本記事では、天皇賞(春)2026(京都芝3200m外)の予想情報をお届けします。
まずはレース週・月曜時点として、出走予定馬(登録馬)の全頭診断と現時点評価を公開します。
今年のメンバー構成や実績比較を早い段階で整理することで、有力馬の立ち位置や狙い馬の方向性が見えてきます。
さらに、現時点の評価から見た有力馬の序列や狙い方の方向性についてもあわせて解説していきます。
なお、枠順確定後には、最終結論・全頭診断・好走馬順位表を追記予定です。
また、天皇賞春2026の傾向や狙い方については、以下のデータ分析記事で詳しく解説しています。
→ 天皇賞春2026データ分析|過去10年傾向と狙い方はこちら
天皇賞春2026 出走予定馬(登録馬)
登録馬一覧表(血統入り)
本項では、出走予定馬(登録馬)の基本プロフィールとして、血統構成(種牡馬・父系統・母父・母父系統)を一覧で掲載しています。
過去10年の血統傾向や好走データについては、データ分析記事で詳しく解説しています。
天皇賞春2026の登録馬は以下の通りです。
| 馬名 | 性齢 | 父 | 父タイプ | 母父 | 母父タイプ |
|---|---|---|---|---|---|
| アクアヴァーナル | 牝5 | エピファネイア | ターントゥ・ロベルト他系 | ディープインパクト | サンデーサイレンス系 |
| アドマイヤテラ | 牡5 | レイデオロ | キングマンボ系 | ハーツクライ | サンデーサイレンス系 |
| エヒト | 牡9 | ルーラーシップ | キングマンボ系 | ディープインパクト | サンデーサイレンス系 |
| クロワデュノール | 牡4 | キタサンブラック | サンデーサイレンス系 | Cape Cross | ダンチヒ系 |
| ケイアイサンデラ | セ6 | シルバーステート | サンデーサイレンス系 | エンパイアメーカー | ミスプロ系(KM系除く) |
| サンライズソレイユ | 牡5 | キズナ | サンデーサイレンス系 | Scat Daddy | ストームバード系 |
| $シンエンペラー | 牡5 | Siyouni | ヌレイエフ系 | Galileo | サドラーズウェルズ系 |
| スティンガーグラス | 牡5 | キズナ | サンデーサイレンス系 | Not For Sale | グレイソブリン系 |
| タガノデュード | 牡5 | ヤマカツエース | キングマンボ系 | ハーツクライ | サンデーサイレンス系 |
| プレシャスデイ | 牡4 | ニューイヤーズデイ | ミスプロ系(KM系除く) | ルーラーシップ | キングマンボ系 |
| ヘデントール | 牡5 | ルーラーシップ | キングマンボ系 | ステイゴールド | サンデーサイレンス系 |
| ホーエリート | 牝5 | ルーラーシップ | キングマンボ系 | ステイゴールド | サンデーサイレンス系 |
| マイネルカンパーナ | 牡6 | ゴールドシップ | サンデーサイレンス系 | Linamix | リファール系 |
| ミステリーウェイ | セ8 | ジャスタウェイ | サンデーサイレンス系 | High Chaparral | サドラーズウェルズ系 |
| ヴェルテンベルク | 牡6 | キタサンブラック | サンデーサイレンス系 | フレンチデピュティ | ヴァイスリージェント系 |
| ヴェルミセル | 牝6 | ゴールドシップ | サンデーサイレンス系 | コンデュイット | ナス・ネヴァーベンド系 |
現時点の注目馬(有力馬ピックアップ)
ここでは、現時点の評価・実績・近走内容をもとに、上位争いが期待される有力馬を厳選して紹介します。
枠順や展開が未確定の段階だからこそ、純粋な地力・適性の比較が重要となります。
まずは現時点での全体像を簡単に整理すると――
※現時点の評価では、ヘデントール・クロワデュノール・スティンガーグラスあたりが上位候補と見ています。
京都競馬場芝3200mコースは、スタートから最初のコーナーまでの距離が長く、計6つのコーナーを回る長距離設定です。
向こう正面から3コーナーにかけての大きな坂を2度越えるため、スタミナと折り合いの技術が非常に重要視されます。
【ヘデントール】
昨年の天皇賞春を制した現役屈指の長距離砲であり、菊花賞2着やダイヤモンドS1着など3000m超の実績は断トツです。京都芝3200mへの適性は証明済みで、持ち前のスタミナを活かして早めに抜け出す形なら連覇の可能性は極めて高いでしょう。
【クロワデュノール】
日本ダービーと大阪杯を制した世代トップクラスの実力馬で、2400mまでのG1戦線で圧倒的な実績を誇ります。初の3000m超が鍵となりますが、絶対的な能力差を武器に中団から鋭く脚を伸ばせば勝ち負け必至の存在です。
【スティンガーグラス】
前走のダイヤモンドSを制し、芝2500m以上の長距離路線では複勝圏を外さない抜群の安定感を見せています。3400mを勝ち切る高い持久力が最大の強みで、道中折り合いをつけて直線でしぶとく伸びる展開なら重賞連勝に手が届きます。
【アクアヴァーナル】
万葉S1着、阪神大賞典2着と3000m級のレースで底知れない長距離適性を見せており、近走の充実度は目を見張るものがあります。京都の舞台にも柔軟に対応できる操作性の良さがあり、好位でロスなく立ち回ることができれば上位争いは確実です。
【ホーエリート】
ステイヤーズSを制覇し、目黒記念2着やダイヤモンドS5着など、長距離の重賞戦線で常に上位へ食い込むタフさが魅力です。豊富なスタミナに裏打ちされた先行力が勝ちパターンで、早めのスパートから粘り込む形なら波乱を演出するでしょう。
【アドマイヤテラ】
阪神大賞典で重賞初制覇を飾るなど、2500m以上の長距離戦では崩れない堅実な先行力が大きな武器です。G1の壁を突破する地力も備わりつつあり、前走同様にスムーズな先行策から押し切る形なら金星を挙げるチャンスがあります。
出走予定馬 全頭診断・現時点評価
出走予定馬を対象に、実績・近走5走内容・適性をもとに総合評価を行います。
① 出走予定馬紹介
【アクアヴァーナル】
直近5走で3000mの長距離戦を3度経験し、万葉S1着、阪神大賞典2着と高い距離適性を見せています。3勝クラスからの連勝を含む近走の安定感は抜群で、京都の長距離戦にも対応可能です。
【アドマイヤテラ】
前走の阪神大賞典で重賞初制覇を飾り、目黒記念でも勝利を挙げるなど、芝2500m以上の距離で実績を積んでいます。G1の有馬記念では大敗しましたが、G2以下の長距離戦では先行して崩れない強みがあります。
【エヒト】
近5走は芝1800mから2500mの重賞を歩んでおり、AJCCでの3着が最高実績となります。中距離から2500mまで幅広く出走していますが、3000mを超えるマラソンレースへの出走実績は近走ではありません。
【クロワデュノール】
前走の大阪杯を制したG1馬であり、日本ダービーも勝利している世代屈指の実力馬です。2400mまでのG1実績は十分ですが、3000mを超える距離は今回が初めての経験となります。
【ケイアイサンデラ】
芝のオープン・重賞で苦戦が続いており、前走では障害未勝利戦に出走し11着に敗れています。京都大賞典や日経新春杯でも二桁着順となっており、近走の芝レースでの安定感に欠ける現状です。
【サンライズソレイユ】
長距離重賞の阪神大賞典や目黒記念に出走していますが、いずれも掲示板外の結果に終わっています。直近5走すべてで二桁着順かそれに近い敗戦を喫しており、重賞実績では他馬に一歩譲る内容です。
【シンエンペラー】
海外G1のネオムターフCで4着、アイルランドCSで6着など、国内外の最高峰の舞台で戦っています。国内G1でも有馬記念やジャパンカップに出走していますが、2500mを超える距離での好走実績は乏しい状況です。
【スティンガーグラス】
前走のダイヤモンドSを勝利し、3400mの長距離適性を証明した新鋭のステイヤーです。アルゼンチン共和国杯2着、札幌日経OP1着と、芝2500m以上のレースでは極めて安定した成績を残しています。
【タガノデュード】
前走の大阪杯で4着と健闘し、小倉大賞典では重賞勝利を挙げるなど、中距離での勢いが目立ちます。3勝クラスを勝ち上がってからの近走は非常に安定していますが、3000m以上の距離経験はありません。
【プレシャスデイ】
直近5走のうち4走がダートのレースであり、芝の長距離戦は前走の松籟S(3勝クラス)4着のみです。ダート2400mでの勝利実績はありますが、芝のG1級相手の長距離戦においては実績不足が否めません。
【ヘデントール】
昨年の天皇賞春を制した当レースの覇者であり、菊花賞2着、ダイヤモンドS1着と長距離実績は現役屈指です。前走の京都記念こそ8着に敗れましたが、3200mの舞台では最上位の実績を誇ります。
【ホーエリート】
ステイヤーズSを制し、ダイヤモンドSでも5着に食い込むなど、3000m超のレースで高い適性を示しています。目黒記念2着の実績もあり、長距離の重賞戦線では常に安定した走りを見せています。
【マイネルカンパーナ】
ステイヤーズS2着、札幌日経OP3着と、長距離のオープン・重賞で善戦を続けています。前走のダイヤモンドSは7着でしたが、芝2600m以上の距離であれば大崩れせず、安定したスタミナを誇ります。
【ミステリーウェイ】
アルゼンチン共和国杯と丹頂Sを連勝した実績がありますが、G1の有馬記念や前走の日経賞では大敗を喫しています。逃げの脚質が持ち味ですが、長距離のG1のペースでどこまで粘れるかが課題です。
【ヴェルテンベルク】
3勝クラスのストーリアHを勝ち上がった後、ダイヤモンドS4着、ステイヤーズS6着と重賞でも健闘しています。2000mから3600mまで幅広い距離をこなしていますが、重賞での馬券圏内実績はまだありません。
【ヴェルミセル】
京都大賞典3着の実績があるものの、近走の長距離重賞では2桁着順を含む敗戦が続いています。3000m級のレースには複数回出走していますが、掲示板入りの実績はなく、近走の勢いも控えめです。
② 出走予定馬の近5走からの全頭診断評価
馬名:アクアヴァーナル
評価:B
合計点:8点
短評:長距離適性が非常に高く近走も極めて安定。
馬名:アドマイヤテラ
評価:B
合計点:7点
短評:長距離重賞実績があり先行力も魅力。
馬名:エヒト
評価:D
合計点:4点
短評:中距離実績はあるが距離延長に不安あり。
馬名:クロワデュノール
評価:B
合計点:8点
短評:G1を2勝の実績最上位だが距離が課題。
馬名:ケイアイサンデラ
評価:E
合計点:1点
短評:芝レースでの実績不足が顕著。
馬名:サンライズソレイユ
評価:E
合計点:2点
短評:重賞では力不足で近走内容も厳しい。
馬名:シンエンペラー
評価:C
合計点:5点
短評:G1実績はあるが超長距離への適性は未知数。
馬名:スティンガーグラス
評価:B
合計点:8点
短評:3400m重賞制覇を含む長距離の安定感抜群。
馬名:タガノデュード
評価:C
合計点:6点
短評:中距離での勢いあるが3000m超は初。
馬名:プレシャスデイ
評価:E
合計点:2点
短評:ダート実績が主で芝長距離の経験不足。
馬名:ヘデントール
評価:A
合計点:10点
短評:昨年の覇者で長距離G1実績は断トツ。
馬名:ホーエリート
評価:B
合計点:8点
短評:ステイヤーズS勝ちがありスタミナ豊富。
馬名:マイネルカンパーナ
評価:C
合計点:6点
短評:長距離での善戦目立つが勝ちきれない。
馬名:ミステリーウェイ
評価:C
合計点:5点
短評:重賞勝ちはあるがG1では実績不足。
馬名:ヴェルテンベルク
評価:D
合計点:4点
短評:長距離適性はあるが重賞では力負け。
馬名:ヴェルミセル
評価:D
合計点:3点
短評:過去に重賞好走あるも近走内容が低調。
過去データをもとにした分析記事を随時更新しています。
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【データ出典】当ブログのデータは、TARGET(競馬)を使用しJRA公式競馬データを分析しています。
参考リンク:
JRA公式サイト(日本中央競馬会)
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