4番人気は連対実績がない一方、8番人気が1勝(勝率10.0%)しており、ヒモ荒れの可能性も示唆されます。

馬番別データ

中山芝2500mは内枠有利と言われることもありますが、過去10年の有馬記念の傾向からは、特定の馬番に好走が集中する傾向が見られます。

馬番別集計 (2015-2024)
馬番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番 0- 1- 1- 8/10 0.0% 10.0% 20.0%
2番 1- 0- 1- 7/ 9 11.1% 11.1% 22.2%
3番 0- 2- 0- 8/10 0.0% 20.0% 20.0%
4番 0- 0- 1- 9/10 0.0% 0.0% 10.0%
5番 1- 1- 1- 7/10 10.0% 20.0% 30.0%
6番 1- 0- 0- 9/10 10.0% 10.0% 10.0%
7番 1- 0- 2- 7/10 10.0% 10.0% 30.0%
8番 2- 0- 0- 8/10 20.0% 20.0% 20.0%
9番 2- 1- 0- 7/10 20.0% 30.0% 30.0%
10番 1- 1- 1- 7/10 10.0% 20.0% 30.0%
11番 1- 0- 1- 8/10 10.0% 10.0% 20.0%
12番 0- 1- 0- 9/10 0.0% 10.0% 10.0%
13番 0- 0- 1- 9/10 0.0% 0.0% 10.0%
14番 0- 1- 0- 9/10 0.0% 10.0% 10.0%
15番 0- 0- 1- 9/10 0.0% 0.0% 10.0%
16番 0- 2- 0- 8/10 0.0% 20.0% 20.0%

勝利数は**8番**と**9番**が2勝ずつでトップ(勝率20.0%)であり、特に**9番**は連対率30.0%、複勝率30.0%と好成績です。
複勝率で見ると、**5番、7番、9番、10番**といった**中枠**が好走傾向にあります。
全体として、馬番2〜11番の中枠〜外目の枠からまんべんなく勝ち馬が出ていますが、12番以降の**外枠**は勝利がなく、特に13番、15番は複勝率が低く苦戦傾向にあります。

性別・年齢別データ

有馬記念の過去10年の傾向から、好走する馬の年齢層と性別に明確な偏りが見られます。
特に**若い馬**と**牝馬**の活躍が目立ちます。

性別集計 (2015-2024)
性別 着別度数 勝率 連対率 複勝率
牡・セン馬 7- 7- 8- 98/120 5.8% 11.7% 18.3%
牝馬 3- 3- 2- 31/ 39 7.7% 15.4% 20.5%

有馬記念は牝馬にとって厳しいイメージもありますが、過去10年データでは**牝馬**が勝率、連対率、複勝率のすべてで**牡・セン馬を上回って**います。
出走頭数が少ないながらも、効率よく好走しているため、出走してきた牝馬は積極的に狙うべきです。

年齢別集計 (2015-2024)
年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
3歳 5- 2- 3- 16/ 26 19.2% 26.9% 38.5%
4歳 3- 5- 1- 34/ 43 7.0% 18.6% 20.9%
5歳 2- 2- 5- 44/ 53 3.8% 7.5% 17.0%
※6歳以上の馬は勝率0.0%または複勝率が極端に低いため省略 (7歳以上は複勝率0.0%)

年齢別では、**3歳馬**が勝率19.2%、複勝率38.5%と、すべての率でトップを記録しています。
中心となるのはこの**3〜5歳**の馬たちで、6歳馬になると成績は急激に落ち、**7歳以上**の馬は過去10年で一度も馬券に絡んでいません。
データ上、高齢馬の取捨は容易です。

有馬記念 前走レース分析

前走データ傾向(過去10年)

有馬記念を好走する馬は、前走のレース内容やクラスに明確な傾向が見られます。
特に注目すべきは**長距離G1**を経由した馬です。




前走距離別

前走平地距離別集計 (2015-2024)
前走距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
2000m 3- 2- 1- 25/ 31 9.7% 16.1% 19.4%
2400m 2- 5- 5- 53/ 65 3.1% 10.8% 18.5%
3000m 2- 1- 3- 11/ 17 11.8% 17.6% 35.3%
※その他の距離は勝率が極端に低いため省略 (前走2200m組は1勝)

有馬記念は中山2500mという特殊な舞台で行われるため、前走の距離適性が重要です。
特に勝率・複勝率が最も高いのは、菊花賞を経由した**3000m組**で、複勝率は35.3%と非常に優秀です。
2400m(ジャパンCなど)組は最多の出走数を誇りますが、勝利にはやや苦戦しており、長距離適性を持つ馬を高く評価すべきです。

前走クラス別

有馬記念は暮れのグランプリであり、出走馬の**格の高さ**が問われます。この傾向は前走クラスのデータに如実に表れています。

前走クラス別集計 (2015-2024)
前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率
G2 1- 0- 0- 22/ 23 4.3% 4.3% 4.3%
G1 8- 8- 9- 88/113 7.1% 14.2% 22.1%
※G3以下のクラスは複勝率0.0%のため省略 (前走G2組は1勝)

過去10年の勝ち馬10頭中、**9勝**が前走**G1レース**からの参戦であり、G1組の信頼度は圧倒的です。(※1頭は海外G1)
前走G1組は複勝率22.1%を誇り、基本的に**G1を経由してきた馬**が中心となることを示しています。
G3以下からの臨戦馬は複勝率0.0%であり、格の違いが結果に直結する傾向があります。

前走着順・着差別~惜敗組の巻き返しに注意~

前走で勝利している馬はもちろん強いですが、有馬記念では前走で負けていても、その着差が僅かであれば大いに巻き返すチャンスがあります。

前確定着順別集計(抜粋)(2015-2024)
前走着順 着別度数 勝率 連対率 複勝率
同級1着 5- 2- 4- 26/ 37 13.5% 18.9% 29.7%
同級4着 2- 0- 2- 7/ 11 18.2% 18.2% 36.4%
同級5着 1- 1- 1- 5/ 8 12.5% 25.0% 37.5%

前走で**1着**だった馬が5勝を挙げていますが、前走**4着(勝率18.2%)**や**5着(複勝率37.5%)**だった馬も高い確率で巻き返しています。
特に5着惜敗組は複勝率が最も高く、前走で僅かに敗れた馬を軽視すべきではありません。
前走で**6着以下**に敗れていると、複勝率は急激に下がり、馬券に絡むことは困難になります。

前走着差別集計(抜粋)(2015-2024)
前走着差 着別度数 勝率 連対率 複勝率
勝0.1~0.2 2- 1- 1- 10/ 14 14.3% 21.4% 28.6%
負0.1~0.2 2- 1- 1- 14/ 18 11.1% 16.7% 22.2%
負0.3~0.5 2- 2- 0- 17/ 21 9.5% 19.0% 19.0%

着差のデータを見ると、前走で僅差の勝利(勝0.1~0.5)をしている馬の勝率が高いですが、負けている場合でも、着差が**0.5秒以内**であれば、連対率19.0%前後と高い確率で巻き返しています。
つまり、**前走で大敗していない**ことが重要であり、僅差の勝負を経験してきた馬が強いと言えます。

前走脚質データ~中団からの末脚が有利~

中山のトリッキーなコースで行われる有馬記念では、前走でどのような脚質を使っていたかという点も重要なファクターになります。
最後の直線で活きる**末脚**の質が求められる傾向が見られます。

前走脚質別集計 (2015-2024)
前走脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 1- 1- 0- 9/ 11 9.1% 18.2% 18.2%
平地・先行 1- 2- 3- 32/ 38 2.6% 7.9% 15.8%
平地・中団 6- 4- 4- 53/ 67 9.0% 14.9% 20.9%
平地・後方 1- 0- 2- 23/ 26 3.8% 3.8% 11.5%
平地・マクリ 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3%
前走脚質別集計(3F順位)(2015-2024)
3F順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率
3F 1位 2- 2- 3- 18/ 25 8.0% 16.0% 28.0%
3F 2位 3- 1- 1- 14/ 19 15.8% 21.1% 26.3%
3F 3位 1- 0- 3- 9/ 13 7.7% 7.7% 30.8%
3F 4~5位 1- 1- 0- 22/ 24 4.2% 8.3% 8.3%
3F 6位~ 2- 4- 2- 56/ 64 3.1% 9.4% 12.5%

**平地・中団(差し)**からの競馬をした馬が最多の6勝を挙げており、最も軸にしやすい傾向にあります。
そして、最も重要なポイントは、前走で**上がり3ハロン上位**の末脚を使っていることです。
特に**3F 2位**の馬が勝率15.8%、連対率21.1%で最も高い確率で勝利しています。
先行馬は出走数は多いものの苦戦傾向にあり、中山の急坂を登り切るための鋭い末脚が求められます。

前走馬体重・斤量別データ~大型馬と斤量減が好機~

馬のサイズと、前走から斤量がどう変化するかという点も、有馬記念の好走傾向に大きく関わってきます。

前走馬体重別集計(抜粋)(2015-2024)
馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率
480~499kg 3- 3- 1- 33/ 40 7.5% 15.0% 17.5%
520~539kg 1- 1- 2- 6/ 10 10.0% 20.0% 40.0%
540kg~ 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%

馬体重では**480~499kg**の馬が最多の3勝を挙げていますが、注目すべきは**520~539kg**の馬で、複勝率が**40.0%**と最も高い好走率を誇ります。
また、540kg以上の大型馬も勝率50.0%を記録しており、総じて有馬記念では**中〜大型の馬**を高く評価するべきでしょう。

前走斤量別集計(抜粋)(2015-2024)
前走斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率
今回増 1- 1- 0- 23/ 25 4.0% 8.0% 8.0%
今回減 6- 6- 6- 51/ 69 8.7% 17.4% 26.1%
今回2~2.5kg減 3- 2- 2- 14/ 21 14.3% 23.8% 33.3%

有馬記念の過去10年では、前走から**斤量減**となる馬が圧倒的に優秀な成績を残しています(複勝率26.1%)。
特に前走から**2.0~2.5kg減**となる馬は、勝率14.3%、複勝率33.3%と、非常に高い好走率を示しており、斤量軽化の恩恵を最大限に活かせる馬を狙うのが定石です。




血統データ・生産者分析(過去10年)~穴は非主流系にあり~

長距離のスタミナと中山のトリッキーなコースに対応できるパワーが求められる有馬記念の**血統傾向**を分析します。
定番の主流血統に加え、穴をあける系統にも注目です。

種牡馬

種牡馬別集計(抜粋)(2015-2024)
種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ハーツクライ 2- 0- 2- 10/14 14.3% 14.3% 28.6%
ディープインパクト 1- 2- 2- 23/28 3.6% 10.7% 17.9%
スクリーンヒーロー 1- 1- 1- 1/ 4 25.0% 50.0% 75.0%

サンデーサイレンス系の馬が中心ですが、勝利数トップは**ハーツクライ**の2勝です。
注目は、**スクリーンヒーロー**産駒(複勝率75.0%)や**バゴ**産駒(複勝率66.7%)といった**非主流系**からも高い確率で馬券に絡んでいる点です。
系統別では、**ターントゥ・ロベルト他系**が勝率15.4%、複勝率46.2%と、率の上で非常に優秀であり、ロベルト系の血を持つ馬は穴馬候補として見逃せません。

母父

母父馬系統別集計(抜粋)(2015-2024)
母父馬系統 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ナス・プリンスリーギフト系 1- 1- 1- 0/ 3 33.3% 66.7% 100.0%
ネイティヴダンサー系 2- 0- 1- 1/ 4 50.0% 50.0% 75.0%
サンデーサイレンス系 1- 2- 1- 31/35 2.9% 8.6% 11.4%

母父馬では、**母父ナス・プリンスリーギフト系**(サクラバクシンオーなど)が複勝率100.0%と好走率トップです。
中山のタイトなコースに対応するための**スピードや機動力**を補給する血統が重要であることが分かります。
逆に母父にサンデーサイレンス系を持つ馬は出走数は最多ですが、率では優秀ではありません。

ニックス

ニックス別集計(抜粋)(2015-2024)
ニックス 着別度数 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 xダンチヒ系 2- 1- 0- 3/ 6 33.3% 50.0% 50.0%
サンデーサイレンス系 xナス・プリンスリーギフト系 1- 1- 1- 0/ 3 33.3% 66.7% 100.0%
ターントゥ・ロベルト他系 xサンデーサイレンス系 1- 1- 1- 5/ 8 12.5% 25.0% 37.5%

最も強力なニックスは、**サンデーサイレンス系 × ダンチヒ系**(父サンデー系、母父ダンチヒ系)です。
このニックスは勝率33.3%、複勝率50.0%と非常に高く、スピードとスタミナを兼ね備えた黄金配合と言えます。
また、**ロベルト他系 × サンデーサイレンス系**も好走率が高く、ロベルト系のパワーも有馬記念では大きな武器になることが分かります。

生産者データ~圧倒的なノーザンファーム、穴は少数精鋭~

近年、競馬界をリードする生産牧場の優位性は有馬記念にも表れています。
しかし、穴をあける生産者にも注目が必要です。

生産者別集計(抜粋)(2015-2024)
生産者 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ノーザンファーム 8- 4- 6- 63/ 81 9.9% 14.8% 22.2%
社台ファーム 0- 4- 1- 14/ 19 0.0% 21.1% 26.3%
ヤナガワ牧場 1- 1- 1- 0/ 3 33.3% 66.7% 100.0%

**ノーザンファーム**生産馬は、過去10年で8勝を挙げており、数の面で圧倒的な強さを見せています。
中心はこの生産牧場の馬となるでしょう。
しかし、**ヤナガワ牧場**や**北勝ファーム**といった少数精鋭の生産者も好走率が非常に高く(複勝率100.0%)、穴をあける場合はこれらの馬を警戒すべきです。
社台ファームも勝ちはないものの、連対率・複勝率は優秀です。




傾向まとめ(好走パターン整理)

  • 【年齢/性別】**3歳馬**の好走率が圧倒的。
    出走してきた**牝馬**は積極的に評価する。
  • 【ローテ/実績】前走は**G1レース**、特に**3000m組**(菊花賞)を高く評価。
  • 【脚質/状態】前走で**上がり3F 2位以内**の末脚を使っている馬。
    前走から**2.0~2.5kg斤量減**となる馬は最注目。
  • 【人気/枠】基本的には**1〜3番人気**が堅実。
    馬番は**中枠(5〜10番)**を高く評価。
  • 【血統】サンデーサイレンス系の中でも**ロベルト系**や**ダンチヒ系**の血を持つ馬、または**ナスルーラ系**のスピードを母系に持つ馬が好走傾向。

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【データ出典】当ブログのデータは、TARGET(競馬)を使用しJRA公式競馬データを分析しています。

参考リンク
JRA公式サイト(日本中央競馬会)
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更新履歴

  • 2025年12月17日:初回公開(2015〜2024年の過去10年データを掲載)
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